菜の花通信

月別アーカイブ: 2014年4月

正木の家のエイプリルフール H26.4

その日は毎月2回開催している太極拳の日でした。
スタッフ3名のみの勤務日で少々バタバタ気味でしたが、6名の方が参加して下さり正木の家の住人さんも2名が参加しました。転倒など、怪我されないように見守り、声掛けをしながら私も一緒に参加しました。
そして毎回恒例の「おやつタイム」参加者様にも手伝ってもらいながら準備していた時、外から一人の女性が入ってこられました。
どなたかの知り合いかと思って、声をかけましたが『△#□※%!?』手には正木の家のポストに届いたであろう郵便物も・・。
それを受け取り「ポストから取って下さったんですか?」『□#△※● ・・おるんだわ!』と、中に入ってこられましたが、なぜか右足だけ裸足。
太極拳の参加者かしら?どなたか知り合いを探しているのかな?と、様子を見守りましたが、お茶とお菓子が用意された席に参加者のごとく着席されたものの、他の方と会話する様子もなく・・。
太極拳の先生に「今見えた方が居るのですがお知り合いですか?」と確認するも「ん ?! 知らないわよ・・」
もしかしたら認知症(徘徊中?)の方かしら?と、そこでやっと様子がおかしいことに気づき、近くで見守ることにしました。
会話をしても「お家は近くですか?」
 『▲□%#※・・野菜なんかがあるだろ』
「買い物??」
『そうそう』  『■#△※車・・□%#▲?!』
「車はそこに止めてあるよ」
『動いとるわ!・・・うん』
あっ!道路の事?と、気づき「たくさん走ってますね~」
なかなか会話が成り立ちません。
それでも、笑顔でおやつのロールケーキはしっかり召し上がっておられました。ただ両手とも手先が「何を付けたの?!」というほど真っ黒。
太極拳参加者の方も驚かれ、話が通じないことに皆さん首をかしげていました。おやつ終了後「ヘルプー!!」と2階のスタッフを呼び、参加者様を送り出し、入居者様2名を誘導した後、急い
で110番しました。警察の方がすぐ来て下さり、捜索願が出されていないか照会してもらうと、すぐに見つかり無事に保護していただけました。 その女性のお宅は、なんと奈良県!あまりの距
離にスタッフもビックリ!
それにしても、どうやって正木まで来たんでしょう??
突然迷い込んでしまったその(おそらく認知症の)おばあちゃん。
私たち介護職員が助けることができ、迷いこんだのが正木の家で良かったと思いました。              (さくら)

今おもうこと  H26.4

2001年8月に創刊したへるぱあさんネット。現在は菜の花通信として発行していますが、制度や置かれている環境が変わったり、大きな災害が起きたり、ときには身近な出来事に感心し
たり・・・。
都度、 心に浮かんだ想いや風景を文字にしてお伝えできれば・・ともがいてきました。タイトルや紙面構成の変更、スタッフの寄稿に支えられながら今日まで、 すでに13年の歳月を数えます。
発行はおおよそ月に一度のペースですから、のべ150回近くになるでしょうか。
少々マンネリ化してきていることは否めず、 新年度ということもあって今月号より紙面を刷新しました。正木の家、松原のいえなどの施設運営に加え、新年度からは(仮称)かなやまの家の計画も始まります。
事業部やそこに関わってくださる人の数が増えるにつれ、 同じ会社なのに他の部門では何が起こっているのか分からない・・・。そんな状態になるのは極力避けたいと思います。また、いつまでも同じ人が寄稿するのではなく、若いスタッフに新しい視点で日々を綴ってもらえたら、 そんな素敵なことはありません。
新しいスタッフも増え、地域福祉サービスの一翼を担う!が菜の花の使命と胸を張って言えるように、新年度も頑張っていきたいと思っています。日ごとしに暖かさも増し、活動しやすい季節を迎えます。
新年度も変わらずお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。 丸山秀樹