菜の花通信

月別アーカイブ: 2014年8月

今宵も松原のいえ

夜の松原のいえ。
みなさん、お部屋で静かにお過ごしかと思いきや、「ヤッター!」「ああっやられ
た」と熱く野球中継を観戦するM様。
「瀬戸はひぐれて~ゆうなみ こなみ~♪」とひとり歌謡ショーで熱唱するH様。
「ヒックリ!ヒックリ!」と特大音量のしゃっくりをくりかえすY様。
廊下を歩くと「ちょっと、おにいさん?」とスタッフを呼びとめるN様。
それぞれが思い思いに更けていく、のいえの夜。

今夜も皆さまよく眠れますように!
(玉)

正木の家はまさきさんち

ある日のお昼前。買い物に出掛け、お昼ごはんに間に合うようにと大急ぎで帰ってき
ました。
荷物を抱え2階に上がり、「ただいまー」っと大きな声で言うと、お昼ごはんを待ち
ながらテーブルについていた入居者様とその日の職員さんが「おかえりー」と声を揃
えて言ってくれました。

仕事で帰りが遅い姉と2人暮らしの私は、「おかえり」なんて言われたの久しぶりだ
なぁっと、ふと思いました。
「おかえり」そんなたったひと言がこんなに嬉しいのだなっと、改めて感じました。
「おはよう」「おやすみ」、「ただいま」、「おかえり」、そして「ありがとう」。
当たり前だけど何よりも大切な、そんな言葉が元気に飛び交う『まさきさんち』で
す。
(あすか)

今おもうこと

台風十一号が日本列島を横断中の日曜日、窓を揺さぶる風や雨音を聞きながら原稿を
書いています。

この数年、ウナギが食べられなくなるのでは・・というニュースをよく耳にします。
とくに昨年は稚魚(シラスウナギ)が不漁で、価格も一気に高騰したようでした。
川を下りグアムの沖合で産卵、幼生は海流に乗ってまた日本の河川にたどり着くと言
われていますが、生態ははっきり分かっていません。

子供の頃、近くの川でミミズを餌にして立派なサイズのウナギを釣ったこともありま
したし、田んぼの用水にタモを入れて捕まえたりしたこともありました。なので、野
生のトキやカワウソに肩を並べるような希少生物となった気がしないのですが、上昇
一途のうな重の値段を見ると、やはりそうなのかもしれません。

うなぎに限らず、シャコやエビカニ、アサリや蛤に至るまで、美味しい海辺の食材は
食べ尽くされる傾向にあるような気がしますが、こうやって時々台風のもたらす大雨
が、川の養分を大量に海へ流し込み、漁師も船を出せずに休むことなどが、美味しい
資源の養育につながっているのかと思います。
災害になる程では困りますが、時々は必要な自然のサイクルですね。

旅程変更を余儀なくされた方々には残念な夏休みでしたが、後半は晴天続きとなりま
すように!

丸山秀樹