菜の花通信

月別アーカイブ: 2016年4月

今、おもうこと 4月

今はもうなくなってしまいましたが、金山センタービルの怪しげな部屋から始まった介護サービス事業所「菜の花」。
当初はこんなところに会社があるの?って感じで訪ねてこられる方もビックリされるような始末。
振り返ってみれば、本当にたくさんの方々に支えていただきながら今日に至っています。
現在在籍している方は全部で75名。過去の台帳をめくってみれば、二百名近い方々のお世話になったことがわかります。
独立された方、他の事業所に移られた方、結婚や出産で退職された方・・などなど。
漢字の示すとおり、人は人に支えてもらって成り立っているんだと実感し
ます。
介護事業は制度に大きく影響されるため決して平坦な道ばかりではありませんでしたが、
それを乗り越えてこられたのもまた支えてくださる皆様あればこそ。
そこで今月と来月、2回に渡り、15年の歩みをご紹介します。
懐かしい話や、エッ!そうだったの?という話など・・。
お楽しみいただければ幸いです。
本当にいつもありがとうございます。
丸山秀樹

松原のいえ 4月

★春が来た〜 (松原のいえ)

3月のある日、泊まり明けの朝早くホー・ホケキョときれいな鳴き声が聞こえました。

「 春なんだなぁ」としばらく聞いていると、鳴き声はどんどんエスカレート。静かな朝の街にひびきわたっていました。

朝ごはんの時、皆さんに今朝のことを話すと、

まだ鳴き声は聞いてないな〜とY様。

うぐいす???な反応のG様

そして「私も聞いたよ」と、おかあちゃんこと101歳のN様。

ほとんど室内で過ごしているので、

 

ウグイスの鳴き声は聞いてないはず・・・

「 おかあちゃんも聞いたの?」再度聞いてみると

「何度も聞いたよ!」と。

おかあちゃん、春を感じてウグイスの鳴き声を想像したのかな。

なんだか温かい気持ちになった朝でした。

 

(あや)

 

正木の家 4月

★早く戻ってこられますように(正木の家)

先月、A様が心不全で入院。当初は点滴や酸素の管がつながれ、声をかけても弱々しい笑顔で、正木の家に戻れるのかとても心配していました。

ところが生命力の強いA様。しばらくすると酸素もとれ、食事も開始するとの事で「帰れる」と職員一同ホッと胸をなでおろしました。

しかし、ホッとしたのも束の間・・。

食事がなかなか食べられず、胃ろうでも受け入れは可能かと、ワーカーさんから確認の連絡。

胃ろうでは正木の家での受け入れは難しい…。モヤモヤしながら病院へ行ってみると、「 今日のお昼は全部食べられたそうです」と、ワーカーさん。本人もずいぶん元気で「Aさん」と声を掛けると「あら~」と笑顔。

ニコニコしながら「ぜんざいをあげたのよ~」とちらっと隣を見て「やっぱりこういう事はやらなきゃだめでしょ~」と。(笑)

??でしたが、沢山お話しをして下さいました。

まだまだ油断はできませんが、ひと安心です。

いつもニコニコ顔のA様。その笑顔に職員みんなが癒されていました。そんな愛されキャラA様の帰りをみんな待ち望んでいます。1日も早く戻れる事を願うばかりです。

 

(あすか)