菜の花通信

月別アーカイブ: 2016年12月

松原のいえ 12月

★思い出はキラキラ!

Yさんが小学校のクラス会に行かれました。
小学校のクラス会ということは、かれこれ60年以上も昔!
みなさん70代となりうっすら面影は残っているものの、
名前を聞くまで誰かわからない人もちらほら・・・
Yさん、半分ぐらいの人しかわからなかった(笑)と言っていました。
クラス会から戻られてから旧友たちとの思い出話を、
まるで最近のことのように鮮明に、いきいきとたくさんお話してくれました。
小学生のキラキラした思い出は,70代になっても色あせることなく今も心のなかにあり、
それを共有する仲間がいるって素敵だなと思いました。

次のクラス会は2年後の平成30年とのこと。
それまでみなさんお元気で、また素敵な時間を過ごしてもらいたいと思います。         

(あや)

正木の家 12月

★わたし、ひとりぼっち?

先日届いた業者さんの広報誌に『ひとりぼっちの孤独よりも大勢の中の孤独の方が悲しい』
という言葉がありました。
この言葉を見て、ハッとさせられました。
正木の家に居ればひとりではない。
ひとりではないという事=孤独ではない、とどこかで思い込んでいたように思います。
入居者のM様は「寂しいの」と時々口にされます。
「寂しくないよ」とぎゅっと抱きしめると、とても嬉しそうなお顔をして下さいます。
T様は職員の顔をみつけては「ちょっとー」と呼び続け、
K様も職員をみつけては「すいませ~ん。助けて下さい」と呼びかけます。
そして隣に座り、手を握ると落ち着かれるのです。
皆でいるから寂しくないと思っていたのは、私達だけだったのかもしれません。

皆様、沢山の不安を抱えて生きていることと思います。
正木の家に入居する事で、「孤独」という不安材料はなくならないといけないはずなのに、
余計に「孤独」を感じさせていたのでは?と気付かされました。
「寂しさ」「悲しさ」すべてを取り除くことはできませんが、
せめて「ひとりではないな」と感じてもらえる、そんな場所にしなければいけませんね。

(あすか)

今おもうこと 12月

6歳か7歳ぐらいかなぁ。
男の子がおつかいか何か、胸に大きな包みを抱えて夕暮れの歩道を早足で歩いていました。
一生懸命なその姿、師走の空気がそうさせるのか、見ていてなんだか胸が熱くなりました。

人みな、老いも若きも「今」という瞬間を懸命に生きています。
人口減、経済不調、世情不安定、その他明るい話題の少ない昨今。
とくに若者からは自分将来像が描きにくいという声も聞こえてきます。
それでも生きていかねばならない。
そのヒントを、小走りで脇目もふらずに駆ける小さな子どもが教えてくれたような気がしました。

今日できることを精一杯やろう!
そんな決意で新しい年を迎えたいと思います。
慌ただしい時期ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

 

丸山秀樹