1月はGさんとNさんのお誕生日だったので、のいえで合同お誕生日会をしました。
お寿司とオードブルを用意して、ノンアルコールビールで乾杯!みんなで食卓を囲みわいわい楽しいお誕生日になりました。
ひとしきり食べた後はみんなで記念写真!
美味しいものを食べてみんないつもに増していいお顔でした。
昨年、年が暮れるのと同時に入居者K様90年の生涯も暮れようとしていました。
30日から食事が食べられなくなり、少しの水分と点滴のみ。
起き上がることもできず、ベッドで一日を過ごしておられました。
年が明けると少し元気を取り戻し、アイスクリームやプリンを数口召し上がられるようになりましたが、
90年頑張ってきた身体はもう限界だったのでしょう、1月11日の11時50分に永眠されました。
ご家族は近くに住んでおられた事もあり、調子を崩されて以降ほぼ毎日のように面会に来て下さいました。
最後も大好きな息子様に看取られ90年の人生を閉じられました。
息子様の通夜でのご挨拶に、こんな言葉がありました。
「母は昔から心配性で、いつも何かを心配し、
心配事がなくなると、心配事がない事を心配しているような人でした。
しかし、80歳過ぎあたりから、母は忘れる事を覚えました。」・・・と。
忘れる事は悪い事ばかりではありません。
自分を守る、回りを安心させることができるひとつの手段なのかもしれません。
認知症は困った病気ではなく、前向きに向き合えば悪い事ばかりではないのかな。
(あすか)
65歳か70歳か。高齢者の定義については、近頃新聞紙上でもよく取りあげられるようになりました。 確かに60歳から年金もらって隠居生活ってのはもはや通用しませんが,支給開始年齢を吊り上げようという政府の意図も見え隠れします。
菜の花でも70歳代の皆様にたくさん活躍してもらっていますし、できれば誰しも「生涯現役!」 を目指したいですよね。
今の制度、医療証でいえば、75歳以 上が後期高齢者となるのかな。でも、制度や年齢のくくりでつまらない区別をしているより、ずっと社会と関わりながら活躍してもらう仕組みを先に考えるべきだと思うので すが・・。
春はもう少し先になりそうです。 どうぞお元気でお過ごしください。
丸山秀樹