菜の花通信

月別アーカイブ: 2018年11月

松原のいえ 11月

★S君、元気でね!

S君の施設入所が決まりました。
彼が引っ越してきたのは今年2月。
違う環境に早く慣れてもらえるよう、みんなでS君に合ったケアを考えました。
言葉でのコミュニケーションが難しいS君。
コーヒーはブラックかお砂糖入りか?、排泄はどんな方法がいいのか?など、
本人に聞けばすぐ解決するようなことも、
ひとつひとつが手探り。そのうちスタッフ間で
「トイレで排泄できたよ」とか、「ストローは2本にしたほうがたくさん飲んでくれるよ」など、
いろいろな「成功例!」が集まりました。
それぞれアイデアを出してチャレンジすることを繰り返し、
S君に合ったケアを見つけることができたのも、
上手く行った時に見せてくれる「にたぁ~」とした満面の笑顔。
これにやられました(笑)。
この仕事の醍醐味「利用者さんの笑顔」をたくさんくれたS君に感謝です。 

(あや)

正木の家 11月

★わたしのジョウシキ?
昼食のカレーを、入居者様と一緒に食べていたある日のこと。
テーブルの向かい側でK様がカレーをお箸で食べようとしていました。
そのK様を見て、ついつい出てしまった一言。
「Kさん、スプーン使ったら?」
言った瞬間に「あっしまった!」と思いました。
案の定、「 これでいいんだわ」と箸で食べ続けられました。
余計なひと言だったのです。
カレーはスプーンで食べるものというのは、私の勝手な常識です。
何で食べたっていいのです。
美味しく食べられたらそれでいいのです。
私達が生活する為には、一般的に言う「常識」は欠かせないものです。
しかし、認知症の人と接する時、これが時々邪魔をします。
その人(認知症の人)独自の感覚や価値観に、
自分の常識を押しつけてしまう。そして、つい
つい余計なひと言。
介護の現場で働いている人なら、少なからず思い当たる節があるのではないでしょうか。
見守り、その人のその時の常識を理解し受け入れる。
分かっちゃいるけど難しい…。(あすか)
 

今、おもうこと 11月

先日の中日新聞、介護の日を前に「介護の仕事を知ろう」という全面広告を掲載。
中で紹介されていた上条百合奈さんという女性、特養で働きながら、
モデルとしても活躍されている美人!
(詳しくはインスタグラムをどうぞ)。
中学時代の職場体験が刺激になり、
生きる希望を持ってもらう介護の仕事に進むことを決めたそうです。
少子高齢化が波のように押し寄せ、介護の担い手不足も合言葉のような毎日ですが、
こんな素敵な方がひとりでも多く出てきてくれたら・・。
働き方もフレキシブル、好きなことをあれこれやって生きていける
世の中にしないといけませんね。
学生時代に先生から、「 医療に限界はあっても介護に限界はない」と聞かされ、
心の支えになっているとか。

日増しに寒くなりますが、どうぞお元気でお過ごしください。  

丸山秀樹