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介護者のための薬の基礎知識

カテゴリ名: 介護の知識

高齢者は薬を見間違えたり、飲み方を聞き間違えることがあります。
錠剤やカプセルが簡単に切り離せないようになっているのは、シートごと飲み込むことを防止するためです
高齢者の服薬の際、こんなことに注意してください。

1、服薬時は多めの水(150cc程度)を用意し、最初に数口水を飲んでから服薬する。
→水が少ないと食道に詰まったり、詰まった場所で潰瘍になることがあります。

2、飲み忘れた場合、次の服用時間に近い時は、飲み忘れの分を基本抜いてください。
→1日3回服用の薬は、最低でも4時間空けて飲むようにしてください。

3、ホクナリンテープのような貼り薬を触った場合は、すぐに手を洗う。
薬剤のついた手で目などの粘膜を触ると吸収されてしまい危険です。

4、カプセルや散剤の冷蔵庫保存は、出した後の結露で湿気を帯びたり、凍結により薬剤が変化することがあります。
→薬をむやみに冷蔵庫に入れないように、声かけをする。