今おもうこと 9月
カテゴリ名: 今おもうこと
朝日新聞朝刊に 「教えて!2025年問題」という連載があり、毎日切り抜きました。
介護関連のセミナーや講義では、必ずといっていいほど紹介されてきたデータですが、実に9年後に迫ってきました。
今、お世話をさせてもらっている利用者さん、ほとんどが大正末期〜昭和初期生まれです。その対象の多くが戦後生まれとなる。
人口構成から推測し、病院も施設も看護師もヘルパーも、すべて足りなくなってしまう・・・という予想ですが、はたしてそうなのかな?と、
ひとり首をひねっています。ゴルフを楽しんだり、デパートでの買物が日常だったりした方々も多く存在する年齢層です。
言わずもがな、お世話のされ方も仕方も、現状のまま・・という訳にはいかなくなるはず。
今でこそ当たり前ですが、サービス付き住宅や往診専門のドクター。
みんな国が考えるより先に、必要性を感じた先達が行動してきました。法律は、やはり後追いの感じ。今、たよりになる仲間を募って、市内の便利な場所にて、蜂を飼ったり野菜を作ったりして暮らす場が作れないかと、けっこう真剣に考えています。
2025年問題。政策や財政面での対策も必要だと思いますが、足りないなら足りないなりに、人は自らの知恵と工夫でどうにかするんじゃないのかな。過剰に不安をあおるよりは、流れに任せた方がよい場合もありますよね。
どうぞお元気でお過ごしください。
丸山秀樹