メニュー

カテゴリー別アーカイブ: 正木の家

正木の家8月

カテゴリ名: 正木の家

先日、4年ぶりとなる正木小学校の盆踊りに行ってきました。先月あたりから、カラオケの時間に東京音頭を猛特訓。更に、当日は出かける前に予行演習をし、完璧に踊る姿を披露してやろうと意気込んで出かけました。

めったにない夜のお出かけにみんなソワソワ。「私はこんな時間に出かけた事ないな~」とM様。「外寒い?」と聞いてくるT様。「私はえらいから行かない」と駄々をこねるN様。

そんなこんなしながらの出発でしたが、夕方の心地の良い風が吹く中、正木の家御一行の小行列。小学校に到着するとちょうど音楽が流れ始め、たくさんの小学生達を見て皆様もニコニコ。

終始笑顔で手拍子をするK様に「来てよかったー」と言う駄々をこねていたN様。「さあさあ東京音頭はまだかいな」と一休さんや踊るポンポコリンを踊りながら待っていました。…が、待てども待てども東京音頭は流れず。結局、東京音頭は流れることなく、この日の最後の曲、ダンシングヒーローとなってしまいました。こうなったらダンシングヒーローを本気で踊ってやる! っと職員。汗だくになりながら踊り狂ってやりました。

東京音頭を披露することなく、ダンシングヒーローを完璧にマスター(?)して、今年の盆踊りは終了となりました。でも、入居者様はずっとニコニコしておられ、とても楽しんでくださったようです。

残念ながら踊りを披露する事はできませんでしたが、入居者様が喜んでくれたならよしとしよう。来年の盆踊りには炭坑節を披露出来るように、来週からまた特訓らしいです。

あすか

正木の家7月

カテゴリ名: 正木の家

年に4回、運営推進会議で身体拘束適性化委員会を開催しています。その会議で、不適切ケアについて外部の方も交え話し合います。

不適切ケアとは、明確に身体拘束、虐待とまではいかないものの、適切であるとはいえない、いわばグレーゾーンのケアを言います。例えば、自分で食べられるのに時間がかかるから介助してしまう。まだ自分で歩ける入居者様を、危ないからと車椅子に乗せる・・などなど。思い当たる節が全くないわけでは決してありません。

こういったケアが実際に行われている、行わざるを得ない時があるというのが現状です。自分で食べられるからと、職員が手を出さずずっと見守り続けていたら…。自分で歩けるからと、入居者様の自由に歩いてもらっていたら…。何時間もずっと食事を食べ続けていることになってしまうし、何度も何度も転倒を繰り返してしまうことになってしまう。それでも不適切ケアだからやってはいけないとするのか。じゃあどこまでは良くて、どこまではダメなのか。

正木の家でも、実際ご自分で食べられる時もあるけど、箸でおかずをツンツンしているだけで、なかなか進まない時もある、そんな入居者様がいます。声を掛けても進まない、おかずをひと口サイズにして食べやすくしてみたり、器を変えてみたり、工夫に工夫を重ねてみましたが、やはり進みません。食欲がないのかと、食べられるか聞くと「食べる」と言う。でも進みません。適切なケアをするならば、本人が満足いくまで見守るのが正解なのでしょう。しかし、実際には難しいのが現状です。そこで正木の家では、食事の時間をだいたい1時間と決め、1時間以内に終わらないようなら、職員が手伝うことにしました。出来る限りご自分で食べてもらい、難しかったら手伝おう。その目安を1時間としよう!

これが不適切と言われればそれまでですが、職員さんがありとあらゆる手を考え、工夫し、出来る限りのことをやった上でのこのルールを、私は間違っているとは思いません。パッと見、不適切ケアでも、それに至るまでにどれだけ工夫をしたかが重要だと思います。入居者様の事を考えず、ただ「しょうがない」で行うケアと、入居者様のことを考え、出来る限りのことはやったけど「こうせざるを得なかった」ケアでは、全く違うことだと思います。とは言え、ないにこしたことのない不適切ケア。

「めんどくさいな~」と思っていた身体拘束適性化委員会でしたが、日々のケアを振りかえる、いい機会でもあるんですよね。

あすか

正木の家6月

カテゴリ名: 正木の家

行ってきました回転寿司!!コロナの5類引き下げとM様の快気祝いをかねて、とっても久しぶりの回転寿司です。

まずはやっぱり茶碗蒸し。M様、茶碗蒸しが到着するなりかき込む、かき込む。

かき込みながらも、目の前で職員のお寿司が到着すると、食べたそうに眼で追い、自分のお寿司を食べながらも、他のお寿司が目の前に置いてあると手を伸ばす。

もうとにかく目に入るお寿司が全部食べたいM様。口いっぱいにお寿司を頬張っていました。

更に職員が注文したラーメンを半分食べ、シメのデザートにアイスを食べ、もう本当に大満足のお顔でした。

帰りはとっても上機嫌で、カメラにポーズまで決めていました。前の席に座っていた私は、ずっとM様の視線をあびながら、なんだか申し訳ないような、ちょっとよく分からない気持ちで食べることとなりました。

そんなこんなの回転寿司でしたが、ワタワタしながらも、ケタケタ笑いながら食べたお寿司はとっても美味しく、とっても楽しいひと時でした。

ちなみに他3名の入居者様と一緒に出掛けたのですが、 M様のインパクトが強すぎ・・・。

でも皆様、帰りの道中とっても満足なお顔をしていたのは憶えています。

また行きたいな~。次はお好み焼きとか!

あすか

正木の家5月

カテゴリ名: 正木の家

入院されていたN様が無事退院しました!少しやせておられましたが、麻痺もほとんどなく、元気に正木の家に帰ってきてくれました。

ただ、バルーンをぶら下げて…。入院してから自尿がなく、病院では導尿をしていたそうですが、退院にあたってバルーンの挿入となりました。

なんとか抜く方向にもっていきたいと、日中は膀胱トレーニングを開始しました。バルーンの入った入居者様は、正木の家では初めてで、最初はみんな戸惑いはありましたが色々と頑張ってくれました。

とくに夜間は眠れないと動き回られる為、夜勤さんはバルーンが抜けないようにとN様の居室に待機し、一緒に過ごしてくれていました。大変だったと思います。

それでもみんなが様々な知恵を振り絞って工夫し、お互いに教え合い、 N様の為にと協力し合ってくれました。N様自身も「ない方がいいなぁ~」と言いながら頑張ってくれました。

そして今回は、訪問看護さんにとてもお世話になりました。夜間にバルーンを抜いてしまった時も朝の4時に駆けつけ、入れ直してくださいました。

ようやくバルーンの抜去をしてみようと協力をお願いした時も、1回失敗に終わって2回目をお願いした時も、いつも快く引き受けて下さいました。そして今、しっかり自尿もあり、なんなら尿意もあるという素晴らしい回復を遂げております。

みんなが同じ方向に向かって、入居者様の為に動いてくれる。そしてたくさんの人に支えられている。正木の家はそんなところです。 本当にありがたい限りです。

あすか

正木の家4月

カテゴリ名: 正木の家

正木の家で一番元気な98歳N様が先月30日救急搬送されました。

いつものように朝起きて朝食を食べ、針仕事をしながら普通に過ごしておられたようですが、職員さんが「何かおかしい!?」と、すぐに気づき対応してくれました。

MRIの結果、左側に脳梗塞がみつかりました。

お嫁さんと付き添いながら心配しておりましたが、話し掛けるとしっかり返してくれるし、右手や右足も元気に動かし、なんならちょっと目を離したすきに、右手で左腕の点滴を抜くしまつ。元気な姿に少し安堵していました。

でも、先生から入院の話をされた時は、さすがに気弱になっており、「早く帰ってきてよ!」と言う私に「帰れるかな~」と弱々しい声で言われました。「そんなこと言わないで帰るよって言ってよ!」と声を掛けると、笑いながら「帰るよ!」と答えてくれ、右手で拳を握りながら「頑張る! 負けんぞ!」と何度も繰り返し言ってくれました。

強い、強いN様。きっと元気な姿で帰ってきてくれることと思います。

そしてなにより、いち早く異変に気付き、対応してくれた職員さん達。さすがです!正木の家が、入居者さんが頑張って帰ってきたいと思える場所であるのは、間違いなくあなた達のおかげです。

あすか

お花見🌸

カテゴリ名: 正木の家

東別院の桜が満開です😊

見頃は今週いっぱいかな??

正木の家の入居者様と、松原のいえのYさんも参加され お花見へ行ってきました✨

東別院内をゆっくり桜を観てまわり、写真もたくさん撮って🤳

最後にお参りをして帰りました🙏

正木の家に帰ってからは、、、

お昼を食べ、桜餅も食べ🤤皆様、食欲も旺盛です。

食欲があるのは元気な証拠っですよね🎵

餅つき。

カテゴリ名: 正木の家

3年ぶりに開催できました👏

餅つき❤

当日はあいにくのお天気でしたが、お餅をつく間はなんとか雨☔に降られずにすみました✨

チワワずの応援を受けながら🔊

みんなで協力して、6升分のもち米をつきまして、、、

沢山できたつきたてのお餅✨

遊びに来て下さったご近所様、入居者様や、職員みんなでいただきました🥰

手作りあんこやおしるこ、定番のきなこに大根おろし、どれも美味しかったです🎵

やっぱりイベントは楽しいなーと改めて実感する一日でした☺❤

正木の家3月

カテゴリ名: 正木の家

2月のとある日曜日。正木の家に3歳から6歳までの子供たちが5人大集結しました。

職員の子供とお孫ちゃん、みんな男の子です!この日初めて会ったのにあっという間に仲良くなり、キャーキャー言いながら走り回る子供たち。子供のコミュ力って本当にすごい!一気に正木の家が若返り、にぎやかになりました。

入居者様も本当に喜んでおられ、いつもとはまた違ったお顔をされていたように思います。以前から犬と子供は最強だと思っていましたが、やっぱり最強でした。

そしてこの日は正木の家の隠れ人気ナンバーワン、 K様の八十歳のお誕生日でした。

子供たちも一緒にみんなでお祝いしてくれ、とても盛り上がったお誕生日会でした。普段は目を閉じていることが多いK様ですが、子供たちの「おめでとー」の声が届いたのでしょう、ぱっちり目を開けておられました。

本当の家族ではないけれど、いつも一緒の時間を過ごしている入居者様や職員、そしてその職員の子供や孫、みんなにお祝いしてもらえるお誕生日。最高だなと思った本当に素敵なお誕生日会でした。

入居者様と職員だけでなく、その家族も集まれる。そんな居心地が良くて、温かい正木の家でありたいなと思います。

あすか

正木の家2月

カテゴリ名: 正木の家

2月3日の節分、今年も正木の家では豆まき&巻き寿司大会が開催されました。

今年も社長にそっくりな鬼がやってきたので、みんなで豆をぶつけまくります。

正木の家の癒し系N様も爽やかな笑顔で投げまくっていました。

さて、散々豆をぶつけまくってすっきりしたところでいよいよ恵方巻作りです。

かっぱに干ぴょう、玉子焼き。そして社長の差し入れ明石の穴子。

皆様各々、ご自分で食べる巻き寿司を作られました。

「太いと食べにくいから具は2種類くらいがいいんじゃない!」

と言う職員の言葉をよそに、あれもこれも入れたいご様子。

案の定、破天荒娘H様はあれもこれも入れて巻けなくなる始末。

出来上がった巻き寿司も、やっぱり暴れ散らかしておりました。

I様は、皆様3本巻いて満足しているなか、「食べれる。食べれる」と、4本めを作りご満悦。

てんやわんやしながら、四十本以上の巻き寿司が完成しました。

さてさて今年の恵方は南南東。皆様で恵方を向いて黙って食べましょう、とはいかない正木の家。

H様のおしゃべりは止められない。そしてそれに答えてしまうI様。

結局ずっとおしゃべりしながら美味しそうに巻き寿司を召し上がっておられました。

まあこんだけ元気なら、だまって食べなくても無病息災は間違いないでしょう。

そんなこんなで今年も例年通り大盛り上がりの正木の家の節分でした。

あすか

2023 節分

カテゴリ名: 正木の家

今年もやってきました。

正木の家に悪ーい鬼が👹

入居者様と職員、みんなで協力して、豆まき(鬼退治)です!!

鬼はー外!副はー内!

入居者様は優しく、笑いながら豆をまき、職員はバシバシ 力強く投げつけていました。笑

楽しい🎵豆まきの後は、、、

お昼ご飯の恵方巻を入居者様と一緒に作りました✨

皆さん、とってもお上手で👏きれいな巻き寿司が沢山できました☺

今年の恵方は南南東🧭

みんなで作った恵方巻、とーっても美味しかったです🥰❤

暦の上では春🌸ですねっ!お出かけの予定も計画しなくちゃ✨