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菜の花通信9月

カテゴリ名: 未分類

戦後80年という区切り年のためか、この夏は、戦争に関するテーマを取り上げたテレビ番組が数多くありました。

日本は戦後、映像に残る焼け野原から驚異的な復興を遂げ、経済大国と呼ばれる規模まで成長しました。
社会人となり、バブル景気も華やかりし頃、『24時間戦えますか』というキャッチコピーが流行語大賞になったこも。
でも最近では、その副作用的な諸問題が社会や個人を揺さぶります。

誰が生きづらい世にしたのか?

寮でもアパートでも結構。苦労して手にいれた自宅なら尚可。酷暑の1日、その日の業を成し終えて帰宅。
シャワーかお風呂を済ませ、冷房の効いた部屋でひと息つきます。冷えたビールなどひとくち頂いたら、「ふわぁぁー」っと思わず幸せのため息。

戦中、戦後、生き延びることだけが命題だった当時の映像を見るにつけ、居場所があること以上の幸せなど、望むべくもないとつくづく感じます。
残暑の毎日、いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。

訪問介護部9月

カテゴリ名: ハイ!こちら菜の花訪問介護部

9月1日は防災の日。
台風や災害による被害が多い時期でもあり、関連イベントも色々と開催されています。

私が住んでいる地域は、自然条件のせいなのか、毎年、落雷の被害が多々あります。先日も知人の家の近くにある大きな木に雷が落ち、ドンッという大きな音と共に停電。

復旧が翌日になり、暑さの中、トイレも使えず、暗闇でひと晩を過ごす大変な状態だったとのことでした。
身近での出来事で、懐中電灯や水の備蓄など、日頃からの備えがとても大切だと実感しました。災害がいつ来るかわからない・・と安易に考えていたかもしれません。皆さまも気をつけてお過ごしください。(氏家)

正木の家9月

カテゴリ名: 正木の家

先日、第13回正木の家夏祭りを開催しました。今回は入居者U様のお誕生日が近い事もあり、お祭り前に誕生日会も開催、奥様、娘様も一緒に参加して下さいました。

ケーキを用意し、皆でハッピーバースデーを唄ってお祝いすると、びっくりされ、照れくさそうなお顔をされていました。あんなに恥ずかしがってるU様、なかなかのレア度です。
最後はお決まりのケーキをツンッからのペロッ。とってもとってもいい笑顔がみられ、参加者全員ほっこりする誕生日会となりました。

さてさて、これからが夏祭りの本番です。今年も焼きそば、フランクフルト、かき氷、玉せん、丸さんカレー、 IC提供のホットドックと、豪華なラインナップ。入居者様も大好きな物ばかり。モクモクと食が進みます。

E様はもちろん生ビールも。それを見たW様が「私も飲む」と言われ、ノンアルコールビールを提供。一口飲み「あ~~濃い!!」とご満悦。お代わりもされ、ノンアルコールなのになぜか酔っ払う。ずーっとケラケラと笑っておられました。

お誕生日のU様は、自分のが目の前にあるにも関わらず、奥様の分を取り上げ、2人分完食。その後ケーキも平らげ、底なしの胃袋を披露しておられました。それからは一般の方々が続々来店。あっという間に満席に!

本当にたくさんの方が来てくれました。正木の家が開所し、毎年夏祭りを開催してきましたが、こんなにたくさんの方々に来てもらったのは初めてです。
月壱屋や二丁目食堂、地域イベントへの参加等が身を結んだ結果です。最後は子供達と入居者様、一緒に花火鑑賞もでき、素敵な夏の終わりのお祭りとなりました。


早い時間から食材や飲み物が足りなくなり、課題もたくさんありましたが、ひとまず皆様お疲れさまでした。

ホットドックの提供とお手伝いもしてくれた喫茶ICママ、土曜日なのにお手伝いしてくれた訪問部の皆様、遅くまで頑張ってくれた正木の家の職員さん、本当に有難うございました。そして来年もご協力お願いしますね。 (あすか)

菜の花通信8月

カテゴリ名: 菜の花通信

セミの大合唱と甲子園のラジオ中継、いくつになってもまさに夏の音の風景だなと感じます。

8月に開催される高校野球の感動は、勝敗や技術レベルの高さを超え、さほど野球に明るくはない自身も含め、人々の心を揺さぶる青春のドラマ。球児たちは3年間ほとんど休みなく練習を重ね、夏の一試合のために全てを注ぎます。その全力の瞬間がラジオやテレビの画面越しでも伝わり、観ている人に、力いっぱい打ち込む姿の尊さを思い出させてくれます。ベンチに入れなかった部員も、裏方として支え続ける。全員で戦っているという絆や、チームの仲間と最後の夏を共有する姿がときに涙を誘います。

厳しい予選を戦い抜いて各県の代表となり、多くの期待を背負っての勝負ですが、トーナメント方式なので負けたら終わり。予想外の逆転劇や延長戦、まさかの敗退など。通信をお届けする頃は2回戦の真っただ中かな。

暑い日が続きますが、いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださりありがとうございます。

訪問介護部8月

カテゴリ名: ハイ!こちら菜の花訪問介護部

専門学校に通っている19歳の息子が、ただいま就職活動まっただ中! 会社説明会や見学に行ったりと、毎日なかなか忙しそうです。つい先日は、行ったことのない大阪の街中で行われる本社面接へ、地図をたよりに出かけて行きました。親としては「そっと見守る」が正解なんだろうけど、ついあれこれ口を出してしまうんですよね・・。どれだけ成長しても、やっぱり心配は尽きません。息子が希望する会社からご縁をもらえるように、あたたかく応援しながら見守っていきたいと思います。(山本)

正木の家8月

カテゴリ名: 正木の家

先月、7月お誕生日の入居者E様と居酒屋デートに行ってきました。

お酒の強いE様。正木の家では、月末の月壱屋でしか飲む機会がないので、せっかくの誕生日だからと、近所の焼き鳥屋に出かけました。2人でカウンターに座り、「おめでとー」と乾杯。

焼き鳥をつまみにどんどんお酒が進みます。お酒が進むに連れ、どんどん饒舌になっていくE様。ご家族の事、職人時代の仕事の事、はては恋愛話しまで、たくさんお話ししてくれました。あっという間に2時間立ち、 E様は酎ハイを6杯も平らげていました。

「楽しかったね~」 と言いながら、全く酔っぱらった様子もなく、平気な顔で徒歩にて帰所。その日の夜は朝までぐっすり眠れたようです。なかなか入居者様と2人きりでゆっくり話す機会がないので、色々な話が聞け、私もとっても楽しい時間を過ごすことができました。大勢でわいわいするのも楽しいですが、2人でしっぽりと過ごす時間があってもいいなと感じました。

E様はまだまだ認知症状も初期の段階です。ケアに要する時間も、他の方に比べたらどうしても少なくなってしまいます。自分からなにかを要求される事も少ないし、掃除機がけや食器拭き、洗濯たたみまで、お願いしたらなんでも手伝ってくれます。介護者側からしたら、なんて有難い人なんだろうと思いますが、だからこそ余計にそれに甘え続けてはいけないような気がします。

何も言わないから何もしないのではなく、 E様個人が楽しめる事をもっと考えていけたらと思います。まだまだどこにだって行けるし、何だってできます。全体を含めて考えるケアも大切ですが、個々に寄り添ったケアもできるのが1ユニットのグループホームの強みです。その強みを活かしたケアをもっともっとしていけたら、正木の家は最強です!


先日競馬が当たったE様。また居酒屋行こうと約束済み。ご馳走してくれるそうです。楽しみだな~♪(あすか)

菜の花通信7月

カテゴリ名: 菜の花通信

小中学生の頃の作文は原稿用紙に鉛筆。
初めてワープロで年賀状を作ったのは20代はじめ。
以降、パソコンの普及で、ずいぶん長い間、文字を書くという作業をこなすのは概ねキーボードでした。

出版、印刷、企画など、文字を扱うことを職業とされている多くの分野でも、だいたいそうなんだろうと思います。
ですがこの頃、AIの進化で小指の先ほどのボイスレコーダーが、音声入力をそのまま文字にしてくれる!!
しかも長々と喋っていても適当な長さの文節に変換し、漢字変換も正しい。

聴覚(ラジオや日常会話)と視覚(本や新聞など)では、少なからず脳の働くところが違っていたような気がするのですが、文字で表現するのに、もう鉛筆やキーボード入力は不要なのか・・。

声で文字が書ける時代、散歩したり寝転びながら声で書けるよう、社内報のあり方も考え直さねばならないのかもしれません。いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。

訪問介護部7月

カテゴリ名: ハイ!こちら菜の花訪問介護部

最近のこと。このひと月の間に3回もクルマを傷つけてしまいました。
駐車時に思わぬところをぶつけたり、狭い道で車体を擦ってしまったり・・。
どれも些細なミスが原因で、大きな事故には至りませんでしたが、運転中に集中力が欠けていることに気づきました。

心のどこかに焦りや不安があり、運転操作に集中できていなかったのだと思います。
これからますます暑い日が続きます。気持ちもダレがちですが、皆さまも暑さにまけず、集中力でこの夏を一緒に乗り切りましょう! (竹内)

正木の家7月

カテゴリ名: 正木の家

先日、入居者K様にピンチが訪れました。朝から飲み込みが悪く、食事も水分も喉が通りません。午後には三八度以上の熱発で呼吸も苦しそうです。北川くりにっくに連絡すると、往診は難しいとの事。

でもこのままじゃ薬も飲めないし、脱水になってしまうと考え、夕方の診察時間に受診しました。
あいにくの大雨の中、カッキーが手伝ってくれ、大きな車椅子ごと自動車に乗せ、くりにっくまで向かいました。
くりにっくに着くと、看護師さんが外で出迎えてくれました。なんせ大型のリクライニング車椅子の為、小さなエレベーターに載せるにもひと苦労です。
看護師さん2名に手伝ってもらい、なんとか2階検査室へ。採血の結果、白血球、炎症反応の数値が高く、肺炎との診断でした。
ひとまず抗生剤とブドウ糖の点滴をしようとするも、血管が細く、針がなかなか入りません。「痛いよね。ごめんね」と言いながら、何度もあきらめずに先生、看護師さんが挑戦して下さり、4回目でようやく成功しました。

点滴中も代わる代わる先生、看護師さんが様子を見に来て下さり、安心して付き添うことができました。翌日も先生が往診して点滴をして下さり、 K様も少しずつ元気を取り戻し、経口摂取もできるようになってきました。
その翌日は土曜日だった為、訪問看護師さんが様子を診に来てくださいました。それからは薬も飲めるようになり、水分も食事も徐々に摂れるようになっていきました。

職員さんもゆっくり時間をかけて食介をしたり、飲み込みやすい形態を工夫したりと、介護士として出来ることを精一杯やってくれました。
こうして多くの人の協力のもと、今ではすっかりもとのK様に戻っています。まだまだ気は抜けませんがひと安心です。正木の家には助けてくれる人がたくさんいます。
心配してくれる人もたくさんいます。感謝すると共に、支えてくれる人がたくさんいる事を本当に嬉しく思います。多くの人の助けのもと、今の正木の家があることを忘れずに日々過ごさなくてはならないと思う次第です。    (あすか)

菜の花通信6月

カテゴリ名: 菜の花通信

いよいよ雨の季節を迎え、はっきりしない空模様が続いています。
米不足の日本、稲の育つ時期に適度な雨が降って豊作につながってくれるといいですね。

女性(一部男性もか)の愛称で、おねえちゃんとおばちゃんの使い分けって、いくつになってもムヅカシイ。軽々しくおばちゃん!なんて発しようものなら、「あんたにおばちゃんなんて言われたくないワ!!」と強烈な反撃。
たしかに姉妹でサービス利用をされてる方々には、御歳90歳を過ぎていても、親族に向けては姉様方におねえさん・・、と言いますからね。なのでずっとこの先、どなた様にも「オネエサン」を使い続ければよいのか??空模様のようにスッキリとしません。

通勤や外仕事には辛い季節、いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。