高齢者の食事の傾向
カテゴリ名: 介護の知識
高齢者の食事には以下の傾向があるといわれています。
1、淡白なものを好む
油ものなどを避けることにより、脂質が不足しがちになります。
→油を使った料理(揚げ物、炒め物)や調味料(ドレッシング、マヨネーズ、サラダ油マーガリン、バター等)を取り入れましよう。
2、固いものや繊維質のものを避ける
咀嚼や嚥下が困難になることにより、このような傾向になります。繊維質の不足は便秘にもなりやすくなります。
→ひじきやわかめ、大豆、根菜類など、できるだけ繊維質を多く含む食材を選びましょう。
3、塩分、糖分の摂取が過剰になる
味覚が低下し、濃い味を好む傾向があります。
→酢や香辛料で味のアクセントをつけましょう。
4、献立が単調になる。
栄養がアンバランスになる傾向があります。
→献立を考える時には、「主食、主菜、副菜」を揃えると、栄養的にバランスの良い食事になりやすいです。