正木の家 H25.8月
カテゴリ名: 正木の家
もうすぐお盆です。私事ですが、昨年11月、今年7月と身近な人を見送りました。
『お盆には亡くなった人の魂が戻ってくるからご馳走を作ってもてなす。親戚が集まり故人を懐かしみ、元気で暮せることをご先祖様に感謝する日』と、子供の頃教わりました。
宗派が違うと、お盆の在り方も違います。
お寺さまは、「新盆でも特にこれといっての準備は要りません。合同法要に出席してもらえばそれでよい」とのことでした。供養は生きている者の役目だと思います。
私も自身で納得できる供養をしたいと思います。
夜回り先生こと水谷修氏は仏教を勉強され、8/6 の中日新聞にこんな掲載されていました。
無財の七施・・・笑顔が人の役に立つ
《七施》・和顔施 誰かと目が合ったら笑顔を返すこと
・眼施 優しい目で人と接すること
・言施 人にやさしい言葉をかけること
・身施 体を使って人のためになること
・心施 思いやりの心で接すること
・床座施 人に席を譲ること
・房舎施 人を家に泊めてあげること
七施すべてできたら高僧になれるかもしれませんね。毎日の暮らしの中で、私はいくつの施ができるかなと自身に問いかけてみました。昨日のあの時はやさしい言葉をかけたけど、優しい目をしていたかな?入居者様と目があったとき、笑顔で挨拶できていたかな?誰でもができることのようで、難しい七施です。
日々の中で一つでも多く施ができるように生き、故人への土産話を沢山持っていきたいと思います。 (赤)