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正木の家7月

カテゴリ名: 正木の家

先日わたくし、微笑みの国タイに行ってきました。
コロナのせいでなかなか行けなかった海外旅行に、ようやく行くことができました。
もちろん帰国前にPCR検査はしてきましたのでご安心を。

バンコク市内の交通手段はやっぱり電車がとっても便利です。
メーターがないタクシーだとぼったくろうとしてくるし、運転手は道を知らないし、
なんせ言葉が通じない。その点、電車はすぐ来るし、運賃も安いし、渋滞も避けられるし・・。
で、私はバンコクに行くと基本電車移動です。そんな電車でよく見かけた光景が、
高齢者や荷物をたくさん持っている人が乗ってくると絶対に席を譲る。
譲る側も何も言わずに普通に席を立って、譲られる側も何も言わずに普通に座る。
そんなことが当たり前のように行われていました。

バンコクでは譲る側も、譲られる側も当たり前。タイの人はそんな感覚を持っているようでした。
する側もされる側も当たり前の感覚ってなかなか難しいように思います。
正直、してあげたらお礼の一つ位欲しいし、してもらったら何だか申し訳ないような気がしてしまう。
やって当たり前、してもらって当たり前とは、なかなか思えないものです。
でもタイではそんな当たり前が実際に行われていました。もちろん当たり前なんて人それぞれだし、
感謝の言葉ってすごく大切なことだとは思うけど、こんな当たり前なら全然ありだなと思います。

介護の現場でもこんな当たり前の感覚が充満したら、介護する側も介護される側もハッピーに過ごせるのに・・
と思いながらも、実際なかなか難しいんだよな・・とも思う、未熟な私です。

あすか