正木の家4月
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先日、毎年恒例の餅つき大会を開催しました。
今年の餅つき大会は、子ども食堂とコラボでの開催で、たくさんの子供達が来てくれました。
子どもたちの中には、餅つきを初めて体験する子もたくさんいて、とても良い経験になったことと思います。私が子どもの頃は、おばあちゃん家で餅つきをしたり、小学校で体験する行事があったりと、餅つきに触れる機会もけっこうあったのですが、今の子ども達には、なかなかそんな機会もないようです。
餅つきは地域の人が集まり、皆で協力して餅を作り、ついた後は一緒に食べる。地域の人たちの交流を深めることの出来る、日本の素敵な伝統のひとつです。そんな素敵な行事がなくなりつつあるのは少し悲しい気がします。実際、こうして餅つき大会をするとなったら、ご近所のご年配の方が張り切って手伝って下さり、そして子供達もこんなに沢山来てくれます。
入居者様も、お餅は危険との声もありますが、皆様本当に美味しそうに食べてくれる。こんなに老若男女一緒に楽しめて、日本の伝統文化を守るイベントは、そうそうあるものではありません。感染症や食中毒を気にするのも大切ですが、やっぱりなくしてほしくない日本の行事です。
入居者様も、みんなお餅が大好きなのだから、食べたらいいと私は思います。職員がしっかり見守っていれば、危険は回避できますし、好きなものは上手に食べられます。リスクにばかり目を向け、出来ないと決めつけ、それを理由にやらないのは、とても寂しい事です。子どもから高齢の方、そして認知症の方々も、みーんなが楽しめる餅つき大会。
正木の家では、ずーっと継続していきたいなっ!と思っています。
あすか