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カテゴリー別アーカイブ: 今おもうこと

菜の花通信10月

カテゴリ名: 今おもうこと

過日、デジタル世代SNS疲れ・・という新聞記事に目がとまりました。
10代の7割が、「感情がわかりにくい」というのがその理由。

対話アプリで親友に「友達じゃない!」と発信したメッセージが誤解を招いた例が紹介されていました。送り手の「友達だから気にしないで」と励ます意図だったものが、受け手には「あなたは友達ではない」という拒絶の意味で伝わったというもの。

あにはからんや。対話アプリは手軽に相手にメッセージを送れる便利ツールですが、利用者の75%が相手の考えや感情が分かりにくいと回答しているそうです。

最後まで聞かないと、YESかNOかが分からない日本語の特徴か。絵文字、顔文字をうまく活用すれば、誤解もある程度は防げるのか?教育委員会や自治体等によるSNS利用のルール作りも始まっていますが、まさにデジタル時代の難題。

昔、「ここではきものをぬいでください」という風呂屋の張り紙を読み、下足箱の前で着物を脱いだという、ことば区切りを学ぶ例文を思い出しました。

いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。

菜の花通信9月

カテゴリ名: 今おもうこと

戦後80年という区切り年のためか、この夏は、戦争に関するテーマを取り上げたテレビ番組が数多くありました。

日本は戦後、映像に残る焼け野原から驚異的な復興を遂げ、経済大国と呼ばれる規模まで成長しました。
社会人となり、バブル景気も華やかりし頃、『24時間戦えますか』というキャッチコピーが流行語大賞になったこも。
でも最近では、その副作用的な諸問題が社会や個人を揺さぶります。

誰が生きづらい世にしたのか?

寮でもアパートでも結構。苦労して手にいれた自宅なら尚可。酷暑の1日、その日の業を成し終えて帰宅。
シャワーかお風呂を済ませ、冷房の効いた部屋でひと息つきます。冷えたビールなどひとくち頂いたら、「ふわぁぁー」っと思わず幸せのため息。

戦中、戦後、生き延びることだけが命題だった当時の映像を見るにつけ、居場所があること以上の幸せなど、望むべくもないとつくづく感じます。
残暑の毎日、いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。

今おもうこと12月

カテゴリ名: 今おもうこと

下手の横好き、この何年か料理をすることにハマっています。

自分の分だけならまず調理することはないのですが、家族やスタッフに食べてもらえるものは、かなり工夫して調理します。と言っても、ほぼ目分量なので失敗することもありますが、なにやら化学の実験みたいでそれが楽しいのかも。

お世辞半分、概ね美味しいと言ってもらえるのも喜びですね。分量の調味料以外に、作り手の思いが伝わるのが料理!と陳建一さんも言ってたなぁ。下段、二丁目食堂の記事で紹介していますが、まんまる村のおむすび、しみじみと米飯のありがたみを感じる美味しさです。

機会があれば是非!寒さが体に応える季節ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと11月

カテゴリ名: 今おもうこと

選挙イヤーと呼ばれた今年、争いごとの多い国はもとより、アメリカも日本もその行く末に未確定なところ多し・と感じさせる結果になりました。

元来、政治やイデオロギーにあまり関心はなかった方ですが、若者が希望の持てる未来を見つけにくい時代だということを、日増しに強く感じ、おのずと考える時間も多くなりました。

明日のことは誰にもわかりませんが、ルター曰く「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える」。

考えてもわからないので、やはり今日出来ることを精一杯やるより他ないのかなと思うこの頃です。

寒い季節を迎えますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと10月

カテゴリ名: 今おもうこと

過日所用で大阪へ出かけた折のこと。梅田郵便局のフロアで、目の青い若者が、日本で購入したお土産を床に広げ、一所懸命に荷造りしている姿を見て、改めて外国からの来訪者の多さに驚かされました。

まだ子どもだった頃、ガイジンという人種でもあるかのように、根拠のない不文律で、誰もがひとくくりに外国からの来訪者を見ていた時代があったように思うのですが、果たして今、進むべき道を見失い、内にこもりがちな多くの日本人の方が、世界の目から見たら、特異な姿に写っているのかもしれません。

これから季節は一足飛びに進みます。寒暖差が体に応えますが、どうぞおぞ気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと9月

カテゴリ名: 今おもうこと

学生時代から音楽好きで、小遣い貯めてはレコード店へ。時代は変わってCDが主流になり、それでもせっせと買い集めて好きな曲を楽しんできました。

ところが最近、ネット経由でいくらでも曲が楽しめます。しかも古い曲から新しい曲まで、無料で聴き放題というケースも。棚に並べたCDから聞きたい曲を探す時間は、ともすれば聴いて楽しむ時間より長くかかったりしますが、それも不要。

便利この上ない時代ですが、待ちに待って手にいれた盤を、再生するときのあのワクワク感は過去のものなのかな。

秋風が待ち遠しいこの頃。夏の疲れも出やすい時期ですが、どうぞお元気で お過ごしください。    

丸山秀樹

今おもうこと8月

カテゴリ名: 今おもうこと

甲子園での熱戦が続いています。小学校低学年の時には、すでに野球チームがあり、親にせがんでユニフォームをあつらえてもらいました。

もらった背番号は13。およそレギュラーで試合に出られるレベルではなかったんですが、それでも夜、外に出て一所懸命素振りをした記憶があります。

ひと試合ごと合間に流れる「栄冠は君に輝く」を聞くにつけ、持って生まれた才能とは別に、ひたすら白球を追い続けた選手たちの、日常の生活など想像すると、自然と目頭が熱くなります。

普段忘れてしまいがちな、好きなことに熱中して努力し続けることの素晴らしさに気づかせてくれる夏。

厳しい暑さはまだまだ続きますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと7月

カテゴリ名: 今おもうこと

すでに熱帯夜もいく日か。暑い季節が始まる前にエアコンの点検を!って、まぁ半分他人事のように聞き流していました。

ところが・・です。

過日、寝室のエアコンがいきなりアウト。買ってまだ4年なのでまさか?と疑いつつも、汗をかきながら扇風機でひと晩過ごしました。

幸い、買い替え機も翌日には付いて事なきを得たのですが、しみじみ考えされられました。およそ日本中でエアコンが消費する電力たるや、想像を超える量。もし電気が止まったら、この暑い国でどうやって安眠を得ることが出来るだろうか?

カヤと風鈴で夏の夜を過ごす訓練をしておいた方がよいかもしれません。

過ごしにくい季節ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと6月

カテゴリ名: 今おもうこと

自身の生来の性質なのだと思うのですが、まずじっとしていられません。

よく言えばマメに動く。悪くいえばせっかち。

振り返ってみれば、もう何十年もの間、人の迷惑かえりみずというか、気持ちが常に焦っていて、今日やっておかねば、何とかせねばの繰り返し。

ところが最近、自身の中に僅かな変化。思えば、何とかせねば・・だって、そうしなければならない理由も、確かな意味も見当たりません。

たとえて言うなら、予定していた電車に乗り遅れたならば、次の電車を待てばいいだけのようなもの。意味なく、無駄になる時間も受け入れる心持ちっていうのかな。今日も1日という時間は正確に流れていきます。

過ごしにくい季節ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと5月

カテゴリ名: 今おもうこと

釣り好きなことは何度か触れました。よく出かける伊勢湾や、イカナゴの名産地である明石沖など、海の水がキレイになり過ぎ、プランクトン不足となって、小魚も不足。

腕の悪さは別にして、相対的にサカナが取れなくなっているようです。

自然界の仕組みを単純に考えることはできませんが、生物循環の輪に異変が起きていることは事実で、下水処理後の水質基準を見直すなど、様々な研究が始まっているそうです。

海のみならず、切り開かれる森や、農薬漬けの田畑なども同様かも知れません。およそ地球上で、生分解できないものを生んでいるのは人間だけ。環境に不可をかけ続ける現在の暮らしぶりは、やはり考え直すべき時ですが、食品ラップやプラ容器の便利さは手放せません。取捨選択の難しい時代ですが、考え続けたいです。

どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹