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カテゴリー別アーカイブ: 今おもうこと

今思うこと4月

カテゴリ名: 今おもうこと

自身の置かれた状況がただごとではない・・
ということに気づくのは、周りの空気だったり、
与えられる情報だったり。

適当な修飾語がみつかりませんが、この数週間、
ワサワサした感じが拭えないままです。

起きてもいない不幸を想像して「不安」というカードを
並べるのは、人間の陥りやすいワナだと常々思うのですが、
今度ばかりはそうでないのかも。

旅行や飲食はもとより、スポーツやコンサートも軒並み中止。
ただ、私たちが毎日やらねばならない事は変わらないので、
せめて気持ちだけは明るく保とう!と話題を探してみるものの、
なかなか見つかりませんね。

木々の枝に真新しい緑の葉が目立つようになりました。
どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと3月

カテゴリ名: 今おもうこと

スキー場や冬物衣料など、暖冬の悪影響は見過ごせないレベルだったと
思いますが、異様に暖かい冬も過ぎ、心浮き立つ春を迎えました。

千年の昔よりたたえられる春はまた、うらめしい空模様が続くとき。
草木も萌えだし、のどかな光がとどく先には花も色づきはじめる。

なのに・・。

雨風続きとなる日も多く、かく言う私、好きな釣りにも出かけられないままです。
おまけに今春は世界中を震撼させる新型のウイルスまで登場して、
未だ終息の見通しも立っていません。

大地震や津波、豪雨や土砂崩れなど、天災のひと言では飲み込みきれない
悲惨な出来事があまたある災害大国。
この先も日本で人々が暮らし続けていく上での試練なのか、さらに生きにくい
時代へのプロローグなのか。

マスクや消毒薬を探す日はまだしばらく続きそうですが、
どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと2月

カテゴリ名: 今おもうこと

黒川伊保子という脳科学者、ご存知の方もいるかと思います。
「妻のトリセツ」の著者といえば思い当たるかも。

ラジオの対談で耳にしたのですが、人間の脳は7年ごとに成長の段階を経て
28歳までが知識吸収のマックス。
次の56歳までは出力のとき。いらないものを選り分けながら、失敗も重ねながら。
で、56歳からは更年期や物忘れを経験し、心細くなる・・かと思いきや、
そこから人生における物事の優先順位が見えはじめ、脳の最高潮期を迎えるという説。

それはどうも「老化」ではなく「進化」なのだそうです。
自身においてはすでにそこから6年も経過していますが、一向にシンカしません。

そのうち何か見えてくるのかナ?
春が待ち遠しいこの頃ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと1月

カテゴリ名: 今おもうこと

年初、カレンダーが新しくなると、さて今年はどんな一年になるか?
なんて考えることがあります。でもそれは、もはや過去の話。

今、世界中の人々がスマホに打ち込んでいる事実やアップする画像。
言葉のキャッチボールなど、膨大な量のデータを人工知能が集約して
未来予測をするのは、それほど難しいことではない・・と新春の記事に出ていました。

国々が抱える問題が解決され、地球規模での安寧な時代が訪れればよいのですが、  
AIはどんな予測をするのでしょうか。

まぁ、望むようにはならず、なるようになるのが世の常とか。
目の前にあることに打ち込むしかないですよね。

本年もどうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと12月

カテゴリ名: 今おもうこと

つい先ごろまで、花見だったり夏祭りだったり。
予定に追われながらの日々に変わりはないのですが、年末を控え、
1年の過ぎる速さにたじろぐばかりです。

人生のペースはそれぞれですが、行く年と新年の区切りは等しく人々に訪れます。

あれこれあっても静かに過ぎ去ろうとしている1年のあとを追って、
希望にみちた新年が近づくこの時期は、ときに人の気持ちを謙虚にし、
見慣れた光景すらも心温まるものとして心にとどめてくれる気がします。

家族を思うクリスマスの祝いがこの時期というのは、何か不思議な一致なのかも。

お体に気をつけて、どうぞよい新年をお迎えください。

丸山秀樹

今おもうこと10月

カテゴリ名: 今おもうこと

消費税が上がりました。

百円の買い物だと2円の負担増なので、すごく増えたような気はしないのですが、
洋服や車など、金額の大きな買い物の場合、価格の1割が税金・・ということになるわけで、
その負担感たるや甚大。

これまでもそうですが、家賃や事務用品の消費税増税に見合う料率で介護報酬も
若干増額されますので、事業所としてはありがたいことですが、消費の個人レベルでは
負担が増えるばかりです。

国民ひとりひとり、これから生きていくのに必要な費用の1割を税として収め続けるわけで、
それならもっと有効に使ってくれよ!と強く思います。

それとも1割分を節約する目的で、たとえば庭やベランダで野菜を作るとか、
服を自分で作るとか。少し時代を巻き戻したような生活で防衛するってのもアリですかね。

上着選びに悩む日はまだしばらく続きそうですが、どうぞお元気でお過ごしください。            

丸山秀樹

今おもうこと9月

カテゴリ名: 今おもうこと

竹内まりやの歌う「人生の扉」は、彼女が人生の折り返し点を過ぎて書いた曲。
ほぼ同世代としてすごく共感します。

毎日、命のとなりで仕事をしていると言えば大げさかもしれませんが、
それでも年に何度か、利用者の訃報を聞くたびに今年の桜や山の紅葉が、
その方にとっては最後だったんだと痛感します。

今、見えてる風景や口にする美味しい食べ物も、ひょっとするとこれが我が人生
最後かもしれない・・と考えれば、文句を並べたり横柄な態度はとれませんよね。

残暑はまだまだ続きそうですが、味覚の秋もすぐそこまで来ています。
秋刀魚の値段も気になりますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと7月

カテゴリ名: 今おもうこと

令和元年と位置付けられた今年も、すでに折り返しをすぎました。

年々加速しているような月日経過のスピードにたじろぐばかりの毎日ですが、
それでも合間を縫ってときどき釣りに出たりできるのは、平和な国に暮らせている
ことの証なのかナ・・と。

参院選を間近に控え、この国はどこに向かっているのか?
舵とりを託せる人は誰なのか、社会の一員として向き合わねばならない筈なのに、
考える余裕さえ与えないような時の変化に翻弄され続けていないでしょうか。

社会の仕組みとなった介護という業も、続く時代を支えてくれる人があればこそ。
立ち止まって考えないといけませんね。

暑い季節を迎えますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今思うこと6月

カテゴリ名: 今おもうこと

平成21年5月、ふとしたきっかけから、戸建の民家を改装して
「少しの見守りがあれば、最後まで安心して暮らし続けられる」
をコンセプトにした松原のいえ運営が始まりました。
入居者4人と管理人で5人という家族?構成。

発起人で当初から管理者を務めていた人が、意見の相違から途中で去り、
成り行きというか責任上、私が管理者として泊まることになったのが翌年2月でした。
その日の夜、雑記ノートに「死ぬ時はみなひとりだし、今から先のことを想像しても意味ないし・・。
家族でもあり家族でもなし。でも一緒に居る不思議。トイレやおやすみなさいを済ませてから風呂に入りました。
桶を洗うスポンジや洗面器がないこと、風呂に入って気が付いた・・・(後略)。」と綴っていました。

およそ十年前になります。その後、亡くなられた方や、他の施設へ転居された方など、
いろいろな人生を見送らせていただき、可能な限り・・というか、ほぼすべての告別式にも参列してきました。
これって、やはり家族の領域?ですか。
そう言えば、施設に入っていた友人の親が亡くなられ、告別式に参列したのですが施設の関係者は
誰ひとり居なかったなぁ。

それぞれ施設の運営方針にもよるでしょうし、大規模な施設では亡くなられる方も多いでしょうから、
いちいち参列などしてられないか。

アドバンス・ケア・プランニングについては前にも触れましたが、人生最終章の組み立てについて、
いろんな例がメディアでも紹介される昨今。
どこでどんな最期を迎えるのか、決定するのも自分自身・・という時代が来ているようです。
そんな中、消えていく命の一番近くで仕事させてもらうのは、大変なことも多いけど、
すごく学びの多いことなんだと、ことあるたびに痛感します。

この先、施設運営にこれまでと変わるところはないでしょうし、変わらず精進しようと思います。
過ごしにくい季節ですが、どうぞお元気でお過ごしください。              

丸山秀樹

今おもうこと 5月

カテゴリ名: 今おもうこと

朝、それほど時間の余裕があるわけでもないのに、テレビの星座占い、観るともなく観てしまいます。
同じ誕生月の人など、世界中に何百万人もいるしそれらすべての人が同じ運命をたどるわけでもなく。
都合の悪いことが書いてあると、オレには関係ないナって、瞬間的に思うくせに、
「ラッキーな1日になる!」なんてアナウンスがあると、妙に前向きな気分になったりして。
身勝手なものですね。

このごろよく耳にする悲惨な交通事故などは、誰の身にも起きてほしくないものですが、
それでも運・不運も含めて起きることは変えられない・・。
そのハザマで生かされているんだろうなって思います。

活動しやすい季節到来!どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹