菜の花通信

松原のいえ9月

9月初旬、新しいテーブルセットが届きました。
それにともない、これまでとはテーブルの向きを変え、
皆さんの視線方向も90度変わりました。

テーブルが広くなったので、3人分のスペースに2人掛け。
ゆったりと座っていただけるようになりました。
ぼんやりテレビを見続けるのはどうか・・ということで、
テレビはなくして食事時はラジオのみ。

今まで大回りしないと届かなかった食器棚は、調理台のそばに置き替えました。
長い間の習慣を変えることに、入居者の皆さんのとまどいがないか心配しましたが、
「このイス、軽くていいね。」「前より立ちやすくなった。」とおおむね好評のようです。

何度もメジャーであちこちのサイズを測っていた社長もホッとした様子でした。

今おもうこと9月

商業施設やその他の建物に入場するときの検温や手指消毒、
もう当たり前の行為となりました。

茶パツの兄ちゃんがマスクをして歩いているのを見ると、わずか半年の間に
変わってしまったあれこれに思いを巡らせずには居られません。

この先の日本や世界がどう変化していくのか不明ですが、誰しも何かをして、
何かをもらって、日々を生きて行かねばなりません。
が、わずか半年でこれだけの変化が可能なわけですから、いっそ、食料自給率を
百パーセントにするとか、エネルギーをすべて再生可能な物に切り替える!
などの大胆な取り組みももしかしたら可能なんじゃないかと・・。

ヤレバデキル。
子どもの頃、誰かによく言われたような気もしますが・・。

暑い日はまだ続きそうです。どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

正木の家9月

おしゃべり大好きM様。正木の家に入所して早5年。
入所してから5年間、ずーっとおしゃべりです。

94歳になっても相変わらずおしゃべりです。 
誰かが話し掛けなくとも、基本的に1日中おしゃべりしています。
M様の声が聞こえないと、職員がみんな不安になるくらいです。

そして更に感情も豊か。
「お父さんがどっかいっちゃった」と、泣きながら話される時もあれば、
「おまえは馬鹿か!」と、何かに怒っている時があったり、「ご飯ちょーだい!」と、
可愛くおねだりしている時があったりもします。時には急に東京音頭を唄いだすことも。

頭のいい人なのでしょう。
言葉のチョイスがとても面白く、聞いててつい、クスッと笑ってしまうことも。

「話す」は「放す」に通ずると言います。言葉に出して話すということは、心を開け放ち、
溜まっていたモヤモヤを身体から放してくれる効果があるそうです。

M様は溜まったモヤモヤを手放すのがとても上手なのでしょう。
嫌なモヤモヤを毎日少しずつ手放し、すっきりきれいな心と身体になる。
おしゃべりな人が長生きと言われるのも、なんだかわかる気がします。
M様はきっと元気に長生きされることでしょうね。

あすか