メニュー

今おもうこと H25.7月

カテゴリ名: 今おもうこと

線路沿いの公園でセミが鳴き始めました。今年は梅雨入りも早かったですが、
明けも例年より早く、この先しばらくは強い太陽の陽射しと向き合わなければなりません。
夏本番。汗と紫外線対策で、毎日のケアは普段にも増して大変ですが、皆様お変わりありませんか。

インターネット配信のおかげで、事務所に居ながらにして介護関連のニュースを読むことができますが、そんなニュースのひとコマ。内閣府の調査(昨年秋)では、今後自分が認知症になる可能性について、55歳以上男女の34.9%がまったく感じていないそうです。

調査は全国の男女3千人を対象に実施されたもので、認知症になる可能性については、「まったく感じない」に続き、「まれに感じる」28.3%、「ときどき感じる」25.3%、「いつも感じる」は5.7%とのことでした。

また最後を迎えたい場所についての質問では、「自宅」が54.6%で一番多く、「病院などの医療施設」27.7%、「特別養護老人ホームなどの福祉施設」4.5%と続き、整備が急速に進んでいる「高齢者向きケア付き住宅」は4.1%だったそうです。

大半の人は認知症にもならず自宅で最期まで暮らせる・・と想像しているってことですね。(日本の超高齢社会の未来が本当にそうなるとよいのですが。)

かくいう私も先月55歳となりましたが、目先の雑事に追われるばかりで、落ち着いて老後を考えるなど夢のまた夢。「死ぬまで働く!」を口実にして、かなり楽観的に生活しています。

 

現在契約している利用者さんの中でも、要支援の認定を受けながら、コツコツと長年続けてきた仕事を継続されている方や、趣味に打ち込んでおられる方など、生涯現役だなぁって感動させられるケースもけっこう多いです。誰しもいつまでも元気で過ごしたいと願っているでしょうし、できれば認知症などの病気にはなりたくないと思っている筈ですが、一説によれば認知症と診断される人の数は増加の一途だとか・・・。

先のことは誰にもわかりませんし、起きてもいないことを心配するより、今日1日を笑って楽しく過ごすことに力を注ぐべきだと、この頃すごく感じています。

 

夏の太陽は容赦なく照りつけますが、それもこの季節ならではのもの。

ポジティブシンキングでこの夏を乗り切りたいと思っています。どうぞお元気でお過ごしください。                  丸山榮出樹