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正木の家4月

カテゴリ名: 正木の家

昨年に続き、今年もコロナ禍での春を迎えました。
緊急事態宣言は解除されたものの、まだまだ予断を許さない状況は続いています。

が、だからと言って、こんなに陽気が良くて桜も綺麗なのに花見に行かないなんてもったいない!
ってことで、皆さんと東別院までお花見に行ってきました。
もちろん感染対策をし、花を愛でながらの桜餅は我慢しましたよ。

気持ちの良い日でしたし、桜は綺麗だし、入居者様も嬉しそうだし・・。
お腹は満たされなかったけど、心は満たされた気分でした。
そんな様子をご家族にもラインすると、皆様大変喜んで下さいました。
みんなでお出かけできた事や、外の空気を吸うことができた事、桜を愛でて季節を感じられた事、
各々返信を下さいました。
そして最後には皆様必ず、ありがとうございましたと言って下さいます。
お手数をお掛けしましたとも言って下さいます。

こんなコロナ禍にみんなで外出なんて・・
と思う方もいるかもしれません。でも、ご家族からこのような言葉を頂くと、
行ってよかったんだなと安心します。

昨年からあらゆる場面で迷う事が多くなってきました。これはやっていい事なのか?
ここまでは大丈夫か?どこまでが正解なのか!リスクを考えたら何もしない、
どこにも行かないのが正解なのかもしれません。
しかし、認知症の方にとってはそれこそがリスクでしかありません。
ワクチンの接種が始まりますが、まだまだコロナウィルス感染症終息の目途は立っていません。
感染リスクを減らしながら、認知症進行のリスクも減らす。

昨年に続き、迷える日々は続きそうです。

あすか