今おもうこと4月
カテゴリ名: 今おもうこと
街中で入学式や入園式に臨む親子の姿を目にするたび、心のどこかに温かな湯がさしたようになり、懐かしさもあって思わず涙腺が緩みます。
親とずっと一緒に居たかったはずなのに、新しい世界に飛び込み、成長していくために、親に「さようなら」を言わねばならないとき。
「保育園にちゅれていかないで!」って泣き叫んでいた我が子の姿を、つい重ねているのかもしれません。
桜の咲く頃、さようならと言って自分の足で歩きはじめ、いつか遠く大きな場所へひとりで進んでいけるようになる。
さようならの語源は「左様であるならば」だそう。
何事もあるがままでよいのかもしれません。
陽光輝く季節、なにもしていなくても心浮き立つ気分になりますね。
どうぞお元気でお過ごしください。
丸山秀樹