正木の家 3月
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★治ってよかった〜(正木の家)
K様が右上腕を骨折してしまいました。1週間程前から「腕が痛い」とは言っておられたものの、
外傷や腫れもなく動かしておられた為、様子をみていました。
しばらくして肩の下あたりがぷっくりと腫れ、右腕が動かせなくなってしまいました。
坂文種病院救急を受診すると、骨折との事。
大きなギプスをして帰って来られました。
痛いと訴えていた時、もっと早く気付いて受診していたら骨折まではいかなかったかも。
毎日のように「頭が痛い」、「目が痛い」等と様々な所が痛いと訴えられているK様。
この時も同じように考えていました。
毎日の訴えに慣れ、認知症介護の基本である、『気づき』や『観察』ができていなかったと
反省しました。
認知症ケアに慣れる事、その人に馴れる事は悪い事ではないと思います。
しかし、慣れることによって大切な事を見落としたり、疎かにしてしまう原因なります。
いつでも初心を忘れず、些細な事にも気づけるようでないといけないなっと感じました。
そんなK様。全く動かせなかった右腕ですが、
3週間もたたないうちに食事も右手で食べ、車椅子のストッパーも右手で外し、
動くわ動くわで職員、ご家族、北川先生もびっくりです。
恐るべし95歳!