正木の家 2月
カテゴリ名: 正木の家
★人生いろいろ!
正木の家には働き頭のお姉さんが2人。
起床後リビングに降りると、二人で手分けしてカーテン、ブラインドを
開けてくれます。
朝食後は食器拭き。食器担当とお盆担当に分かれてテキパキ。
それが終わると洗濯。干し役とたたみ役に別れ、
せっせとこなしてくれます。
午後からも食器拭き、洗濯と仕事が続きます。
そんな2人ですが、同じことをしているのに仕事の仕方が全く違うのです。
ひとりはゆっくり時間をかけ、隅々まで丁寧に。
もうひとりはパッパと素早く、でもちょっと雑。
分からなければ「まぁこれでいいか」と。
性格出ますね。
2人の働きっぷりから、若いころはこんな生活を送ってきたのだろうなと
妄想が膨らみます。
認知症の人にとって、その人生歴を知ることはとても重要だと言われています。
家族や本人から聞いて知る人生歴も大切ですが、生活を共にするからこそ見える9人生歴も大切な気がします。
それを知る事が出来るのも、深く長く一緒に居るからこそできる
私達の特権なのだと思います。
グループホームだからこそ見えるもの、出来る事が
まだたくさんありそうです。
もっともっとみつけていきたいと思います。
(あすか)