メニュー

ヘルパーのつぶやき:H25.6月

カテゴリ名: 未分類

訪問部の車が新しくなりましたー! 会社の車は代々ホンダのライフですが、今までの和風な「きなこ色」から今度はあざやかな「ピンクゴールド」に一変です。

乗りこむと、新車のいい匂い! 誰もが「最初の傷をつけたくない!」と思うので、ソローリソロリ、運転はとても慎重になります。

カーナビもついて、これで初めての利用者さん宅に行くときも迷子になることはないはず。スマートキーを失くしては大変なので、スタッフのあやちゃんがUFOキャッチャーで1400円もつぎこんでゲットした(!?)大きなドラえもんのキーホルダーをつけました。

ナンバーは「7087」(なのはな)です。

正木の家:H25.6月

カテゴリ名: 正木の家

☆初ツイッター(赤澤のつぶやき)

今の私、動きが鈍くなった気がする。

頭の中ではやるべきことわかっているのに・・。

要領悪く、段取り悪い!毎日ばたばたしている気がする。

なんでかな?・・・

安定したケアができていないから?入居者の居心地、悪いんじゃないですか? どうしたらよいのでしょう・・。そう!一人ひとりにあったケアをしなければいけない。声かけでも、その方に合った声かけ、その場に即した声かけや対応が必要なんだ。

≪認知症が進んだから≫なんて考えるのではなく、今、この場の不安を解消してあげられることを考えていこう。この方はどんな気持ちでこういう言動をされるのか推し量ってみよう。その方の頭の中、心の中はわからないけれど・・、でも私達が何とかしてあげたいという気持ちは通じるのではないかしら。

 

『ここは正木?金山に帰りたいの。歩いて来たから帰る。パパ怒るよ。』

「遠いから車で行きましょうか。」と、玄関まで降りたものの動かれず。30分位同じ内容の会話が続く。

「パパが迎えに来てくれるって言っていましたよ。ここで待っていましょうか。」

『おねえちゃんがそう言うならそうするわ。』

「ありがとう。一緒にコーヒーでも飲みましょうか。」

『はい。』

涙が出そうなくらいうれしい気持ち。想いが通じたのかなぁ。

いいえ、その方が、私の事を気遣ってくださったのだと思います。ですから『ありがとうございます』なのです。

毎日、笑顔で挨拶ができ、入居者皆さんの笑顔が見られますように!!

ベランダの朝顔のように、花開くような笑顔を引き出していきましょう。

今おもうこと:H25.6月

カテゴリ名: 今おもうこと

梅雨入り宣言直後からの好天続きで、なんとなく得したような気分で過ごせましたが、やはりヘルパー泣かせの雨の季節。この先、梅雨後半に大雨続きで水害も・・なんてことにならないとよいのですが、本番はまだこれからですね。過ごしにくい日々が続いていますが、皆様お変わりありませんか?

 

先日、世界的にも著名な建築家が東日本の震災で自身の価値観を根底からくつがえされ、建築物を「作品」とか「アート」と呼ばせてきた過去を引きずる自身をリセットし、建築家の存在理由を根底から問い直した・・というテレビ番組を見ました。
その建築家が手掛けた仙台市福田町南仮設住宅にある「みんなの家」は、切妻屋根の木造平屋建て。中央に暖炉、小上がりや壁際に作り付けられた椅子には手作りのカラフルな座布団が並び、壁には子どもたちが描いた絵が飾られていました。
(先頃、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞したとのこと。)
宿直中でしたがとても興味深く、ついつい最後まで見てしまいました。

 

事務所にはほとんど毎日のように、高齢者向け住宅や有料ホームの案内が届きます。過去、実際に独居生活困難となられた方を紹介したケースもありましたし、今進めているサ付き住宅「かなやまの家」の検討が始まってからは、数多くの内覧会にも参加しました。
現在、私たちが運営する施設も含め、安心とかやすらぎの文字をカタログに印字することは簡単ですが、ほんとうに必要とされる暮らしの場がそこにあるのか。内覧会の帰り道、決まってそんな疑問が胸中に膨らむのを覚えました。
報道で知る限りで恥入りますが、避難所生活においても、人間らしく生きたいと願う人々は、空き箱を食卓として笑顔で食事を楽しもうとします。あるいは仮設住宅の狭間でミニコンサートを開こうと尽力されます。極限状態でも人々は集まり、何らかのコミュニケーションを交わそうと試みる。

目頭が熱くなるようなそんな感動的な姿を幾度も見かけたはずなのに、いざ高齢者のための・・という冠が付くと、そこは提供する側の都合優先の場所になってしまっていないか・・。
最低限の安全確保とベッドしかない家に共同のリビングルームをつくる。
ここまではたいていどこでも同じです。
そこに行くと人々が自らの意志でソファやテーブルを囲み、あるいはまたお茶を飲みながらのんびりできる。目には見えませんが、そんな心の安らぎを得られる空気が流れる場所、それが私たちの目指す「かなやまの家」でなければなりません。
かなりハードルは高いですが、実現できれば入居者にとって自らが選んだと納得してもらえる「私の家」になるのでは?と再確認した6月でした。

アメニモマケズ、お元気でお過ごしください。       丸山榮出樹

ヘルパーのつぶやき:H25.5月

カテゴリ名: 未分類

最近、年相応に少し聴力が落ちてきた感じ。
テレビのとくにドラマのセリフがききとりにくいのです。
今放送中の朝ドラ「あまちゃん」は、方言が多いのでますます
わかりにくい。そこで、テレビに「字幕」を出す機能を使うことにしました。
ふむふむ、これだとセリフといっしょに登場人物の名前も出てくるので、とてもわかりやすくなります。

いつもびっくりするほどの大音量でテレビを見ている実家の母親に、「こんなことができるよ」とリモコンを操作して字幕を出してあげたら、「こんなことができるの!?」と大喜び。

こんどは利用者さんにもおすすめしてみようかと思います。   (玉)

正木の家:H25.5月

カテゴリ名: 正木の家

先日、入居者A様と中村区役所へ出かけ、近くにあるその方のお住いにも立ち寄りました。以下はそのときのひとコマです。

 

(赤) :「これから一緒に出掛けましょうか?」

(A様):「えーー。どこへいくの?」

〜車中〜(名駅付近で)

(A様):「賑やかな所だね。名古屋となんもかわらんねぇ」・・・「ここが豊橋か!??」

(赤) :中村区役所つきましたよ

(A様):「うん、わかった。ここで降りるんだね。」

区役所へ書類提出後、3分ほど車椅子に乗っていただきご自宅へ向かいました。

(A様):「こんなところで離されたら迷子になってまう。たのむよ!」(豊橋に来てると思っておられる様子)

 

ご自宅へ着くと、長男様がおられ「一人で豊橋支店をやっているのか、大変だな」と労をねぎらっておられました。頼りにされていたお嫁さんが不在で早々においとましましたが、お別れ時、手を振る姿がとても自然でした。

中村区役所駐車場まで戻って乗車中、お嫁さんが走って会いに来てくださいました。

「まあ、あんたさんもこの近くにいたのかね。そうかね〜」と、いかにも他人行儀な挨拶に、お嫁さんの目には涙がにじんでいました。その光景を見て私はお嫁さんに駆け寄り「ごめんなさいね」と思わずハグしてしまいました。

「お母さん、いいところでお世話になってよかったね!」とお嫁さん。その言葉を聞いて私も涙が出てきました。

お嫁さん(ご家族)の気持ちは複雑なんですよね。面倒見たいけどできないジレンマ。私たちは家族にはなれませ

んが、安心して過ごしていただける環境が提供できているのかな・・・。

私たち職員も環境の一部です。良い環境となるべく心していきましょう。 (赤)

今おもうこと:H25.5月

カテゴリ名: 今おもうこと

週末ごとの荒天を恨んだ4月も過ぎ、吹く風が心地よい季節になりました。

街路樹が見せるまばゆいばかりの新緑は、時に流されやすくうつろいやすい私たちの心を諭すかのように、自然の営みが普遍であることを胸の奥深いところへ静かに感じさせてくれます。
日々の営みに休みはありませんが、皆様お変わりありませんか。

 

前にもご紹介したと思いますが、菜の花では現在、昭和十年生まれの方を筆頭に7名の70代ヘルパーさんが活躍中です。しかも皆さん、ほぼ毎日という活動ぶり!

定年後における再雇用の厳しさや年金支給開始年齢の繰り上げなど、この先も年長者の方々にとって明るい話題が少ないと予想される昨今ですが、なんとも有り難く素晴らしいことだと感じます。

 

なんらかの理由で体の機能に不具合があり、自由に働けなくなった方々には申し訳ないのですが、
今後さらに進む超高齢社会を乗り越えていくには、働けるうちは働く!という方法が一番効果的ではないかと思います。もちろん前述の支援を必要とされる方々に対しても、人生経験豊富な年長者の手助けは、きっと労力以上の何かをもたらしてくれるはずでしょう。

 

先月号で少し紹介しましたサービス付高齢者向け住宅の話ですが、どうやら実現に向けて動きだすことになりました。今秋までにプラン策定、1年かけて立ち退きと現存建物の取り壊し、平成27年1月着工という計画です。詳細はまだこれからですが、おおよそ50~60戸の規模。1階にはクリニックと食堂、大浴場。2階が事務所とステーション及び託児室、3階以上は専用住居というのが現状のプランで、関係各方面にも打診しながら毎週のように打ち合わせを行っています。

 

食堂や託児室、各階の清掃や管理、もちろんヘルパー業務や夜勤・宿直も含め、ほんとうにたくさんの人に支えてもらわなければ実現し得ないことですが、言葉を選ばず敢えて文字にするなら、「高齢者の高齢者による高齢者のための住宅」というコンセプト!

 

元気で動けるうちは、たとえ短時間でも働いていただける仕組みを作り、いよいよ不自由になってしまった場合は、
そのままそこに住んでもらえるような場所にできれば・・と日々思案に暮れています。
この件につきましてはアイデアやご意見も大募集中。よろしくお願いいたします。
日中は汗ばむような季節を迎えますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山榮出樹

食中毒予防の3原則

カテゴリ名: 介護の知識

食中毒の原因を『つけない』『増やさない』『やっつける』

食中毒を防ぐためには、細菌などを食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を

「増やさない」、「やっつける(殺菌する)」という3つのことが原則となります。

洗う!

食中毒の原因菌が食べ物に付かないように、必ず手を洗いましょう。

調理を始める前
生の肉や魚、卵などを取り扱う前後
調理の途中で、トイレに行ったり、鼻をかんだりした後
おむつを交換したり、動物に触れたりした後

低温で保存する!

細菌は高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり、
マイナス15℃以下では増殖が停止します。
菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。
肉や魚などの生鮮食品やお総菜などは、購入後、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。
なお、冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖しますので、早めに食べることが大事です。

加熱処理!

細菌やウイルスは加熱によって死滅しますので、加熱して食べれば安全です。特に肉料理は中心までよく加熱することが大事です。目安は中心部の温度が75で1分以上加熱することです。
肉や魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌しましょう。

介護者のための薬の基礎知識

カテゴリ名: 介護の知識

高齢者は薬を見間違えたり、飲み方を聞き間違えることがあります。
錠剤やカプセルが簡単に切り離せないようになっているのは、シートごと飲み込むことを防止するためです
高齢者の服薬の際、こんなことに注意してください。

1、服薬時は多めの水(150cc程度)を用意し、最初に数口水を飲んでから服薬する。
→水が少ないと食道に詰まったり、詰まった場所で潰瘍になることがあります。

2、飲み忘れた場合、次の服用時間に近い時は、飲み忘れの分を基本抜いてください。
→1日3回服用の薬は、最低でも4時間空けて飲むようにしてください。

3、ホクナリンテープのような貼り薬を触った場合は、すぐに手を洗う。
薬剤のついた手で目などの粘膜を触ると吸収されてしまい危険です。

4、カプセルや散剤の冷蔵庫保存は、出した後の結露で湿気を帯びたり、凍結により薬剤が変化することがあります。
→薬をむやみに冷蔵庫に入れないように、声かけをする。

高齢者の食事の傾向

カテゴリ名: 介護の知識

高齢者の食事には以下の傾向があるといわれています。

1、淡白なものを好む
油ものなどを避けることにより、脂質が不足しがちになります。
→油を使った料理(揚げ物、炒め物)や調味料(ドレッシング、マヨネーズ、サラダ油マーガリン、バター等)を取り入れましよう。

2、固いものや繊維質のものを避ける
咀嚼や嚥下が困難になることにより、このような傾向になります。繊維質の不足は便秘にもなりやすくなります。
→ひじきやわかめ、大豆、根菜類など、できるだけ繊維質を多く含む食材を選びましょう。

3、塩分、糖分の摂取が過剰になる
味覚が低下し、濃い味を好む傾向があります。
→酢や香辛料で味のアクセントをつけましょう。

4、献立が単調になる。
栄養がアンバランスになる傾向があります。
→献立を考える時には、「主食、主菜、副菜」を揃えると、栄養的にバランスの良い食事になりやすいです。

正木の家:H25.4月

カテゴリ名: 正木の家

「正木の家」の今年の花見はいつだった!!と言うくらいパットしない花見でした。

3月31日に予定はしましたが、あいにくの空模様でした。出かけてみたら雨に降られ雨宿りする始末。皆さんごめんなさい<m(__)m> じつは、私は雨女だったのです。

春は桜。日本人は桜が大好きですよねって、皆さんと話していると「桜は日本のこころだ」って、K様が言われました。
認知症ってなんだろう!この感性に感服し、そうですねって納得しました。

日本の四季折々の花。春はさくら・夏はひまわり・秋はきく・冬はつばき(?)でしたか。
今年のちぎり絵は四季の花を作っていこうと皆さんと決めました。
今、玄関にはさくら、チューリップ、マーガレットが咲いています。

またまた、本の話で恐縮ですが、
渡辺和子著「置かれた場所で咲きなさい」

『人はどんな場所でも幸せを見つけることができる。どんなところに置かれても、そこで環境の主人となり自分の花を咲かせよう。咲くということは、仕方がないと諦めることではありません。それは自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人も幸せにすること・・・』

私の中での今年の想いは「笑顔」だったので、誘われるように本を手にとっていました。
入居者様の笑顔・スタッフの笑顔が相乗効果を発し、気持ち穏やかに笑顔で暮らせるといなぁ。

不機嫌は環境破壊。
顔から、口から、態度から、ダイオキシンを出して人の心をむしばむ・・・。
笑顔は立派なエコだそうです。

いつでも、誰でもができる笑顔作りというエコ活動、さあ始めてみませんか。(赤)