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訪問介護部10月

カテゴリ名: ハイ!こちら菜の花訪問介護部

朝晩、ずいぶん涼しくなりました。私の家の前には小さな川がながれています。

先日、うっかり窓を開けたまま眠ってしまい、明け方寒くて自分のクシャミで目が覚めました。

季節の変わり目です。

油断して体調を崩しやすい時期ですので、皆さまも気をつけてお過ごしください。

正木の家10月

カテゴリ名: 正木の家

9月はしょっぱなからコロナ騒動勃発です。入居者様6名、職員4名がコロナに感染。1名感染後、あれよあれよという間に感染が広がってしまいました。入居者Kさんに関しては入院、他の5名の方は重症化することなく5日間の隔離後、いつもの生活に戻ることができました。

Kさんはというと、コロナの症状はすぐに落ち着き、食事を開始したものの、拒否する日が続いているようでした。2口3口、口に入れるとその後口を一文字に閉じ、首を振ってしまうようです。正木でも時々やっていた「食べたくない」の意思表示です。そんなこんなで食事も止められ、中心静脈栄養に切り替わりました。その後もSTさんが入ってくたりしていたようですが、あいかわらず拒否の毎日。

職員さんも日替わりで、プリンやら水羊羹やらを持って訪問してくれたのですが、傾眠が強かったり、首を振るばかりで食べてもらえません。結局、食事が摂れない状態では、グループホームへの帰所は難しく、退所というかたちになってしまいました。正木の家に来て十年、最初は帰宅願望がひどく、暴力行為もありました。それでも職員や外部の人など、会う人、会う人の心を掴むKさん。みんな、お父さんことKさんが大好きでした。最後の時まで正木の家で過ごしてほしかった。最後を看取らせてもらいたかった。それが正直な気持ちです。残念な気持ちやら、どうにも悔しい気持ちが残ります。

でも本当は、お父さんが幸せに、楽しく過ごせるのなら正木の家でなくてもいいのでしょう。会いたくなったら会いに行けばいい。私たちが唯一、お父さんに出来ることは、残りの日々を楽しくハッピーに過ごしてもらえるよう願うことなのでしょう。これからもお父さんに、ハッピーな日々が待っていますように。また会いに行くからね。

あすか

今おもうこと10月

カテゴリ名: 今おもうこと

過日所用で大阪へ出かけた折のこと。梅田郵便局のフロアで、目の青い若者が、日本で購入したお土産を床に広げ、一所懸命に荷造りしている姿を見て、改めて外国からの来訪者の多さに驚かされました。

まだ子どもだった頃、ガイジンという人種でもあるかのように、根拠のない不文律で、誰もがひとくくりに外国からの来訪者を見ていた時代があったように思うのですが、果たして今、進むべき道を見失い、内にこもりがちな多くの日本人の方が、世界の目から見たら、特異な姿に写っているのかもしれません。

これから季節は一足飛びに進みます。寒暖差が体に応えますが、どうぞおぞ気でお過ごしください。

丸山秀樹

訪問介護部8月

カテゴリ名: ハイ!こちら菜の花訪問介護部

去年、ついに自転車ヘルメットデビューしました。

めんどうなのではと思っていましたが、使い始めると頭をさらして自転車に乗ることが怖くなり、ちょっとそこまでの時もかぶって行きます。

真夏は暑くてムリかな?とも思っていましたが、ヘルメットのすきまから風が集中して入ってくるので見た目よりも涼しいです。さらにわたしは濡らしたクールタオルをほっかむりしてからヘルメットをかぶるので、涼しさもUV対策も完璧!

唯一にして最大の欠点は、カッコ悪いことだけです。皆さんも この夏、ヘルメットデビューしませんか?

正木の家8月

カテゴリ名: 正木の家

正木の家のおしゃれ大好きM様。若いころからお買い物が大好きで、しょっちゅう松坂屋に出掛けては、お買い物を楽しんでいたそうです。

友達とよく旅行にも出かけていたようで、旅行の度にお洋服からバッグまで全て新調していたというこだわりっぷり。今でも毎日素敵なお洋服をお召しになっています。

私が柄物の洋服や明るい色の洋服を着ていると、はっきりと発語ができないM様が「これ素敵ね」と言わんばかりに、服をちょんちょんっと触ってにっこり微笑んでくれたりもします。いつまでもおしゃれ心を忘れない正木の家の素敵女子です。

先日、皆様で正木小学校の盆踊りに出掛けました。やぐらから少し離れたところに皆で並んで、子供達が踊る様子を見ていました。ときどき職員と一緒に踊ったり、音楽に合わせて手拍子したりと、盆踊りの雰囲気を楽しまれていました。もっと盆踊りの雰囲気を楽しんでもらおうと、 M様と一緒にやぐらの近くに行くと、いつも月壱屋にご来店下さる方が声を掛けて下さいました。

毎年やぐらの上で踊られる女性会の方です。「今年は浴衣を新調したの」と、浴衣姿をみせて下さいました。するとM様、浴衣をちょんちょんと触ってにっこり。素敵な浴衣を褒めておられました。些細なことですが、はっきり発語のできない認知症の入居者様と、地域の方とのコミュニケーションがこういった形で取れたことをとても嬉しく感じました。

やっぱり女性はいくつになってもおしゃれに関心があり、素敵なものには敏感です。それは認知症になっても変わらないのです。だって正木の家の女性たちもみんな素敵なものが大好きだし、若者に負けないくらいのキラキラ女子ですから。

あすか

今おもうこと8月

カテゴリ名: 今おもうこと

甲子園での熱戦が続いています。小学校低学年の時には、すでに野球チームがあり、親にせがんでユニフォームをあつらえてもらいました。

もらった背番号は13。およそレギュラーで試合に出られるレベルではなかったんですが、それでも夜、外に出て一所懸命素振りをした記憶があります。

ひと試合ごと合間に流れる「栄冠は君に輝く」を聞くにつけ、持って生まれた才能とは別に、ひたすら白球を追い続けた選手たちの、日常の生活など想像すると、自然と目頭が熱くなります。

普段忘れてしまいがちな、好きなことに熱中して努力し続けることの素晴らしさに気づかせてくれる夏。

厳しい暑さはまだまだ続きますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

訪問介護部7月

カテゴリ名: ハイ!こちら菜の花訪問介護部

先日、我が家に今年初めての大きなゴキブリが出ました。

娘達は久々のゴキブリで大騒ぎ!私も一瞬焦ったけど、落ち着いてスリッパでワンパンチ。

完全にダウンしてはいなく、またどこかで復活する事を願って、ティッシュで掴み、外に出してあげました。

家を守る為に頑張ったけど、娘達にはドン引きされる結果となりました(笑)。

マリ

正木の家7月

カテゴリ名: 正木の家

令和4年からの身体拘束適性化委員会、令和6年からは、虐待防止委員会の設置が義務づけられました。身体拘束は年4回、虐待は年2回、委員会の開催が義務となっています。

正木の家も2ケ月に1度行っている運営推進会議内で委員会を開催しています。現状、正木の家では身体拘束も虐待もない為、これってちょっとグレーゾーンなのでは?というケア事例を出して、外部の方の意見を頂くようにしています。

どんなものかというと、身体拘束、虐待とまでは言えないが、それになりうるかもって状況です。例えば、「ちょっと待って!」や「座ってて!」と言って行動を制限するスピーチロック。まだ自分でできるのに、様々な理由から介助してしまう過剰介助。声掛けをせずにいきなり介助する等。悪気はないけど、ついやってしまっていたかも・・と思いあたるかと。

委員会を開催し、様々な方々からのご意見を頂き、最終的にたどりつく結論はいつもこれです。それを行う理由が何なのか、入居者様の気持ちに寄り添ったケアなのか、今のケアが適切であるのか、これを常に考え、検証を繰り返していくこと。グレーゾーンが常態化してしまうと身体拘束、虐待になる。だからこそ今のケアが適切であるのかを常に考える必要があるということです。

つい言ってしまった、ついやってしまった。思い当たる節がたくさんあります。ほんの少しの気のゆるみだったり、手抜きだったり。気持ちの余裕のなさから出てしまう「つい」。  職員だって人間ですからそんなこともあります。でもこの「つい」に気づき、「しまった!」  と思い反省する。結局はこの繰り返しなのだと思います。そして正木の家はチームです。チームでお互いに気づき合うことができます。チームで協力し、みんなで考え、これまでのように身体拘束、虐待のない正木の家であり続けたいです。

あすか

今おもうこと7月

カテゴリ名: 今おもうこと

すでに熱帯夜もいく日か。暑い季節が始まる前にエアコンの点検を!って、まぁ半分他人事のように聞き流していました。

ところが・・です。

過日、寝室のエアコンがいきなりアウト。買ってまだ4年なのでまさか?と疑いつつも、汗をかきながら扇風機でひと晩過ごしました。

幸い、買い替え機も翌日には付いて事なきを得たのですが、しみじみ考えされられました。およそ日本中でエアコンが消費する電力たるや、想像を超える量。もし電気が止まったら、この暑い国でどうやって安眠を得ることが出来るだろうか?

カヤと風鈴で夏の夜を過ごす訓練をしておいた方がよいかもしれません。

過ごしにくい季節ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

訪問介護部6月

カテゴリ名: ハイ!こちら菜の花訪問介護部

最近、小説を読むことにハマっています。

小説を知るきっかけはアニメでした。話の続きが気になり、Amazon KInbleで漫画を買おうとしたら、間違えて小説をポチッと。1巻から15巻まで大人買い。

購入後に小説だったことに気づき、返品しようかとも思いましたが、この際だからと読み始めたらハマってしまいました。

読書の習慣はありませんでしたが、文章から色々と想像も膨らみ、すでに10巻目に突入。画面上で読めない漢字も辞書でサクサク。読み終わった本も溜まらない。便利だなぁと改めて実感しています。

視力はどんどん悪くなりそうですが、他の小説も読んでみよう!と思うこの頃です。           

ひとみ