訪問介護部4月
カテゴリ名: ハイ!こちら菜の花訪問介護部
娘3人、卒業式、入学式、就職が同時期に重なり、何かと気が焦る日々が続いていましたが、どうにか無事に迎えることができ、そろそろ落ち着いた日々を過ごせるかな・・と感じています。
日中暖かい日も多くなりましたが、まだ朝夕の寒暖差があって、何を着て出かけるのか考えてしまうことの多い毎日です。体調を崩しやすい時期でもありますので、皆さんもご自愛くださいませ。
竹内
このごろの菜の花
娘3人、卒業式、入学式、就職が同時期に重なり、何かと気が焦る日々が続いていましたが、どうにか無事に迎えることができ、そろそろ落ち着いた日々を過ごせるかな・・と感じています。
日中暖かい日も多くなりましたが、まだ朝夕の寒暖差があって、何を着て出かけるのか考えてしまうことの多い毎日です。体調を崩しやすい時期でもありますので、皆さんもご自愛くださいませ。
竹内
先日、毎年恒例の餅つき大会を開催しました。
今年の餅つき大会は、子ども食堂とコラボでの開催で、たくさんの子供達が来てくれました。
子どもたちの中には、餅つきを初めて体験する子もたくさんいて、とても良い経験になったことと思います。私が子どもの頃は、おばあちゃん家で餅つきをしたり、小学校で体験する行事があったりと、餅つきに触れる機会もけっこうあったのですが、今の子ども達には、なかなかそんな機会もないようです。
餅つきは地域の人が集まり、皆で協力して餅を作り、ついた後は一緒に食べる。地域の人たちの交流を深めることの出来る、日本の素敵な伝統のひとつです。そんな素敵な行事がなくなりつつあるのは少し悲しい気がします。実際、こうして餅つき大会をするとなったら、ご近所のご年配の方が張り切って手伝って下さり、そして子供達もこんなに沢山来てくれます。
入居者様も、お餅は危険との声もありますが、皆様本当に美味しそうに食べてくれる。こんなに老若男女一緒に楽しめて、日本の伝統文化を守るイベントは、そうそうあるものではありません。感染症や食中毒を気にするのも大切ですが、やっぱりなくしてほしくない日本の行事です。
入居者様も、みんなお餅が大好きなのだから、食べたらいいと私は思います。職員がしっかり見守っていれば、危険は回避できますし、好きなものは上手に食べられます。リスクにばかり目を向け、出来ないと決めつけ、それを理由にやらないのは、とても寂しい事です。子どもから高齢の方、そして認知症の方々も、みーんなが楽しめる餅つき大会。
正木の家では、ずーっと継続していきたいなっ!と思っています。
あすか
浮かれた気分には、とてもなれそうもない昨今の国内事情や世界情勢。それでも桜の木は、今年もみごとな花を咲かせてくれました。何をするというわけでもないのですが、やはり春は嬉しい季節です。
動きやすくなって思うのは、バジルの栽培や梅干しの漬け込みなど、毎年実施している作業のこと。その他にも、それほど役にたたないことですが、母のスーパーでの1週間分の買物を、瞬時にエコバッグに詰めるテクニックとか、トイレや水道の修理がなんとなく出来てしまうことなど。
一見どうでもいいような技術ですが、収納アイデアや修理部品の想像などは、確実に自分のアタマを耕し、自らの暮らしを眺める目を豊かにしてくれているように思うのです。さぁ、今年は何回くらいホームセンターに通うかな。
よい季節を迎えますね。
いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。
丸山秀樹
先日、1人で伊勢神宮まで参拝に行ってきました。その前は1人で内海の温泉へ。
誰かと予定を合わせて旅行に行くのも楽しいですが、自分のペースで動くのもなかなか良いなぁーと感じ、次はどこに行こうかと考えています。
普段と少し違う事をするだけで、自分の刺激にもなって、考え方や感じ方の幅も広がる気がしました。家でゴロゴロするのも好きでしたが、暖かくなってきたし、色々出かけてみようと思います。
ひとみ
2月24日、新しい入居者様が入所されました。
75歳の男性U様です。正木の家の近所にある、うどん屋さんのお父さんです。お店を経営していただけあってハキハキとしたお父さん。朝、「おはようございます」と挨拶すると、「おお!ご苦労さん!」と威勢よく返してくれます。
そしてうどん屋さんなのに麺が嫌い。お昼は従業員が賄を食べている中、いそいそと外に食べに行っていたそうです。正木に来て初めての麵料理の時は職員もドキドキ。食べてくれるか不安ながらにお出しすると、躊躇することなく食べ始め、「うん。おいしいよ。」と言いながら完食。なんなら他の入居者様の残したうどんにも、いつの間にか手を伸ばし、それも完食。どうも心配する必要はないようです。
読書、カラオケ、麻雀、パチンコと趣味も多才。持参の本を破りながらもずっと読んでいるし、麻雀も牌を渡すと、手でいじりながら「東南西北白發中」と繰り返し言われています。正木のカラオケではビブラートの利いた美声も聴かせてくれるし、とってもキャラの立った素敵なお父さんです。
時折厳しいことを言われることもありますが、根はやさしい人。ご家族がお父さんに接する姿や、言葉かけを見ていてもそう感じます。きっといいお父さんだったことでしょう。
「 今まで頑張ってきてくれたから、これからはゆっくり過ごしてほしい・・」と願うご家族の思いのとおり、正木の家で穏やかな日々を過ごしてもらえたらと思います。
あすか
日が長くなり、少しずつ春の気配を感じられる頃になりました。
春花鳥の便りに加え、卒業式や入社式、転居など、振り返れば甘酸っぱい思い出と共に、変化の季節であることを実感します。進学、恋愛、仕事、健康、人生の目的など、先人の残した金言名句を頼りに、進むべき道に悩んだ都度、最善かなと考える方向に舵を切りながら生きてきました。
およそ救われることなどないと分かっていても、みちしるべとして他者の言葉を借りたい。ほんの少しだけでも、自分を超えることができればと信じて・・。
うららかな春の陽を浴びながら、そんなことを思いました。
いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。
丸山秀樹
毎日寒いですね。2月前半は1年でもっとも寒い時期とのこと。
昨日は朝起きたら一面白銀の世界でした。どうりで暖房入れてもなかなか暖まらず、くしゃみの連続。納得しました。風邪はひきたくないですね。今、こたつを購入しようかと検討中ですが、一度入ると出られなくなり、しまいに寝てしまうので、暖かさと引きこもりになる危険性を天秤にかけて悩み中です。
いったい、いつになったら結論が出るのでしょうか?そのうち春になってしまうのかも知れません。
氏
悲しい悲しいご報告が続いております。先日2月3日、M様が満百歳で永眠されました。3年と少し前、97歳で正木の家に入所されたM様。97歳とは思えないお元気っぷりで姿勢も良く、いつもジャケットを羽織り、キリッとした方でした。
始めは帰宅願望がでるかと心配しておりましたが、すんなり正木の家になじんでいかれました。入所してすぐに行った遠足ではよりも楽しそうで、学生みたいにはしゃいでおられました。観覧車に「初めて乗る~」と嬉しそうに乗られ、翌年の観覧車も「初めて~」と嬉しそうに言っておられました。
食べることも大好きで、食欲旺盛。おやつのみたらし団子を「美味し~初めて食べる。」と、みたらし団子が出るたびに言っておられました。外食に行くと、他者のご飯が気になって気になって、くれといわんばかりのガン見。あげざるを得なくなった職員から分けてもらい、美味しそうに頬張っておられました。どこに行っても、何をしてもいつも初体験で、いつも楽しそうに笑ってはしゃいでおられました。手を口に当ててお上品に笑ったり、大きな口で声を出して大笑いしたり、思い出されるのは笑顔ばかり。3年と少しの短い間でしたが、正木の家で一緒に楽しい日々を過ごし、一緒にたくさん笑い合えた、本当にかけがえのない時間でした。
百年という長い年月の、最後の時を正木の家で過ごして下さったことを本当に嬉しく思います。ご家族が口をそろえ、最後がここで良かったと言って下さいました。有難いお言葉と、忘れられない笑顔が私たちの頑張るパワーになります。
このところ悲しく、寂しい出来事が続いておりますが、頂いたパワーをもとに、日々精進の毎日でございます。M様の安らかな永眠をお祈り申し上げます。
あすか
立春とは名ばかり、2月に入って日本列島は強烈な寒波に見舞われています。
これも春を迎える試練でしょうか。試練といえば、こちらも試練。在宅介護サービスを引き受けてくださる訪問介護員さん。20年前はたくさん応募がありましたが、この数年、応募はほとんどありません。果たしてどこの事業所もこんな想いでしょうか?さて、生者必衰世の習い、ありし日栄ぞ事業所も、人手不足の秋波に、その看板も消え失せて、今はただ、去りし日忍ぶばかりなり。
厚労省官吏のお歴々、処遇改善積み増して、生産性向上の笛吹けど、歪み曲がれる難題は、現場の汗に埋没し、使命感ばかりに頼るのみ。若さ溢れたヘルパーも、かいな縮まり腰曲がり、いつまで持つかの儚さがが、春霞のごとく漂うばかり。
なんて嘆いていても仕方がないですよね。いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。
丸山秀樹
新年のご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
皆様はどんなお正月を過ごされましたか?
私は久しぶりに三重県に住んでいる、亡くなった母の弟(叔父)の家でお正月を過ごしました。カニに伊勢海老、松坂牛など、たくさんのご馳走を用意してくれたのですが、いちばん嬉しかったのが、私が幼い頃に亡くなった母が作ってくれていたロールキャベツを、叔母が再現して作ってくれていた事です。ひとくち食べた瞬間、懐かしくてウルッときてしまいました。涙を堪えながら食べたロールキャベツ、最高でした(涙)。また自分でも作ってみようと思います。
山本