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松原のいえ 5月 

カテゴリ名: 松原のいえ

★住めば都!?

訪問の利用者さんのM様のいえが水浸しに!!!

どうやら老朽化した配管から水漏れしてしまったらしく、天井から畳までびっしょり、とても住めるような状態ではありません。

お一人暮らしでご家族も遠くにお住いのM様、とりあえずのいえに緊急避難することに。外に出ることを嫌がられこの何年も家から出ていないM様、認知症も少し進み荷物をまとめている間もどうして避難しないといけないのかあまり理解されていない様子。

とりあえずのいえに到着、のいえのみなさんを紹介しお部屋にお連れすると少し緊張したご様子。一緒にいたスタッフも不安が募りました。

数日後M様のご様子を見に行くと

ご自宅にいた時と変わらない・・・いやいや、それ以上にしっくりきているじゃないですか(笑)

もともと社交的でお話好きなM様、すっかりのいえの住民さんスタッフとも打ち解け、まるでわが家にいるようなリラックスした様子。

表情も自宅にいた時より明るくなっていました。

洗濯物をたたんだりお茶碗を洗ったり、テキパキ家事をこなしながら、のいえでの避難生活をエンジョイされている様子を見て、スタッフみんな安心しました。

(あや)

正木の家 4月

カテゴリ名: 正木の家

★思い出はおもいで

先月末、入居者様全員で東別院にお花見に出かけました。毎年毎年雨に見舞われ、ろくにお花見ができていませんでしたが、今年は清々しい晴天に恵まれ、全員でお花見することができました。まだ満開とは言えませんでしたが、大きな桜の木の下で全員揃って記念写真を撮りました。年々ADLが低下していき、全員でお出かけする事が少なくなってきている正木の家にとって、全員揃った集合写真は大切な宝物です。

楽しかった思い出、たとえ忘れてしまっても、写真がしっかり記憶していてくれます。時々見ては思い出し、次見たら思い出せず・・そしてまた見たら思い出し。それを繰り返していけばいいのですね。忘れてしまうのならば、また新しい思い出を作ればいいのです。毎日あっという間に過ぎていく1日の中、思い出を残すという事がすっかり頭から抜けていたように思います。残したい記憶は毎日あるはず!!どんどん新しい思い出(写真)の記憶を残してそして、時々みんなで見ながら思い出話に花を咲かせようと思います。

あっ、その前にアルバムの整理から初めてみよっかな…

(あすか)

 

松原のいえ 4月

カテゴリ名: 松原のいえ

<はたらきもの>

3月中旬、 K様が突然の嘔吐。いつも気丈なK様が、「エラいわぁ、そこにおって 」と心細い様子。夜になっても収まらず救急車で病院へ、そのまま入院することになりました。

数日後、スタッフと一緒にお見舞いに行くと、だいぶ元気になり、顔色もよくなった様子でホッと一安心。でも、なにやら様子が・・・少し体調がよくなったK様、点滴針を保護する包帯をほどいたり、鼻の酸素チューブを外したり、手首のバンドを取ろうとしたり、とにかく忙しそう・・・(笑)

若い頃、休むことなく畑仕事を頑張って来られたK様、入院中も休むことなく動いていました。早く元気になってのいえに帰ってきてね。

(あや)

今おもうこと 4月

カテゴリ名: 今おもうこと

通信2月号で紹介しましたシニア向け麻雀荘「ダグラス 」改修工事が始まりました。今月中には設備等も含めて完成予定ですが、営業許可証がもらえるのは5月中旬になりそうです。

記憶をたぐると平成 21年春に松原のいえの改築工事、23年の春には正木の家の古家解体工事が始まったことを思い出します。今回の雀荘改修工事もそうですが、工事が始まった現場を見た瞬間、「あぁ 、もう止められなくなったんだ!」と後戻りできないことを実感します。

契約して工事しているので、当たり前と言えば当たり前のことなんですが、図面を見て打ち合わせしているうちは、まだどこか他人事のようなイメージ。それが人の手を介して工事が始まった途端、ひとつの生き物が動き始めたように感じるんです。

若い二人が結婚を決めたり、新境地を求めて生まれ育った場所を後にしたり・・など、気持ちが行動に変わるときというのも、もしかしたら同じようなものかもしれません。

春。出会いと別れの季節、新入生や新社会人など、日本中でたくさんの人々が、新たな出会いと向き合っています。ほのかな期待と大きな不安を胸にした日は、きっと誰にもありますよね。この素敵な季節を気持ち新たに楽しみたいと思っています。

どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

松原のいえ 3月

カテゴリ名: 松原のいえ

<ニコニコいきいき>

2月末のある日、Y様は楽しみにされていた「にっぽん演歌の夢祭り」を見に、ヘルパーさん同行でガイシホールにお出かけされました。

北島三郎・天道よしみ・鳥羽一郎・・・日本を代表する演歌歌手が出演する、まさに演歌ファンにとっては夢祭り!

お部屋にはポスターを飾るほどのサブちゃんファンのY様は、何ヶ月も前にチケットを取り、ワクワク楽しみにされていました。夕方帰ってくると、ニコニコ顔でとってもご満悦のご様子。

「やっぱり生で聞くええなぁ〜」とショーの様子をたくさんお話ししてくれました。ニコニコ笑顔で楽しそうに話をする表情がとてもいきいきしていて、私も嬉しい気持ちになりました。

 

正木の家 3月

カテゴリ名: 正木の家

<元気の秘訣はなに?>

正木の家の恋バナ大好きK様。

私の顔を見るたびに「はよ結婚せないかんな。選びすぎたらいかんのよ」と心配してくださいます。そんなK様の好みのタイプを聞いて見ると、「キリッとした人がいいなぁ」と。そこでジャニーズ本を開き「この人は?」と順に聴いてみました。するとこんな厳しい答えが・・・

堂本光一・・・甘すぎるな

相葉雅樹・・・タイプじゃないな

櫻井翔・・・しまりがないな

山下智久・・・きどってるな

錦戸亮・・・「知らんわ」って感じだな(自分勝手そう)

木村拓哉・・・男前すぎるな

なかなか好みのタイプが出てきません。そうしてようやく見つかりました!K様のタイプ!!!

「松本潤」「この人ならいいかな!」と少し恥ずかしそうに言われました。入居者A様も松潤好きなようで、正木の家では松潤人気が高いみたいです。

こんな中学生のような話を久しぶりに聴いた33歳。「わたしはこの人がいいな〜」と一緒になってキャピキャピしてしまいました。

女性の元気の源は「いい男を見ること」!!!

これ間違いない!

松原のいえ 2月

カテゴリ名: 松原のいえ

★百歳!百歳!

1月19日にのいえのおかあちゃんことN様が百歳のお誕生日を迎えられました。年末に体調を崩し入院され、のいえでお誕生日を迎えられるか心配でしたが、無事退院され、ささやかですがスタッフとご家族でお誕生日会を開くことができました。

百歳ですが、大好きなお寿司は一人前ペロリ! あっぱれな食欲です。

1世紀を経て今もみんなから愛されるアンティークのようなおかあちゃん。その優しくゆったりした存在でいつまでもみんなを優しく包んでいてくれたら・・・と思いました。

おかあちゃん、お誕生日おめでとうございます!

 

 

正木の家 2月

カテゴリ名: 正木の家

★九十歳!九十歳!

正木の家には2名の元気な90代の入居者様がいます。お二人ともご飯をモリモリ食べ、スタスタ歩き、大きな声でおしゃべりをし、他のどの入居者様より活発です。そして、何より驚くことに、傷、ケガの治りがとても早いのです。

1月後半に、この90代の入居者様2名が転倒してしまい、ひとりは顔に5センチくらいの傷を、もう一人は左足の骨にヒビが入ってしまいました。職員たちも痛々しい姿に申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、お二人ともアレヨアレヨという間に傷は治り、お一人でスタスタと歩き始められました。

「恐るべし90代!!」と職員一同ビックリです。年齢が進むにつれて傷の治りが遅くなると言われていますが、正木の家の90代には全く当てはまらないようです。

先日、「百歳で元気ピンピンな人」という記事を読みました。長寿の命運を握る鍵は「ポジティブ」「ストレスを溜めない生活」だそうです。それを見て「あ〜なるほど」となんか納得してしまいました。

なにはともあれ、いつまでもお元気で、「目指せ百歳!」ですね。

 

 

今おもうこと 2月

カテゴリ名: 今おもうこと

過日、厚労省老健局の課長から、新年度より取り組みが始まる日常生活総合支援について、直接話を聞く機会を得ました。

解説によれば、現行の有資格者(ヘルパー2級とか介護福祉士等)によるサービスのみでなく、地域住民のマンパワーを支援が必要な方々のために役立てるというもの。 現在サービス対象となっている介護予防の掃除や買い物などがそれに当たるわけですが、自治体ごとに仕組みを考え、平成29年度より完全実施という計画です。確かに生活支援(日常の掃除や買い物など)に絶対数不足の専門職が取り組み続けるのも無駄なこと・・・というのは理解できます。

団塊の世代が75歳以上となる頃を目標としていますが、それなら中区正木町界隈を自分たちで相互支援できる街として、行政より先に作ってしまおう!と考えました。計画第一弾は「高齢者専用雀荘」今ある訪問先でも、デイサービスには行きたくないけど、何かしたいという声は少なからず耳にします。松原3丁目で、その昔雀荘だった場所を復活させる方向で調整中です。

もちろん元気な高齢者に店番をしてもらい、遊びに来られない方には送迎も!
カラオケ喫茶や一杯飲み屋なんかもできたらいいですよね。詳細はまた後日。

お元気でお過ごし下さい。

 

丸山秀樹

のいえな毎日 1月

カテゴリ名: 松原のいえ

★初夢なるか!

入居者Y様のお楽しみは、毎年必ず購入する年末ジャンボ宝くじ。毎年必ず購入する年末ジャンボ宝くじ。去年もスタッフと一緒に名駅チャンスセンターまでお出かけになられました。

「当たったらマンション棟買いしちゃいますか」などと見んなでワクワク。結果はいつも通りでした(笑)が、「これで肉のたたきでも買ってみんなで食べよう」はずれ券を差し出してくださる、優しいY様でした。

来年こそ!