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カテゴリー別アーカイブ: 菜の花通信

菜の花通信4月

カテゴリ名: 菜の花通信

浮かれた気分には、とてもなれそうもない昨今の国内事情や世界情勢。それでも桜の木は、今年もみごとな花を咲かせてくれました。何をするというわけでもないのですが、やはり春は嬉しい季節です。

動きやすくなって思うのは、バジルの栽培や梅干しの漬け込みなど、毎年実施している作業のこと。その他にも、それほど役にたたないことですが、母のスーパーでの1週間分の買物を、瞬時にエコバッグに詰めるテクニックとか、トイレや水道の修理がなんとなく出来てしまうことなど。

一見どうでもいいような技術ですが、収納アイデアや修理部品の想像などは、確実に自分のアタマを耕し、自らの暮らしを眺める目を豊かにしてくれているように思うのです。さぁ、今年は何回くらいホームセンターに通うかな。

よい季節を迎えますね。

いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。

丸山秀樹

菜の花通信2月

カテゴリ名: 菜の花通信

立春とは名ばかり、2月に入って日本列島は強烈な寒波に見舞われています。

これも春を迎える試練でしょうか。試練といえば、こちらも試練。在宅介護サービスを引き受けてくださる訪問介護員さん。20年前はたくさん応募がありましたが、この数年、応募はほとんどありません。果たしてどこの事業所もこんな想いでしょうか?さて、生者必衰世の習い、ありし日栄ぞ事業所も、人手不足の秋波に、その看板も消え失せて、今はただ、去りし日忍ぶばかりなり。

厚労省官吏のお歴々、処遇改善積み増して、生産性向上の笛吹けど、歪み曲がれる難題は、現場の汗に埋没し、使命感ばかりに頼るのみ。若さ溢れたヘルパーも、かいな縮まり腰曲がり、いつまで持つかの儚さがが、春霞のごとく漂うばかり。

なんて嘆いていても仕方がないですよね。いつもたくさんのお仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。

丸山秀樹