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カテゴリー別アーカイブ: 今おもうこと

今、おもうこと 10月

カテゴリ名: 今おもうこと

平成14年の始め、住宅生協という団体から事務所を借りて
事業を始めたのですが、先日その団体から会員(労働組合員)
OBの介護予防となるような仕組みができないか?と
相談がありました。
具体的には、社交ダンスや英会話教室、麻雀に囲碁将棋、詩吟など。
とにかく安価で無理なく楽しめて、家から出る気になれる催しを!との事。
会場となる場所も、その団体の関連で駅前ビルの会議室やホールが利用可能
とか。
聞くところ、愛知県下には数十万人の会員がいて、
講師がつとまるほどの達人もけっこうおられるとか。
なにやら壮大な話ですが、生涯現役をひとりでも多くの高齢者が実現できれ
ば最高ですので、ここは知恵の絞りどころ。
自分も一緒に楽しめたら尚良しですよね。

季節の変わり目ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと 9月

カテゴリ名: 今おもうこと

記録的短時間大雨情報とは、数年に一度しかないような短時間の大雨情報をいうようですが、
今年はその発令回数が過去最多だとか。
あまりの大雨で河川の堤防や下水が機能せず、発令は同時に水害となる危険を意味します。
台風に伴う大雨は昔からありましたが、狭い範囲で急に降り出すゲリラ豪雨は
ここ数年で顕著になった気象状況。
これも地球温暖化の影響なのかな。過去の予測が通用しない・・というのは、
気象状況のみならず色々な面にも言えるように思います。

生涯結婚を望まない・・という若い男女が増えていることもあってか、
両親と子ども2人という標準家庭の設定もずいぶん前から通用しなくなっていますよね。
変わらないものを、なんとなく探してしまうのは、変化についていけなくなった自身のせいでしょうか。
 

どうぞお元気でお過ごしください。

 

 

丸山秀樹

今おもうこと 8月

カテゴリ名: 今おもうこと

菜の花通信を書き始めた今日は立秋。
同日に予定されていた夏の甲子園は、台風5号の影響で8日に順延となりました。
高校球児が繰り広げるドラマと共に、いよいよ日本中に夏休みが訪れます。
親元を離れ、新社会人として頑張ってきた若者も、この夏は故郷に帰るのかな。
少ない給料をやりくりして旅費を工面し、心ばかりのお土産を買って故郷へ。
小学校の校庭で開催される盆踊りに行けば、地元で頑張っている懐かしい顔にも会える。
距離や時間の隔たりを超えて、もうひとりの自分を見つけたような気持ちになれる時間なのかもしれません。
毎年のことですが、これから中継される試合の、白球を打つ金属音や歓声に、
過ごしてきた夏を思い出したりします。
過ごしにくい日々が続きますが、どうぞお元気でお過ごしください

丸山秀樹

今、おもうこと 7月

カテゴリ名: 今おもうこと

過日行われた都議選の結果は、戦っている立候補者よりも、
市民の方が予想できていたのではないかと思います。
民意というものがどこに存在するのか、目には見えないので誰にもわかりませんが、
「なんか変」とか、「解せない」というひとりひとりの気持ちの合計が
大きな結果として現れたんでしょう。
「 思いのエネルギーが物質の存在にも影響する」 という考え方は、
物理学の世界でも大きな研究課題のようです。

ひとりの人間の思いはとても小さなものでしょうが、千人万人となると、
もしかしたら岩をも動かすような力になるのかもしれません。
小さな地球上で多くの人間が孫子の代まで安全に暮らしていくためには、
解決しなければならない問題が山積みです。
よりよい明日が訪れるような思いを持ち続けたいとオモイマシタ。
暑い毎日ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今、おもうこと 6月

カテゴリ名: 今おもうこと

訪問サービス先や、入居されている高齢者の方々の多くは昭和初期生まれ。
事業所を始めた頃は、明治生まれという方もチラホラありましたが、
今では大正生まれの方も数えるほどになりました。

私も含めスタッフの多くは昭和生まれで、元号変わりは平成のみ。
明治から3つも経験している利用者の皆さんてすごい!と思っていました。
ところがこのたび、来年末か再来年の春に、新しい元号に変わることが決まったようです。
大化以降、何回変わったのか知る由もありませんが、なんだか歴史の1ページを刻んでいるような気持ち。
ちなみに平成の意味は、内外天地とも平和が達成されるとのことだったそうです。
その通りの30年であったどうかは不明ですが、よい時代になるよう新しい元号に期待するとしましょう。

過ごしにくい季節になりますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今、思うこと 5月

カテゴリ名: 今おもうこと

昨年より実施された要支援者(軽度者)の切り離し。
日常生活支援総合事業という名でボランティアもどきな活動も含め、
それぞれの自治体任せとなっています。
超高齢社会を支えるために地域の活力を!という狙いですが、
名古屋市の場合は参入する事業者が少なく、ホントに大丈夫?といった状況です。
他方、3月に開催した婦人服メーカーとコラボのフリマ。
松原学区という限定でしたが、お元気なオバチャマ達で大にぎわいでした。
楽しみや衣食住など生活に密着した取り組みであれば、
自然に人は集うのだと強く感じました。
制度や理屈で支え合う仕組みを模索するより、人と人が自分の意思で集ったり関わりあえるような
「文化」を醸成すべきだと、大きなヒントをもらったような気持ちです。

過ごしやすい季節、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今、おもうこと 4月

カテゴリ名: 今おもうこと

施設か在宅か! テレビ討論などで取り上げられることも多い話題です。
誰だって人の世話にはなりたくないしできれば最後まで自分の家で・・
と思います。
でも百例あっても叶うのは1〜2件でしょうか。
最後はやっぱり施設か病院。なにかもっと方法はないのかな?
ちょっと前からこのテーマがずっとアタマの中に。
それはやがては訪れる自分たちの老後の居場所探しなのかもしれません。
最低限の安心安全は確保するものの、手厚い医療介護はせず、
与えられた寿命を完結できるような仕組み。
もちろん医者や看護師、法律家やその他、およそ老後に発生するであろう諸問題に
対峙できるチームでなければなりません。
それと安価であること。
十万円ハウスと、自分では命名しています。

暖かくなりました。
どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今、おもうこと 3月

カテゴリ名: 今おもうこと

アンガーマネジメントという怒りの感情をコントロールする手法、
近ごろ注目されているそうです。
企業で働く社員のストレスマネジメントや、小・中学校の教育プログラムにも組み込まれているんだとか。
そんなノウハウのひとつが、「 怒りの6秒ルール 」。怒りのピークは6秒しか続かな
いので、この6秒をやりすごすと、怒りをやわらげることができるらしいです。
アタマ来たー!って感じたら、深呼吸しながら6つ数える。
確かに後で考えたら、なんであんなに怒ったのだろう?ってこと、よくありますね。

毎日の暮らしの中、腹の立つことはたくさんあると思います。怒りの感情を抑えるのでなく、
感情のピークをやり過ごすのが極意だとか。
はずみで言わなくてもいいひと言までいってあとで後悔するよりも、
そこはひとつ6秒ルールで!

どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと 2月

カテゴリ名: 今おもうこと

65歳か70歳か。高齢者の定義については、近頃新聞紙上でもよく取りあげられるようになりました。 確かに60歳から年金もらって隠居生活ってのはもはや通用しませんが,支給開始年齢を吊り上げようという政府の意図も見え隠れします。

菜の花でも70歳代の皆様にたくさん活躍してもらっていますし、できれば誰しも「生涯現役!」 を目指したいですよね。

今の制度、医療証でいえば、75歳以 上が後期高齢者となるのかな。でも、制度や年齢のくくりでつまらない区別をしているより、ずっと社会と関わりながら活躍してもらう仕組みを先に考えるべきだと思うので すが・・。

春はもう少し先になりそうです。 どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと 1月

カテゴリ名: 今おもうこと

昨秋、雀荘ダグラス70の大家さんが他界されました。

お元気な頃は区政協力委員長や日置神社氏子総代などを歴任された地域の名士。

後継の長男と話し合い、主人は居なくなったもののせっかくの自宅スペースなので、

今後もなにか地域の方々に役立つ場所として活用したらどうか?という展開になりました。

雀荘は今後も継続しますが、それ以外に元気な高齢者のチカラを活かした「 元気食堂 」とか、

おばあちゃん達が見守る託児所など・・。

松原のいえや正木の家がそうだったように、ご縁から生まれた話ですので、

最大限の努力をする覚悟です。

今度は「川の見える家」になるのかな?

具体的なプランはこれから1年余りかけて練っていく予定です。

寒に入りさむさもこれからが本番、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹