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カテゴリー別アーカイブ: 今おもうこと

今、おもうこと 4月

カテゴリ名: 今おもうこと

施設か在宅か! テレビ討論などで取り上げられることも多い話題です。
誰だって人の世話にはなりたくないしできれば最後まで自分の家で・・
と思います。
でも百例あっても叶うのは1〜2件でしょうか。
最後はやっぱり施設か病院。なにかもっと方法はないのかな?
ちょっと前からこのテーマがずっとアタマの中に。
それはやがては訪れる自分たちの老後の居場所探しなのかもしれません。
最低限の安心安全は確保するものの、手厚い医療介護はせず、
与えられた寿命を完結できるような仕組み。
もちろん医者や看護師、法律家やその他、およそ老後に発生するであろう諸問題に
対峙できるチームでなければなりません。
それと安価であること。
十万円ハウスと、自分では命名しています。

暖かくなりました。
どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今、おもうこと 3月

カテゴリ名: 今おもうこと

アンガーマネジメントという怒りの感情をコントロールする手法、
近ごろ注目されているそうです。
企業で働く社員のストレスマネジメントや、小・中学校の教育プログラムにも組み込まれているんだとか。
そんなノウハウのひとつが、「 怒りの6秒ルール 」。怒りのピークは6秒しか続かな
いので、この6秒をやりすごすと、怒りをやわらげることができるらしいです。
アタマ来たー!って感じたら、深呼吸しながら6つ数える。
確かに後で考えたら、なんであんなに怒ったのだろう?ってこと、よくありますね。

毎日の暮らしの中、腹の立つことはたくさんあると思います。怒りの感情を抑えるのでなく、
感情のピークをやり過ごすのが極意だとか。
はずみで言わなくてもいいひと言までいってあとで後悔するよりも、
そこはひとつ6秒ルールで!

どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと 2月

カテゴリ名: 今おもうこと

65歳か70歳か。高齢者の定義については、近頃新聞紙上でもよく取りあげられるようになりました。 確かに60歳から年金もらって隠居生活ってのはもはや通用しませんが,支給開始年齢を吊り上げようという政府の意図も見え隠れします。

菜の花でも70歳代の皆様にたくさん活躍してもらっていますし、できれば誰しも「生涯現役!」 を目指したいですよね。

今の制度、医療証でいえば、75歳以 上が後期高齢者となるのかな。でも、制度や年齢のくくりでつまらない区別をしているより、ずっと社会と関わりながら活躍してもらう仕組みを先に考えるべきだと思うので すが・・。

春はもう少し先になりそうです。 どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと 1月

カテゴリ名: 今おもうこと

昨秋、雀荘ダグラス70の大家さんが他界されました。

お元気な頃は区政協力委員長や日置神社氏子総代などを歴任された地域の名士。

後継の長男と話し合い、主人は居なくなったもののせっかくの自宅スペースなので、

今後もなにか地域の方々に役立つ場所として活用したらどうか?という展開になりました。

雀荘は今後も継続しますが、それ以外に元気な高齢者のチカラを活かした「 元気食堂 」とか、

おばあちゃん達が見守る託児所など・・。

松原のいえや正木の家がそうだったように、ご縁から生まれた話ですので、

最大限の努力をする覚悟です。

今度は「川の見える家」になるのかな?

具体的なプランはこれから1年余りかけて練っていく予定です。

寒に入りさむさもこれからが本番、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと 12月

カテゴリ名: 今おもうこと

6歳か7歳ぐらいかなぁ。
男の子がおつかいか何か、胸に大きな包みを抱えて夕暮れの歩道を早足で歩いていました。
一生懸命なその姿、師走の空気がそうさせるのか、見ていてなんだか胸が熱くなりました。

人みな、老いも若きも「今」という瞬間を懸命に生きています。
人口減、経済不調、世情不安定、その他明るい話題の少ない昨今。
とくに若者からは自分将来像が描きにくいという声も聞こえてきます。
それでも生きていかねばならない。
そのヒントを、小走りで脇目もふらずに駆ける小さな子どもが教えてくれたような気がしました。

今日できることを精一杯やろう!
そんな決意で新しい年を迎えたいと思います。
慌ただしい時期ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

 

丸山秀樹

今、おもうこと 10月

カテゴリ名: 今おもうこと

お天気は相変わらずイマイチですが、少し秋らしくなったのかな?

陽が落ちるのが早くなりました。あたりが暗くなると、いつもと同じ支援のスケジュールなのに、なんだか遅れているような気分になり、妙に気持ちがあせります。

どこかの家の台所からもれてくるシチューやカレーの匂いが、さらに気持ちを駆り立てます。

子どもの頃、「 よその家に灯りがともる前に帰宅しろ!」 と毎日のように父から怒鳴られていた影響でしょうか。

たまには早く帰って、秋の夜長、映画や読書を楽しむのも素敵な時間の過ごし方ですよね。

これから寒くなりますが、どうぞお元気でお過ごしください。

 

丸山秀樹

今おもうこと 9月

カテゴリ名: 今おもうこと

朝日新聞朝刊に 「教えて!2025年問題」という連載があり、毎日切り抜きました。

介護関連のセミナーや講義では、必ずといっていいほど紹介されてきたデータですが、実に9年後に迫ってきました。

今、お世話をさせてもらっている利用者さん、ほとんどが大正末期〜昭和初期生まれです。その対象の多くが戦後生まれとなる。

人口構成から推測し、病院も施設も看護師もヘルパーも、すべて足りなくなってしまう・・・という予想ですが、はたしてそうなのかな?と、

ひとり首をひねっています。ゴルフを楽しんだり、デパートでの買物が日常だったりした方々も多く存在する年齢層です。

言わずもがな、お世話のされ方も仕方も、現状のまま・・という訳にはいかなくなるはず。

今でこそ当たり前ですが、サービス付き住宅や往診専門のドクター。

みんな国が考えるより先に、必要性を感じた先達が行動してきました。法律は、やはり後追いの感じ。今、たよりになる仲間を募って、市内の便利な場所にて、蜂を飼ったり野菜を作ったりして暮らす場が作れないかと、けっこう真剣に考えています。

2025年問題。政策や財政面での対策も必要だと思いますが、足りないなら足りないなりに、人は自らの知恵と工夫でどうにかするんじゃないのかな。過剰に不安をあおるよりは、流れに任せた方がよい場合もありますよね。

どうぞお元気でお過ごしください。

 

 

丸山秀樹

今、おもうこと 8月

カテゴリ名: 今おもうこと

もとより涙腺の弱い私。

このところ時折テレビで見るオリンピックの映像に、けっこうやられています。日の丸旗が揚がろうがそうでなかろうが、精一杯戦った選手や、ちからの限り応援している家族・友人の映像など。

ただ眺めているだけですが、なぜか涙。さらに言えば、そこに至るまでの彼

らのストーリーは、自分勝手に想像しているだけ。身勝手な感動といえばそうですね。

トップアスリートたちの努力とはとても比較になりませんが、それでも人間が限界に挑む姿を見て、なにかを重ね合わせて観ているのかもしれません。

お盆と言えども普段通りの毎日ですが、もうしばらく楽しませてもらえそうです。そうそう、高校野球も同様、目が離せませんね。

まだまだ暑い日が続きますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今、おもうこと 7月

カテゴリ名: 今おもうこと

毎月のことですが、月初めからの実績報告と請求処理。それと並行して給料計算や税金等の各種支払い。
併せて菜の花通信の原稿書きなど、15日頃まではアタフタの連続です。
スタッフで手分けして担当してくれるので、昔に比べると、ずいぶんスムーズに運ぶようになりました。

それにしてもひと月という時間が過ぎるのがあまりに早くて・・。

通信とお給料を無事皆様にお届けしたら、なんとすでに月半ば。

あっという間に月末が来て、それでまたひと月の繰り返しとなります・・・嗚呼。

歳月人を待たず・・と言いますが、ほんとうに誰の都合にもかまわず時間は流れていきます。

しかも悲しいほど正確に。

小学生ぐらいの頃はまだ、1日とか1週間がすごく長く感じました。

今も昔と同じように時は流れているはずですが、年を追うごと、確実に加速しているように感じます。

そういえば小学校の運動場も、当時はとても広い場所だと感じていましたが、オトナになった今見るとそれほどの広さは感じません。

自身のモノサシが延びてたるんでいることはまちがいないのですが、それ以上に、何かを見つけたり、
小さな喜びや驚きを感じにくくなっているのかな。

もうすぐ夏休みです。たまには童心にかえって、こころのアンテナを磨かないといけませんね。

暑い日が続きますが、どうぞお元気でお過ごしください。

 

丸山秀樹

今、おもうこと 6月

カテゴリ名: 今おもうこと

少し前の新聞に出ていた記事より。

 

「ヒヤリハット 」は、事故につながりかねない出来事をさす言葉。

業務引き継ぎに書いて同僚に注意を促そうと、職場で心がけている方も多い。

東京都の有料老人ホーム「ライフ&シニアハウス井草」もそうだ。

でもここにはもう一つ、「にやりほっと」がある。

介護していて思わず笑ってしまう、心がなごむ。そんなお年寄りの言葉や振る舞いを職員がカードに残している・・・。

 

そうだ!

そうだよね。

菜の花だって

会社案内の表紙に書いているじゃないですか。「 介護をもっと楽しい仕事に 」って。

雨の降る日に外の支援だったり、次々とトイレに呼ばれる施設内の日常では、記録する余裕などないかも知れません。でも、心の中で「クスッ 」と笑ったり和んだりする瞬間、1日に1度や2度はあるんじゃないかな。

どちらかといえば身も心も消耗することが多い介護の仕事ですが、

相手が人間だからこそ、「クスッ」の瞬間もあるはずですよね。

いちいち紙に記録する必要はないと思いますが、そんななごみを糧に、明日もがんばらなければなぁと感じました。

過ごしにくい時期を迎えましたが、どうぞお元気でお過ごしください。

 

丸山秀樹