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ヘルパーのつぶやき H25.8月

カテゴリ名: ヘルパーのつぶやき

訪問部女性スタッフの中で、最後まで携帯だった柿野と中井が、先月  i Phoneデビューしました。最初の数日は「変えなければよかった〜」と後悔していたふたりですが、若い(?) だけあって、あっという間にサクサク使いこなしています。ラインを使って仲間とやりとりをしたり、音声でメールを作ったり。たまには冷や汗ものの失敗もしているようですが、i Phone ライフを楽しんでいるもよう。

そうそう、毎月のシフトを写メ送信することもできますので、希望のある方はお申し出ください。

そんなわけで事務所で携帯電話を使うのは社長ひとりになりました。
「俺の指がこんなちいさなとこ押して操作できるわけがない〜」と、
生涯ガラケー宣言!をしていますが・・・。               (玉)

今、おもうこと H25.8月

カテゴリ名: 今おもうこと

8月に入って以降、うだるような日々が続いています。

スポーツ選手でさえ練習を休まねばならないような酷暑の中、連日の業務本当にお疲れさまです。毎日飲んでは汗かいて・・の繰り返しですが、皆様おかわりありませんか。

トピックスコーナーでもご紹介しましたように、この秋、菜の花事務所を移転することになりました。7月半ば過ぎに管理事務所より連絡があり、設備の老朽化と耐震強度不足等の理由から、今期契約限りで全戸更新しない旨の説明でした。

平成14年春、1台のファクシミリとコードレス電話で始めた事業所です。お金もないので机や本棚、はては照明器具まで自作という事務室でした。実施記録も、コピー用紙に印刷したものを2枚合わせ、間にカーボン紙を挟んで書く・・という、恐ろしく原始的な方法で作って利用していました。やっていることは今とそう変わりないのですが、思い返せばとても懐かしい気持ちになります。

私自身、介護の仕事についてはまったくの素人でしたし、創業して2年あまりは、家賃や給料支払いのために、ホームページ制作や印刷物デザインの業務を必死でこなしていました。

まだ40代で体力もあったからだと思うのですが、当時は1週間分の着替えを持ち込んで、風呂付のこの事務所に泊まり込んで仕事をしていました。(その風呂場も、今は増え続ける書類の保管庫になっています。)そうこうしているうちに、利用者や登録してくださるヘルパーさん、スタッフが増え、介護事業所として機能するようになったというわけですが、振り返ってみれば、まさに奇跡というよりほか、言葉が見当たりません。

以降、多くの皆様のお力添えで、すでに施設もふたつ運営する事業所となり、さらに新しい施設の計画も着々と進んでいます。

予期していなかったとは言え、12年近い月日が過ぎた今、あらたな事務所に移る機会を与えられた今回の件、もう一度初心にかえって精進しなさい! と天から声をかけてもらっているような気もします。

なにより、自分がいつまでも先頭に立っていられるわけではありませんので、次世代のスタッフが安心して仕事に取り組めるような事業所にしていかないといけませんね。

 

まだしばらく暑い日々が続きそうですが、お体に気をつけてお過ごしください。

 

丸山榮出樹

正木の家:H25.7月

カテゴリ名: 正木の家

「その方を知る」

今、水井さんが実践者研修を受けています。

修了まで10日間、中5日間は施設実習で、テーマを決め取り組んでいます。

ある入居者様を対象として、『その方を知る』そして『スタッフ間で情報の共有を図る』がテーマだそうです。

本人様から伺った生活歴情報、ご家族様から得た情報をシートにまとめていました。

私はご本人からお話を聞いているからそれも知っている、その話知っている・・・と、自分は分かっていると思い込んでおりましたが、エーッそんな話聞いたことない!

そうなんだ!その出来事がこの話に繋がっているんだ!と、知らないことや勝手な思い込みがあまりにもたくさんで驚きました。

聞いても記録に残していない・・・

自分一人でわかったと思い込んでいた・・・

カンファレンスでは通り一辺の検討で本人の気持ちに沿っていない・・・等。

研修を通じて反省することが多々ありました。

チームケアの在り方、そして情報共有の大切さに改めて気づかされましたと、水井さん。

一人ひとりに向き合ったケアを行う上では「その方を知ることが大切である」ということですね。入居者様との日常生活から得た情報や発見は他のスタッフにも伝え、統一したケアを目指していきたいものです。 (赤)

ヘルパーのつぶやき:H25.7月

カテゴリ名: ヘルパーのつぶやき

菜の花の名物?ヘルパー、ジムさんが帰ってきました!退職されてから数年たっていたのですが、街角で偶然ジムさんを見かけた柿野さんが声をかけたら、なんと「ただ今求職中」とのこと。

それならば!と、仕事が決まるまで障害支援の助っ人として手伝ってもらうことに、トントン拍子で話が決まったのです。ニックネームのとおり、暇があればジムで体をきたえているジムさん。

そのやさしさと頼もしさで、利用者さんのファンが増えることまちがいなしです。         (玉)

今おもうこと H25.7月

カテゴリ名: 今おもうこと

線路沿いの公園でセミが鳴き始めました。今年は梅雨入りも早かったですが、
明けも例年より早く、この先しばらくは強い太陽の陽射しと向き合わなければなりません。
夏本番。汗と紫外線対策で、毎日のケアは普段にも増して大変ですが、皆様お変わりありませんか。

インターネット配信のおかげで、事務所に居ながらにして介護関連のニュースを読むことができますが、そんなニュースのひとコマ。内閣府の調査(昨年秋)では、今後自分が認知症になる可能性について、55歳以上男女の34.9%がまったく感じていないそうです。

調査は全国の男女3千人を対象に実施されたもので、認知症になる可能性については、「まったく感じない」に続き、「まれに感じる」28.3%、「ときどき感じる」25.3%、「いつも感じる」は5.7%とのことでした。

また最後を迎えたい場所についての質問では、「自宅」が54.6%で一番多く、「病院などの医療施設」27.7%、「特別養護老人ホームなどの福祉施設」4.5%と続き、整備が急速に進んでいる「高齢者向きケア付き住宅」は4.1%だったそうです。

大半の人は認知症にもならず自宅で最期まで暮らせる・・と想像しているってことですね。(日本の超高齢社会の未来が本当にそうなるとよいのですが。)

かくいう私も先月55歳となりましたが、目先の雑事に追われるばかりで、落ち着いて老後を考えるなど夢のまた夢。「死ぬまで働く!」を口実にして、かなり楽観的に生活しています。

 

現在契約している利用者さんの中でも、要支援の認定を受けながら、コツコツと長年続けてきた仕事を継続されている方や、趣味に打ち込んでおられる方など、生涯現役だなぁって感動させられるケースもけっこう多いです。誰しもいつまでも元気で過ごしたいと願っているでしょうし、できれば認知症などの病気にはなりたくないと思っている筈ですが、一説によれば認知症と診断される人の数は増加の一途だとか・・・。

先のことは誰にもわかりませんし、起きてもいないことを心配するより、今日1日を笑って楽しく過ごすことに力を注ぐべきだと、この頃すごく感じています。

 

夏の太陽は容赦なく照りつけますが、それもこの季節ならではのもの。

ポジティブシンキングでこの夏を乗り切りたいと思っています。どうぞお元気でお過ごしください。                  丸山榮出樹

脱水症の予防と改善

カテゴリ名: 介護の知識

高齢者は以下のような理由で脱水症になりやすいといわれています。

 ①身体の水分量が減る  ②腎臓の機能が低下する

 ③感覚機能が低下する  ④利尿剤の影響

◆脱水症の初期症状

○ なんとなく元気がなくなる(活動性が低下する)  ○ 微熱がでる

○ 皮膚が乾燥する  ○ 唾液分泌量が減少し、○ 渇感をおぼえる

◆水分摂取を促すポイント

言葉で「水を飲んでください」と促しても、「飲みたくない」とか「喉が乾いてない」と拒否されることもあります。さまざまな工夫をして脱水症にならないように工夫する必要があります。

①好きな飲み物を用意し、いつでも飲めるように工夫する。

→ 比較的よく飲んでいる飲み物を把握し、いつでも飲めるようにしておく。

②家族や友達と一緒に飲む。

→ 一人でお茶を飲むのは味気ないものかもしれません。できれば誰かと一緒にお茶を飲む機会を増やすことを考えてみましょう。

③ゼリーや寒天質のものを食べてもらう。

→ 「飲み物」だけでは、飽きてしまう可能があります。ゼリーなど、水分量の多いものをおやつに取り入れてみましょう。

④こまめに水分を摂取するように促す。

→ 高齢者が1回に飲む水分の量は、それほど多くはありません。こまめに水分を摂取することを促しましょう。

ヘルパーのつぶやき:H25.6月

カテゴリ名: ヘルパーのつぶやき

訪問部の車が新しくなりましたー! 会社の車は代々ホンダのライフですが、今までの和風な「きなこ色」から今度はあざやかな「ピンクゴールド」に一変です。

乗りこむと、新車のいい匂い! 誰もが「最初の傷をつけたくない!」と思うので、ソローリソロリ、運転はとても慎重になります。

カーナビもついて、これで初めての利用者さん宅に行くときも迷子になることはないはず。スマートキーを失くしては大変なので、スタッフのあやちゃんがUFOキャッチャーで1400円もつぎこんでゲットした(!?)大きなドラえもんのキーホルダーをつけました。

ナンバーは「7087」(なのはな)です。

正木の家:H25.6月

カテゴリ名: 正木の家

☆初ツイッター(赤澤のつぶやき)

今の私、動きが鈍くなった気がする。

頭の中ではやるべきことわかっているのに・・。

要領悪く、段取り悪い!毎日ばたばたしている気がする。

なんでかな?・・・

安定したケアができていないから?入居者の居心地、悪いんじゃないですか? どうしたらよいのでしょう・・。そう!一人ひとりにあったケアをしなければいけない。声かけでも、その方に合った声かけ、その場に即した声かけや対応が必要なんだ。

≪認知症が進んだから≫なんて考えるのではなく、今、この場の不安を解消してあげられることを考えていこう。この方はどんな気持ちでこういう言動をされるのか推し量ってみよう。その方の頭の中、心の中はわからないけれど・・、でも私達が何とかしてあげたいという気持ちは通じるのではないかしら。

 

『ここは正木?金山に帰りたいの。歩いて来たから帰る。パパ怒るよ。』

「遠いから車で行きましょうか。」と、玄関まで降りたものの動かれず。30分位同じ内容の会話が続く。

「パパが迎えに来てくれるって言っていましたよ。ここで待っていましょうか。」

『おねえちゃんがそう言うならそうするわ。』

「ありがとう。一緒にコーヒーでも飲みましょうか。」

『はい。』

涙が出そうなくらいうれしい気持ち。想いが通じたのかなぁ。

いいえ、その方が、私の事を気遣ってくださったのだと思います。ですから『ありがとうございます』なのです。

毎日、笑顔で挨拶ができ、入居者皆さんの笑顔が見られますように!!

ベランダの朝顔のように、花開くような笑顔を引き出していきましょう。

今おもうこと:H25.6月

カテゴリ名: 今おもうこと

梅雨入り宣言直後からの好天続きで、なんとなく得したような気分で過ごせましたが、やはりヘルパー泣かせの雨の季節。この先、梅雨後半に大雨続きで水害も・・なんてことにならないとよいのですが、本番はまだこれからですね。過ごしにくい日々が続いていますが、皆様お変わりありませんか?

 

先日、世界的にも著名な建築家が東日本の震災で自身の価値観を根底からくつがえされ、建築物を「作品」とか「アート」と呼ばせてきた過去を引きずる自身をリセットし、建築家の存在理由を根底から問い直した・・というテレビ番組を見ました。
その建築家が手掛けた仙台市福田町南仮設住宅にある「みんなの家」は、切妻屋根の木造平屋建て。中央に暖炉、小上がりや壁際に作り付けられた椅子には手作りのカラフルな座布団が並び、壁には子どもたちが描いた絵が飾られていました。
(先頃、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞したとのこと。)
宿直中でしたがとても興味深く、ついつい最後まで見てしまいました。

 

事務所にはほとんど毎日のように、高齢者向け住宅や有料ホームの案内が届きます。過去、実際に独居生活困難となられた方を紹介したケースもありましたし、今進めているサ付き住宅「かなやまの家」の検討が始まってからは、数多くの内覧会にも参加しました。
現在、私たちが運営する施設も含め、安心とかやすらぎの文字をカタログに印字することは簡単ですが、ほんとうに必要とされる暮らしの場がそこにあるのか。内覧会の帰り道、決まってそんな疑問が胸中に膨らむのを覚えました。
報道で知る限りで恥入りますが、避難所生活においても、人間らしく生きたいと願う人々は、空き箱を食卓として笑顔で食事を楽しもうとします。あるいは仮設住宅の狭間でミニコンサートを開こうと尽力されます。極限状態でも人々は集まり、何らかのコミュニケーションを交わそうと試みる。

目頭が熱くなるようなそんな感動的な姿を幾度も見かけたはずなのに、いざ高齢者のための・・という冠が付くと、そこは提供する側の都合優先の場所になってしまっていないか・・。
最低限の安全確保とベッドしかない家に共同のリビングルームをつくる。
ここまではたいていどこでも同じです。
そこに行くと人々が自らの意志でソファやテーブルを囲み、あるいはまたお茶を飲みながらのんびりできる。目には見えませんが、そんな心の安らぎを得られる空気が流れる場所、それが私たちの目指す「かなやまの家」でなければなりません。
かなりハードルは高いですが、実現できれば入居者にとって自らが選んだと納得してもらえる「私の家」になるのでは?と再確認した6月でした。

アメニモマケズ、お元気でお過ごしください。       丸山榮出樹

ヘルパーのつぶやき:H25.5月

カテゴリ名: ヘルパーのつぶやき

最近、年相応に少し聴力が落ちてきた感じ。
テレビのとくにドラマのセリフがききとりにくいのです。
今放送中の朝ドラ「あまちゃん」は、方言が多いのでますます
わかりにくい。そこで、テレビに「字幕」を出す機能を使うことにしました。
ふむふむ、これだとセリフといっしょに登場人物の名前も出てくるので、とてもわかりやすくなります。

いつもびっくりするほどの大音量でテレビを見ている実家の母親に、「こんなことができるよ」とリモコンを操作して字幕を出してあげたら、「こんなことができるの!?」と大喜び。

こんどは利用者さんにもおすすめしてみようかと思います。   (玉)