メニュー

今おもうこと10月

カテゴリ名: 今おもうこと

新しい総理大臣が選出されました。
この国の行先がどう変わるのか、大勢の国民が見守っています。

私たちが携わる介護や医療など、制度によって報酬が支払われる仕事は制度ビジネス。
制度外のビジネスでは、市場調査や戦略、価格決定や与信管理など、さまざまな検討や企画立案が求められ、
その優劣が収益をも左右します。

対して私たちの仕事は、初めから価格が決まっていて、サービスにも細かな取り決めがあります。
また介護を必要とする人が増え続ける中、税や保険料など財源が今以上に増えないように制度は設計されます。
そこに今後担い手が明らかに不足する事態となることへの手当てがあるのか?

秋も本番!どうぞお元気でお過ごしください。 

丸山秀樹

正木の家9月

カテゴリ名: 正木の家

7月から8月にかけ、正木の家に新しい入居者様2名とオカメインコ2羽が入所されました。

7月に入所されたI様。
入所当初は笑顔もなく、毎日険しい表情で「今日はうちに帰るから」の繰り返し。
食事以外はひとり居室で過ごす日々が続いていました。当たり前です。
自分の家があるし、ひとりで暮らせると思っているのに、急に知らない所に連れてこられ、
納得できるわけがありません。「家に帰りたい」そう思うのは当然のことだと思います。

しかし実際にはご自宅はもう住める状態ではなく、ご近所とのトラブルも絶えませんでした。
周りの人は心配して入所した方がいいと言う。でも本人はちゃんと暮らしていると言う。
認知症のご家族がいる方にはあるあるですよね。

そこで、施設で働く私たちに出来ることは、まず「家に帰りたい」と言う思いを否定しない事。
家が一番なのは当たり前。でも、「家がいいけど、ここも悪くない!」と思ってもらえればそれでいい。
しょうがないか・・程度でいいと思うのです。
そのためには正木の家を、彼女にとって居心地のいい場所にする必要がありました。
日中は出来る限り好きなように過ごしてもらうようにしました。部屋に居たければそれでいいし、
レクにも参加したくなければそれでいい。でも一緒に過ごしている時はできるだけ話しかけ、
コミュニケーションをはかるように心掛けました。更にすみれ(チワワ)の存在や、
お好きだったパチンコ台を導入したこともあり、1週間を過ぎたあたりから表情が変わり始めました。
笑顔が増え、彼女の方から話しかけてくれるようになり、「帰る 」と言う言葉もあまり出なくなってきました。
少しずつ、正木の家がI様にとって悪くない場所になってきているのかな?そんな事を思っていました。

そしてひと月程たった頃、こんな嬉しい事を言ってくれました。
「ここの人はみんないい人。」「ここに居れば安心。」と。
悪くない場所でいいと思っていたのに、正木の家、なんと安心できる場所まで昇格しました!
本当に嬉しかった。思わずうれし泣きするところでした。

やれやれ、ちょっとひと安心と安堵した所に、次の入居者様が入所されました。
オカメインコを2羽連れて・・(続)。

あすか

今おもうこと9月

カテゴリ名: 今おもうこと

スキーでパラレルターンと言えば、上級者のテクニックですが、
パラレル(平行)というコトバ、この頃、ふと頭をよぎるようになりました。

米テロ後の長年に渡るアフガン戦略、東京オリンピック開催の賛否、
後手後手になるコロナ対策、世界中で起こる異常気象と甚大な被害、
その他あれもこれも。あのとき、こうしておけば良かったのに。
こちらを選択すれば結果は違ったのに。

SF映画じゃないですが、もしかしたら戦争のない世界や、
コロナと共存している世界がこの世のどこかに平行して存在しているのではないのか?
目や耳を覆いたくなるようなニュースが多すぎ、感覚がおかしくなっているのか、
あるいは衰えはじめた脳の誤作動か。

過ごしやすい季節を迎えます。
どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

正木の家8月

カテゴリ名: 正木の家

先月5日、入居者M様が96歳で永眠されました。
とってもおしゃべり好きだったM様。
入所して7年間、亡くなる10日ほど前まで
毎日M様のしゃべり声が正木の家には響いていました。

機嫌が悪いとすごい勢いで怒ったり、悲しいと涙を流していたり、
嬉しいと満面の笑みで「 最高!」と叫んだり・・。
本当に感情豊かで素直な人でした。

歌も大好きで「旅の夜風」を良く唄って聞かせてくれました。
盆踊りや闇之森神社のお祭りでは、うちわを振りながらとても楽しそうに踊っていました。
食べる事が大好きで、「 ご飯ちょーだい」とよくおねだり。
美味しいと「うまいな~。一番!」と言って下さいました。
喫茶店で培われた愛嬌と美人顔を武器にみんなから愛されるそんな人でした。

M様の元気な声が聞こえなくなった今、正木の家は少し寂しくなってしまいました。
入居者様の最後の時間を一緒に過ごせるのは、とても幸せな事ではあるけれど、
旅立たれた後、いつもの場所にいないのはやっぱり寂しいものです。
きっと今頃は、大好きだったお父さんと一緒にスイカでも食べている事と思います。

ご冥福をお祈り申しあげます。
M様の元気な声と可愛らしい笑顔は、いつまでも正木の家で語り継がれていく事でしょう。

あすか

今おもうこと8月

カテゴリ名: 今おもうこと

何度目かの蔓延防止か緊急事態だか。
日本中の多くの街で、人と顔突き合わせて飲んだり歌ったりという場面が消えて久しいです。

写真やコトバに対する反応が瞬時に得られるSNSで!
という方法もあるのでしょうが、人と人が直接向き合う行為には、
コトバ以上になにか通うものがあると感じます。

あいさつ程度の会話でも、顔見ただけで心にそよぐものを感じます。
コトバを持たない動物とだってたぶん分かり合える。
元来人間が持ち得た感性のようなものかも。

残念ながら、味気ないメールやテレビ会議の日々はまだしばらく続きそうです。
気兼ねなくお会いできるその日まで、どうぞお元気でお過ごしください。 

丸山秀樹

正木のいえ7月

カテゴリ名: 正木の家

6月7日、正木の家の歌姫i様が永眠されました。
歌が本当にお上手で、闇之森のカラオケ大会や、介護まつりののど自慢大会に2年連続出場。
地域でも有名な正木の家の歌姫でした。

カラオケサロンでもみんなから「iちゃん」と呼ばれ、デュエットの相手に大忙しでした。
しかし、今年に入り、そんな歌姫も声が徐々に出なくなり、話すこと唄う事も
ほとんど出来なくなっていきました。それでも本当に歌が大好きだったのでしょう。
みんなが唄っているのをニコニコしながら聞いておられました。

動物も子供も好きで、職員が連れてくる子供と楽しそうに遊んだり、アニマルセラピーでは
ポニョちゃんを上手にあやしたり、すみれもi様にはとてもなついていました。

ちょっとクールで、たまにめんどくさがり屋で、でも本当に心の優しい人でした。
イライラすることもあったでしょう。話したくても話せない、唄いたくても声がでない、
食べたくても喉を通らない。それでも怒ることなく、毎日を穏やか~に過ごしておられました。

最後は職員に見守られながら、待っているご主人のもとに旅立っていかれました。
凛とした本当にきれいなお顔でした。さすが正木の家の歌姫です。

今頃、ご主人とデュエットでもしている事でしょう。

あすか

今おもうこと7月

カテゴリ名: 今おもうこと

災害に見舞われ、避難所生活を余儀なくされている方々の報道を見るたび、
自分もその中のひとりだったら、どんな行動をとるだろうかと想像します。
あるいは事故か何かで無人島に独り漂着し、生きるためにまず何をするだろうか・・
などと、ぼんやり考える事もあります。

手のひらに乗るスマホひとつで、ほとんどの事ができてしまう昨今、
生きるチカラやカンのようなものが、どんどん失われてしまっているのではないのか?
何もないところで、火をおこしたり風雨をしのぐ場所をこしらえたり、
異常な事態下でも生きのびる知恵を身につけておくべきではないのかな。

なんて考えるなら、まずはクルマを降りなさい!って。

夏本番!どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

正木の家6月

カテゴリ名: 正木の家

6月もあっという間に半分過ぎ・・というか、今年も半分が過ぎようとしています。
相も変わらず緊急事態宣言で出かける事もままならず、モヤモヤから脱出できずにいます。

もともとインドア派でおウチ大好きの私ですが、出かけられないとなるとどこかに行きたくなる。
行ける時には行こうとしないのに、いざ行けなくなると行きたくなる。
身勝手でしょうもないなと思う今日この頃であります。

そんな中、唯一の兆しとなるワクチン接種が正木の家でも始まりました。
幸いな事にかかりつけ医の先生が接種して下さることとなり、
正木の家で入居者様と職員全員が1回目の接種を終えました。

ワクチンが届いたら一番に打ちに行ってあげる・・との先生の計らいで、
思ったよりも早く接種する事ができました。
1回目という事もあるでしょうが、今のところ大きな副反応もなく、
入居者の皆様は何事もなかったように過ごしておられます。

順調にワクチン接種が進み、安心して外出ができ、
入居者様や地域の皆様と一緒に楽しいイベントが行える、
そんな以前の正木の家に戻ることを待ち望んでいます。

あすか

今おもうこと6月

カテゴリ名: 今おもうこと

もはや持続可能な社会の実現に反対する人はいないでしょう。
エコバッグの利用や電気自動車の普及は日常となりました。

でも、知らないって恐ろしいなと感じた事実のひとつが、海に漂うプラスチックゴミの量。
世界中で毎年800万トンが海に流れ込んでいるとか。
災害でペットボトルや発泡スチロールが流されたりして、不可抗力とも言うべき事象もあるとは
思いますが、それにしても・・・です。
現状のレベルでプラ利用が進めば、先々海に住むすべての生き物の重量を越してしまうとのこと。

食品ラップやペットボトルのお世話にならない生活は無理ですが、なにか出来ることを!
そうだ!かく言う私、釣り好きで海へ出ます。
大物に釣り糸を切られ、テグスで海を汚さないようにせねば。

どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

すみれをダメにする。

カテゴリ名: 未分類

ヨギボー。
大好きすぎて、毎日乗ってる。

会社用も買ってほしいの❤️

IMG_3401

#誕生日プレゼント
#ってことでね
#待ってますね
#社長❤️