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今おもうこと7月

カテゴリ名: 今おもうこと

手元に「未来の年表」という新書があります。
人口減少の日本でこれから起こること、という副題がついています。
近未来、人口の3割が65歳以上とか、
自治体の半数が消滅・・など、思わず本を閉じたくなるような内容です。
小学生の頃でしたか、教室が足りず学校新設ラッシュって、
どこの国の話だったのかな?数字や確率の計算は弱いので、
示めされれば鵜呑みにするより仕方ないのですが、
なんか違うような気がします。

人間、いざとなれば・・ってちょっと楽天的すぎるかもしれませんが、
もっとたくましい筈。水や火を使いこなして、
何千年も生きてきたんですから。
この夏、久しぶりにキャンプでもしようかな。
過ごしにくい季節ですが、
どうぞお元気でお過ごしください。 

丸山秀樹

松原のいえ 6月

カテゴリ名: 松原のいえ

★お祭りは楽しいな!(松原のいえ)

GさんとSさんが通う福祉施設でお祭りがありました。
梅雨真っ只中に開催されるお祭りなのに、
今年もやっぱりお天気に恵まれました。
30回目になるこのお祭り、地域の飲食店、他の福祉施設や
ボランティアさんがブースを出したりと様々な出し物があり、
地域のお楽しみとなっています。

ビーズアクセサリーの売り子として頑張っているGさん! 
私たちを見つけると手を振ってくれました。
Sさんはヘルパーとランチを兼ねて参加。楽しい時間を過ごされたようです。
行く度に思うのですが、このお祭りに来ているお客さんも運営スタッフも、
みんな笑顔でいきいき、いい表情をしているんです。
みんなが笑顔になれるこのお祭り、これからも毎年続けていって
欲しいと思いました。 

(あや)

正木の家 6月

カテゴリ名: 正木の家

★まさか!?(正木の家)

W様に2週間前、歯科の先生より奥歯のインプラントが
2本グラグラだから抜いたほうがいいと提案。
その2週間後、まさに抜こうとした時、
「ない!?」 抜く筈だったインプラントが見当たりません。
抜けたモノを見た職員もおらず、
飲み込んでしまったのではないかと大騒ぎ。
今迄も抜けた歯を飲んでしまった入居者様はいたものの、
やせた小さなものばかり。今回のインプラントは2連で2センチ角程の大きさ。
これは危険!レントゲンにくっきり映っているモノを見て
「この大きさ、小腸通るかな~」とつぶやく北川先生。
クリニックでは取れないので、その足で坂文種病院へ。

モノは十二指腸の手前位にあり、今なら内視鏡で取れるとの診断。
ご家族と相談し、内視鏡でとる事になりました。
消化器内科の先生の悪戦苦闘の末、なんとか大きなモノを取ることが
できました。大きな出血もなく、念のため3日ほど入院し無事に帰宅。
飲み込んだ時や、内視鏡の時、どんなに苦しかったことか。
歯科医も「まさか飲み込めるとは」と驚いていました。

高齢者には、まさかが命取り。
気づいたら先延ばしにせず、すぐに対処しなければいけませんね。
今回の件、新たな教訓を得させてもらいました。   

(あすか)

今おもうこと 6月

カテゴリ名: 今おもうこと

アプリをダウンロードして・・というフレーズ、
ラジオやテレビから聞こえない日はありません。
お店の特典や割引のみならず、先日はカーシェアリングの際、
スマホでドアの開閉&エンジン始動ができるというニュースに驚愕! 
もち、清算も。

時代の変化は加速の一途。スマホや日々の生活が便利になることを
悪いとは思いませんが、なんだか大きな碁盤の目の上を
歩かされているみたい。
進む方向さえも導かれているんじゃないのかっていうのが
正直な気持ちです。
人間って、自分の手や体を使って、もっと自由に
いろんなことが出来る生き物じゃなかったのかな?
空こそ飛べないけど、鳥みたいに。

過ごしにくい季節ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと 5月

カテゴリ名: 今おもうこと

年末年始やお盆、ゴールデンウィークもそうですが、

バスや地下鉄と同じように私たちの仕事も止めることは出来ません。

何より大切なのは、支援が必要な方々へのサービス提供という仕事を、

日夜構わず引受けてくれる方が居てくださるからこそ!という事実。

 

近頃、コンビニの店員やビル解体現場で働く人は、海外からの方がほとんどで、

これは昼夜を問わず仕事を引受けてくれる人が、

日本に居なくなってしまったことの裏返しなんでしょうね。

この先、ますます支援を必要とする方が増えると予測されている中で、

その担い手をどう確保して行けばよいのか?

衰える一方の頭ですが、悩みは尽きません。

活動しやすい季節になりました。

どうぞお元気でお過ごしください。

 

丸山秀樹

正木の家 5月

カテゴリ名: 正木の家

★たすけて! お助けアイテム!

正木の家の人気番組、「志村けんのバカ殿様」
1986年からやっている長寿番組で、きっと皆さんもご存じのはず。
テレビでの放映は必ず録画しています。
入居者同士の言い合いが始まった時にはすかさず登場。
志村けんが画面に出てくると場の雰囲気が一変、
笑いに包まれます。
何度けんさんに助けられた事か。
分かりやすい動きの見える笑いは、認知症の人も理解しやすいようで、
いざという時のお助けアイテムです。
他にも、嚥下機能が低下してきたU様のお助けアイテムはお煎餅と氷。
これがあれば食事もお茶もごくごく飲みこめます。
K様はパズル。
アイテムが機能しない時もありますが、
パズルを出すと集中して取り組まれます。
その人その人に合ったお助けアイテムを活用しながら、
日々奮闘中の正木の家です。
                 

(あすか)

松原のいえ 5月

カテゴリ名: 松原のいえ

★安曇野と言えば、わさび!?

毎年ヘルパー同行で旅行に行くのを楽しみにされているYさん。
4月中旬に長野へいかれました。
善光寺、松本城、ガラス吹き体験、安曇野のわさび畑、
ほかにもいろいろ盛りだくさんの2泊3日。
旅行に行く前、「 お土産はなにがいい?」と聞かれたので、
安曇野の生わさびがいい!とリクエストしました。
旅行から戻られた翌朝、旅の話をたくさんしてくれました。
まだ雪が残る山々と桜が一緒に見られてとても
きれいだったこと。蕎麦が美味しくて2回も食べたこと、などなど。
そして、「 お土産買ってきたから持っていってね~!」と。
わーい!安曇野のわさびだーと思っていたら・・
のいえの冷蔵庫には大量のわさび漬けが!
実は私、わさび漬けがニガテで・・・。
でも、わさび漬けとYさんには罪はありません。
Yさんにお礼を言って、わさび漬けを頂きました。
今年もいい旅ができてよかった。
来年もまた元気で旅を続けて欲しいです。   

(あや)

正木の家 4月

カテゴリ名: 正木の家

★出会いに感謝!(正木の家)

4月の初め、縁結び祈願を兼ねて島根へ。

足立美術館が目的でしたが島根といったら出雲大社。

しっかり縁結びのお願いもしてきました。

途中タクシーの運転手さんから、鏡の池の縁占いが人気の

八重垣神社を教えてもらいました。

鳥居をくぐるとすぐに『連理の杉松』と言われる杉の木がたっています。

その杉、途中から松の木が生えているのです。

人為的なものではなく、自然のものなのだそうです。

松を受け入れた杉の木の寛大さ、寄り添うようにそっと生えている松の木の慎ましさ。

出会うべきして出会った杉と松の木はとても神秘的なものでした。

この杉松を見て、改めて出会いの大切さに気付かされた気がします。

正木の家、入居者様、職員さんとは、やはり出会うべきして出会ったもの。

日頃感謝はしているものの、しんどい時にはそれを忘れてしまって・・。

忘れてもまた思い出せる自分でいたい。

この旅はそんな出会いへの感謝を思い出せる素敵旅でした。

(あすか)

今おもうこと 4月

カテゴリ名: 今おもうこと

平成13年、ヘルパースクールの卒業生数名で、

自分たちの思う介護が出来たら・・というところから始まった菜の花。

この5月で法人設立17年めを迎えます。

法人名はユウゲンガイシャナバナと言いますが、

これは私がデザイナーとして仕事を請け負っていた関係で工夫したもの。

この有限会社っていう呼び名も、平成18年の新会社法施行でなくなり、

新規設立は全て株式会社となりました。

有限会社と聞けば、やはり小規模な会社のイメージはぬぐえませんが、

少なくとも12年以上は続いていることの裏付けとも言えます。

この先も地域ニーズの一翼を担い続けられるよう初心貫徹。

皆さまお力添えの程よろしくお願いします。

やっと過ごしやすくなりました。

どうぞお元気でお過ごしください。

 

丸山秀樹

松原のいえ 4月

カテゴリ名: 松原のいえ

★Oさん、ありがとう!(松原のいえ)

4月4日の朝早くOさんが永眠されました。

退院して数日後のこと。

病院から戻ってきたOさんのケアは多くが医療面となり、

介護士の私たちが出来ることは清潔保持や口腔ケア程度。

ずっとベッドで過ごすOさんに対し、何かできることはないのかなと考えていた時、

以前にスタッフが書いた「Oさんのお話」と言うタイトルのメモを見つけました。

そこには元気だった時に話してくれた、ご自身のいろいろな出来事が書いてありました。

鹿児島で生まれたこと。お母さんはいつも忙しそうで小さい頃から手伝いをしていたこと。

集団就職で愛知県に来たこと。ジャニーズの亀梨くんが好き・・などなど。

教えてもらったこの大切な思い出を、今度は私がOさんに話してみよう。

思い出して楽しい気分になれるかも。

そう思った矢先に旅立たれてしまいました。

できることを考え、探すという気持ちにさせてくれたOさんにとても感謝しています。

Oさん、ありがとう。

 

(あや)