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今おもうこと 11月

カテゴリ名: 今おもうこと

例年そうですが、年の瀬が近くなると、
過ぎた1年をちょっと振り返ってみたりします。
春のことだったか、夏のことだったか、
半年もすると記憶があいまいになってしまうのですが、
それでもいくつかの忘れられない場面が脳裏によみがえるのは、
アルバムのページをめくるようで、ひと息つける時間でもあります。
目の前にいる同僚や、たまに会う友人との間には、「今」という瞬間が存在するだけで、
過ぎた時間は、たとえ1分前でも過去。
「こうすればよかったのかな?」とか、
「あっちにしておけばよかった」っていうのも、「今」しか生きられない
人間には変えられませんよね。
公園で楽しそうに親とたわむれる幼児を見て、「あんな頃は〜」なんて過ぎた時
間に思いをめぐらせるのも、この季節のせいなのかな。

寒さも厳しくなりますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

正木の家 10月

カテゴリ名: 正木の家

★今日も来てくれるかなぁ〜

入居者様3名には訪問マッサージがあり、歩行練習も行ってくれています。
施術は30代の男性2名。
若い男性と手をつないで歩く事をとても楽しみにしておられる様子。
特に、N様は「 今日○○先生来る?」と何度も確認し、
訪問時間前になると、時計を見ながら
「あと3分…。あと2分…。」とカウントダウン。
先生が顔を出すと、「 ○○先生!」と名前を呼び、満面の笑です。
マッサージ中は「 先生いい人いないの?」 「結婚しないの?」と
先生の女性関係をチェック。
歩行練習になると「色っぽく立てばいい?」と先生に猛アピールされて
います。
先生も「そんな事しなくていいから」とそっけなくも
笑顔で優しい対応をしてくださり、そんな2人の掛け合いを見ていると、
なんだかこちらが微笑ましい気持ちにさせられます。

いくつになっても異性の目を意識していると、
肉体的にも精神的にも若々しさを保つ効果があり、
更に認知症予防にも有効なのだとか。
「 ときめき」を感じると脳が活性化し、ドーパミン等の良い神経伝達物質の分泌が活発になるとの事。
男性職員の少ない正木の家に、この先生2人は「ときめき効果」をもたらしてくれています。

いつまでも若くいたいならトキメキ!
大切なようですよ。        

(あすか) 

今、おもうこと 10月

カテゴリ名: 今おもうこと

平成14年の始め、住宅生協という団体から事務所を借りて
事業を始めたのですが、先日その団体から会員(労働組合員)
OBの介護予防となるような仕組みができないか?と
相談がありました。
具体的には、社交ダンスや英会話教室、麻雀に囲碁将棋、詩吟など。
とにかく安価で無理なく楽しめて、家から出る気になれる催しを!との事。
会場となる場所も、その団体の関連で駅前ビルの会議室やホールが利用可能
とか。
聞くところ、愛知県下には数十万人の会員がいて、
講師がつとまるほどの達人もけっこうおられるとか。
なにやら壮大な話ですが、生涯現役をひとりでも多くの高齢者が実現できれ
ば最高ですので、ここは知恵の絞りどころ。
自分も一緒に楽しめたら尚良しですよね。

季節の変わり目ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと 9月

カテゴリ名: 今おもうこと

記録的短時間大雨情報とは、数年に一度しかないような短時間の大雨情報をいうようですが、
今年はその発令回数が過去最多だとか。
あまりの大雨で河川の堤防や下水が機能せず、発令は同時に水害となる危険を意味します。
台風に伴う大雨は昔からありましたが、狭い範囲で急に降り出すゲリラ豪雨は
ここ数年で顕著になった気象状況。
これも地球温暖化の影響なのかな。過去の予測が通用しない・・というのは、
気象状況のみならず色々な面にも言えるように思います。

生涯結婚を望まない・・という若い男女が増えていることもあってか、
両親と子ども2人という標準家庭の設定もずいぶん前から通用しなくなっていますよね。
変わらないものを、なんとなく探してしまうのは、変化についていけなくなった自身のせいでしょうか。
 

どうぞお元気でお過ごしください。

 

 

丸山秀樹

松原のいえ 9月

カテゴリ名: 松原のいえ

103歳のNさん、座位がしっかり取れないことが多くなって来ました。
困ったのは移乗・・・。
今までは柵につかまり、スライドボードを使ってうまく移乗できていたのですが・・・。
そこで、介助リフトを導入することになりました!
訪問先利用者さんの家にあり、はじめは操作が不安でしたが、
慣れてくると安全に移乗でき、スタッフからも大好評のこのリフト!
今月中旬には届く予定なので楽しみです。

介助する方もされる方も、楽で安心な福祉用具、年々進化し
ているみたい。
リフトを見たり試したりしたい方、お気軽にお越しください。   

(あや)

正木の家 9月

カテゴリ名: 正木の家

8月末『正木の家夏祭り』を開催しました。

今年は唄ごえサロン利用者さんも参加で、昨年にも増しての大盛況。
入居者様、ご家族、地域の方・・笑顔の絶えない3時間となりました。

この頃、正木の家が地域の方に受け入れられているなぁと感じる事がたくさんあります。
小学校の運動会を見に行くと、「正木の家でしょ。暑いからテントの中に入りな。 」
と声を掛けて下さったり、盆踊りに行けば、正木の家の為に
場所を確保しておいて下さったり・・・。

地域で暮らす人々の温かさに触れる機会がどんどん増えてきている気がします。
認知症に対する誤解と偏見はまだまだあります。
入所相談では「ひとり暮らしは危険…。」 という理由だけの事も少なくありません。
ちょっとの助けがあれば、そこで暮らしていけるのに…。

入居者様と接してくれる地域の方や唄ごえサロンの方を見ていると、
気づいてくれる人、助けてくれる人はたくさんいるのだと感じます。

認知症の人が住みやすい町。認知症でも大丈夫な町。
こんなに温かい人がいる正木町は、そんな町にきっとなれる気がします。

(あすか)

松原のいえ 8月

カテゴリ名: 松原のいえ

★永らくおつかれさま〜(松原のいえ)

8月入ってすぐのある日、冷蔵庫が壊れました。
冷凍庫が使えなくなってしまったのです。
慌てて修理屋さんにきてもらいましたが、そろそろ寿命・・・とのことで、
新しい冷蔵庫を買うことになりました。

最新式の冷蔵庫はちょっと大きくて、省エネもバッチリ。
でも今までの冷蔵・冷凍の引き出しの配置が違うので、
間違えて何度も開け閉めしたり、暗黙の了解でバターや味噌などの場所が決まっていたのに
あれドコドコ?となってしまい、なんだか調子が狂います。
当たり前だった今までの冷蔵庫のありがたみを感じました。

気がつけば松原のいえも8年目、
冷蔵庫もずっと活躍してくれました。
今までありがとう!

 

(あや)

正木の家 8月

カテゴリ名: 正木の家

★これからもよろしく!PART2

正木の家にもうひとり、新しい方が入居されました。
パワフルな81歳N様。
初めてお会いしたのは坂文種病院でした。
お会いした時、 N様からはえもいわれぬ強い生命力を感じました。入所してからも、
「 まだまだ私は頑張れる」そんな力強さを感じます。
ほとんどない歯でどんぶり一杯のご飯を食べ、歩けなくなるからと、手すりを使って歩行練習をしたり・・・。
自分がこうと決めたら絶対に譲らないかたくなな性格。
生き抜こうとする前向きさと自信が感じられるのです。
前向きに生きる事、自分を信じ続ける事がいつまでも元気で生きられる身体を作るのだと感じさせられました。

菜の花ヘルパーさんや、正木の家職員さんの中にも70歳以上で頑張ってくれている方がたくさんいます。
見習うべき先輩達がたくさんいるこの環境に感謝し、
私も前向きに生きる力、自分を信じる心を鍛えていかなくてはいけません。

 

(あすか)

今おもうこと 8月

カテゴリ名: 今おもうこと

菜の花通信を書き始めた今日は立秋。
同日に予定されていた夏の甲子園は、台風5号の影響で8日に順延となりました。
高校球児が繰り広げるドラマと共に、いよいよ日本中に夏休みが訪れます。
親元を離れ、新社会人として頑張ってきた若者も、この夏は故郷に帰るのかな。
少ない給料をやりくりして旅費を工面し、心ばかりのお土産を買って故郷へ。
小学校の校庭で開催される盆踊りに行けば、地元で頑張っている懐かしい顔にも会える。
距離や時間の隔たりを超えて、もうひとりの自分を見つけたような気持ちになれる時間なのかもしれません。
毎年のことですが、これから中継される試合の、白球を打つ金属音や歓声に、
過ごしてきた夏を思い出したりします。
過ごしにくい日々が続きますが、どうぞお元気でお過ごしください

丸山秀樹

松原のいえ 7月

カテゴリ名: 松原のいえ

先月、 Yさんは2泊3日で広島旅行に行かれました。
少し体の不自由なYさんですが、旅行会社の方がマンツーマンで同行してくださるので安心です。
旅行の前はいつも以上に体調管理に気をつけ、万全の体調で出発!
ところが・・・なんと同行してくれた旅行会社の方が風邪でダウン。
途中、広島でお医者さんに駆け込み、なんとか最後まで同行してくださいました。
想定外の出来事に驚きましたが、予定していた観光先へは全て行くことができたようで、
大満足で帰って来られました。
来年も楽しい旅行ができるように、一年元気で過ごして欲しいです。

 

(あや)