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正木の家 12月

カテゴリ名: 正木の家

★1年分のありがとう!

1年が過ぎるのは本当にあっという間です。
今年は3名の入居者様との寂しい別れがありました。
そして3名の入居者様と嬉しい出会いがありました。

年末になると、お別れした入居者様の顔が浮かんできます。
職員同士の会話でも話題に上がる事が多いように思います。
今年1年をしっかり振り返りなさいと言ってくれているのでしょうか。
別れは寂しいものではありましたが、沢山の経験を与えてくれました。
そして、新しい出会いを連れてきてくれました。

今年1年をしっかり振り返り、来年の正木の家をより良いものにしていけたらと思っています。
開所して6年、たくさんの出会いと別れにかかわれたことに本当に感謝しています。
そしてまだまだ未熟な私を、支え続けてくれる職員の皆様に感謝しています。
                 

あすか
 

今おもうこと 12月

カテゴリ名: 今おもうこと

飛脚マークで有名な某運送会社。
先日、発送する荷物依頼の電話をしたら、
「集荷は翌日になります・・」との回答。
折からのドライバー不足もここまできたかと、ちょっと驚きました。
夜の発送でも翌日には届く!ってのがウリだったのに。
でも、まあ考えてみたら1日前に準備をして送ればよいだけの話ですよね。
それでドライバーの負担や事故が減らせるのであれば、
積極的に取り組むべきかも。
深夜営業のレストランや居酒屋も、
相次いで休業日や時間短縮を取り入れているとか。
昔はデパートも元旦は休業で、その分お年玉の使い道を考える幸せな時間が長かった
ような気がします。
「せまい日本、そんなに急いでどこへ行く?」なんてコピーもありましたね。

今年も残す所あとわずかですが、
ちょっとスピード緩めて過ごせたらと思いました。
寒さはこれからが本番!
どうぞお元気でお過ごしください。
               

丸山秀樹

松原のいえ 11月

カテゴリ名: 松原のいえ

★うたは世(夜)につれ ♬ (松原のいえ)

宿直の夜、なにやら下から不思議な声が・・。
耳を済まして聞いてみると、ひくーい声でお経を唱えているよう。
さらによーく聞いてみると、時々パン・パンと
手を打つような音も聞こえてきました。
聞けば聞くほどお経にしか聞こえなくなり、恐る恐る1階に
降りて確かめてみることに!
その音はGさんのお部屋から聞こえてきていました。
まさかこんな時間にお経? Gさんが??
勇気を出してお部屋を覗いてみると、リラックスムードで
歌番組を楽しまれているGさん。
字幕で出る歌詞に合わせて歌って、時々合いの手をうっておられたよう
です。
どう聞いてもお経にしか聞こえなかった〜。 
ちょっと音痴?なGさんの素敵な一面を見せてもらいました。 
            
(あや)

正木の家 11月

カテゴリ名: 正木の家

★スター誕生??(正木の家)

先月、闇之森八幡社秋祭のカラオケ大会に正木の家の歌姫i様と
唄ごえ十八番の店長ゴリカツさんが出場しました。
昨年に続き2回目の出場です。
今年も入居者様とうちわを持って応援に出掛けました。
歌は『もしかしてPART2』
歌姫は黒のドレス。店長はスーツにサングラス、
更にワイングラス片手にと衣装もばっちりです。
2人共さすがの貫録で全く緊張してる様子もありません。
歌が始まるとみんなで大歓声です。
そんな歓声に余裕の笑顔で手を振る歌姫、さすがです。
最後には正木の家と唄ごえ十八番の宣伝もしてもらい、
みごと大役をこなしてくれました。
来年ももちろん出場予定です。
目指せ第2の真咲よう子!
皆様応援してくださいね。
                 

(あすか)

今おもうこと 11月

カテゴリ名: 今おもうこと

例年そうですが、年の瀬が近くなると、
過ぎた1年をちょっと振り返ってみたりします。
春のことだったか、夏のことだったか、
半年もすると記憶があいまいになってしまうのですが、
それでもいくつかの忘れられない場面が脳裏によみがえるのは、
アルバムのページをめくるようで、ひと息つける時間でもあります。
目の前にいる同僚や、たまに会う友人との間には、「今」という瞬間が存在するだけで、
過ぎた時間は、たとえ1分前でも過去。
「こうすればよかったのかな?」とか、
「あっちにしておけばよかった」っていうのも、「今」しか生きられない
人間には変えられませんよね。
公園で楽しそうに親とたわむれる幼児を見て、「あんな頃は〜」なんて過ぎた時
間に思いをめぐらせるのも、この季節のせいなのかな。

寒さも厳しくなりますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

正木の家 10月

カテゴリ名: 正木の家

★今日も来てくれるかなぁ〜

入居者様3名には訪問マッサージがあり、歩行練習も行ってくれています。
施術は30代の男性2名。
若い男性と手をつないで歩く事をとても楽しみにしておられる様子。
特に、N様は「 今日○○先生来る?」と何度も確認し、
訪問時間前になると、時計を見ながら
「あと3分…。あと2分…。」とカウントダウン。
先生が顔を出すと、「 ○○先生!」と名前を呼び、満面の笑です。
マッサージ中は「 先生いい人いないの?」 「結婚しないの?」と
先生の女性関係をチェック。
歩行練習になると「色っぽく立てばいい?」と先生に猛アピールされて
います。
先生も「そんな事しなくていいから」とそっけなくも
笑顔で優しい対応をしてくださり、そんな2人の掛け合いを見ていると、
なんだかこちらが微笑ましい気持ちにさせられます。

いくつになっても異性の目を意識していると、
肉体的にも精神的にも若々しさを保つ効果があり、
更に認知症予防にも有効なのだとか。
「 ときめき」を感じると脳が活性化し、ドーパミン等の良い神経伝達物質の分泌が活発になるとの事。
男性職員の少ない正木の家に、この先生2人は「ときめき効果」をもたらしてくれています。

いつまでも若くいたいならトキメキ!
大切なようですよ。        

(あすか) 

今、おもうこと 10月

カテゴリ名: 今おもうこと

平成14年の始め、住宅生協という団体から事務所を借りて
事業を始めたのですが、先日その団体から会員(労働組合員)
OBの介護予防となるような仕組みができないか?と
相談がありました。
具体的には、社交ダンスや英会話教室、麻雀に囲碁将棋、詩吟など。
とにかく安価で無理なく楽しめて、家から出る気になれる催しを!との事。
会場となる場所も、その団体の関連で駅前ビルの会議室やホールが利用可能
とか。
聞くところ、愛知県下には数十万人の会員がいて、
講師がつとまるほどの達人もけっこうおられるとか。
なにやら壮大な話ですが、生涯現役をひとりでも多くの高齢者が実現できれ
ば最高ですので、ここは知恵の絞りどころ。
自分も一緒に楽しめたら尚良しですよね。

季節の変わり目ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと 9月

カテゴリ名: 今おもうこと

記録的短時間大雨情報とは、数年に一度しかないような短時間の大雨情報をいうようですが、
今年はその発令回数が過去最多だとか。
あまりの大雨で河川の堤防や下水が機能せず、発令は同時に水害となる危険を意味します。
台風に伴う大雨は昔からありましたが、狭い範囲で急に降り出すゲリラ豪雨は
ここ数年で顕著になった気象状況。
これも地球温暖化の影響なのかな。過去の予測が通用しない・・というのは、
気象状況のみならず色々な面にも言えるように思います。

生涯結婚を望まない・・という若い男女が増えていることもあってか、
両親と子ども2人という標準家庭の設定もずいぶん前から通用しなくなっていますよね。
変わらないものを、なんとなく探してしまうのは、変化についていけなくなった自身のせいでしょうか。
 

どうぞお元気でお過ごしください。

 

 

丸山秀樹

松原のいえ 9月

カテゴリ名: 松原のいえ

103歳のNさん、座位がしっかり取れないことが多くなって来ました。
困ったのは移乗・・・。
今までは柵につかまり、スライドボードを使ってうまく移乗できていたのですが・・・。
そこで、介助リフトを導入することになりました!
訪問先利用者さんの家にあり、はじめは操作が不安でしたが、
慣れてくると安全に移乗でき、スタッフからも大好評のこのリフト!
今月中旬には届く予定なので楽しみです。

介助する方もされる方も、楽で安心な福祉用具、年々進化し
ているみたい。
リフトを見たり試したりしたい方、お気軽にお越しください。   

(あや)

正木の家 9月

カテゴリ名: 正木の家

8月末『正木の家夏祭り』を開催しました。

今年は唄ごえサロン利用者さんも参加で、昨年にも増しての大盛況。
入居者様、ご家族、地域の方・・笑顔の絶えない3時間となりました。

この頃、正木の家が地域の方に受け入れられているなぁと感じる事がたくさんあります。
小学校の運動会を見に行くと、「正木の家でしょ。暑いからテントの中に入りな。 」
と声を掛けて下さったり、盆踊りに行けば、正木の家の為に
場所を確保しておいて下さったり・・・。

地域で暮らす人々の温かさに触れる機会がどんどん増えてきている気がします。
認知症に対する誤解と偏見はまだまだあります。
入所相談では「ひとり暮らしは危険…。」 という理由だけの事も少なくありません。
ちょっとの助けがあれば、そこで暮らしていけるのに…。

入居者様と接してくれる地域の方や唄ごえサロンの方を見ていると、
気づいてくれる人、助けてくれる人はたくさんいるのだと感じます。

認知症の人が住みやすい町。認知症でも大丈夫な町。
こんなに温かい人がいる正木町は、そんな町にきっとなれる気がします。

(あすか)