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正木の家 4月

カテゴリ名: 正木の家

★これから仲よく暮らしましょ〜

3月26日、正木の家に新しい入居者様が入られました。
正木の家ではまだまだピチピチの70歳。
色白でお肌もピッチピチです。
ユーモア満載で、いつも冗談を言ってはみんなを笑わせてくれます。
まず、顔を合わせると「 248 863!!」と、
名前をもじって元気に自己紹介。
英語もお上手で、立ち上がる時は「スタンドアップ!」
座るときは「シッドダウン!」と掛け声。
おやつを食べ終えると「ベーリーグッド!ワンスモア!」と
お代わり要求!? 毎日英語が飛び交っています。
さすがピチピチ70歳なだけあってとってもパワフル。
個性溢れる正木の家にはぴったりです。

おもしろい数え歌も教えてもらいました。
「いちにの三平さん、仕事もなくて碁ばかり打って、
ろくな事せずに、質屋で恥をかき食う事十人前 ~ ♪ 」
皆さんも唄ってみて下さいな。   

(あすか) 

松原のいえ 3月

カテゴリ名: 松原のいえ

★夢見ごこちはいい気持ち?(松原のいえ)

ある日の朝、Yさんが「 昨日お酒をいっぱい飲んで酔っ払った夢をみたよ〜 」と
話してくださいました。

「久しぶりに酔っ払って楽しかったなぁ〜」と、まるで本当に飲んでいたみたい。

「楽しい夢がみれてよかったね〜 」と二人で話していたら・・・
後から起きてきたOさん、

「 私、昨日お酒を飲んだ夢をみたの、楽しかったわ〜」とまさかの同じ夢の話でびっくり!

YさんもOさんも昔はお酒を楽しんでいたんでしょう。
今ではほとんど飲むこともなくなってしまったお二人ですが、
楽しい夢がみれてよかったなと、嬉しい気持ちになりました。

(あや)

正木の家 3月

カテゴリ名: 正木の家

★治ってよかった〜(正木の家)

K様が右上腕を骨折してしまいました。1週間程前から「腕が痛い」とは言っておられたものの、
外傷や腫れもなく動かしておられた為、様子をみていました。

しばらくして肩の下あたりがぷっくりと腫れ、右腕が動かせなくなってしまいました。
坂文種病院救急を受診すると、骨折との事。
大きなギプスをして帰って来られました。
痛いと訴えていた時、もっと早く気付いて受診していたら骨折まではいかなかったかも。

毎日のように「頭が痛い」、「目が痛い」等と様々な所が痛いと訴えられているK様。
この時も同じように考えていました。
毎日の訴えに慣れ、認知症介護の基本である、『気づき』や『観察』ができていなかったと
反省しました。

認知症ケアに慣れる事、その人に馴れる事は悪い事ではないと思います。
しかし、慣れることによって大切な事を見落としたり、疎かにしてしまう原因なります。
いつでも初心を忘れず、些細な事にも気づけるようでないといけないなっと感じました。

そんなK様。全く動かせなかった右腕ですが、
3週間もたたないうちに食事も右手で食べ、車椅子のストッパーも右手で外し、
動くわ動くわで職員、ご家族、北川先生もびっくりです。

恐るべし95歳!

今、おもうこと 3月

カテゴリ名: 今おもうこと

アンガーマネジメントという怒りの感情をコントロールする手法、
近ごろ注目されているそうです。
企業で働く社員のストレスマネジメントや、小・中学校の教育プログラムにも組み込まれているんだとか。
そんなノウハウのひとつが、「 怒りの6秒ルール 」。怒りのピークは6秒しか続かな
いので、この6秒をやりすごすと、怒りをやわらげることができるらしいです。
アタマ来たー!って感じたら、深呼吸しながら6つ数える。
確かに後で考えたら、なんであんなに怒ったのだろう?ってこと、よくありますね。

毎日の暮らしの中、腹の立つことはたくさんあると思います。怒りの感情を抑えるのでなく、
感情のピークをやり過ごすのが極意だとか。
はずみで言わなくてもいいひと言までいってあとで後悔するよりも、
そこはひとつ6秒ルールで!

どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

松原のいえ 2月

カテゴリ名: 松原のいえ

1月はGさんとNさんのお誕生日だったので、のいえで合同お誕生日会をしました。

お寿司とオードブルを用意して、ノンアルコールビールで乾杯!みんなで食卓を囲みわいわい楽しいお誕生日になりました。

ひとしきり食べた後はみんなで記念写真!

美味しいものを食べてみんないつもに増していいお顔でした。

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正木の家 2月

カテゴリ名: 正木の家

昨年、年が暮れるのと同時に入居者K様90年の生涯も暮れようとしていました。

30日から食事が食べられなくなり、少しの水分と点滴のみ。

起き上がることもできず、ベッドで一日を過ごしておられました。

年が明けると少し元気を取り戻し、アイスクリームやプリンを数口召し上がられるようになりましたが、
90年頑張ってきた身体はもう限界だったのでしょう、1月11日の11時50分に永眠されました。

 

ご家族は近くに住んでおられた事もあり、調子を崩されて以降ほぼ毎日のように面会に来て下さいました。

最後も大好きな息子様に看取られ90年の人生を閉じられました。

息子様の通夜でのご挨拶に、こんな言葉がありました。

「母は昔から心配性で、いつも何かを心配し、

心配事がなくなると、心配事がない事を心配しているような人でした。

しかし、80歳過ぎあたりから、母は忘れる事を覚えました。」・・・と。

 

忘れる事は悪い事ばかりではありません。

自分を守る、回りを安心させることができるひとつの手段なのかもしれません。
認知症は困った病気ではなく、前向きに向き合えば悪い事ばかりではないのかな。

 

 

(あすか)

今おもうこと 2月

カテゴリ名: 今おもうこと

65歳か70歳か。高齢者の定義については、近頃新聞紙上でもよく取りあげられるようになりました。 確かに60歳から年金もらって隠居生活ってのはもはや通用しませんが,支給開始年齢を吊り上げようという政府の意図も見え隠れします。

菜の花でも70歳代の皆様にたくさん活躍してもらっていますし、できれば誰しも「生涯現役!」 を目指したいですよね。

今の制度、医療証でいえば、75歳以 上が後期高齢者となるのかな。でも、制度や年齢のくくりでつまらない区別をしているより、ずっと社会と関わりながら活躍してもらう仕組みを先に考えるべきだと思うので すが・・。

春はもう少し先になりそうです。 どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今おもうこと 1月

カテゴリ名: 今おもうこと

昨秋、雀荘ダグラス70の大家さんが他界されました。

お元気な頃は区政協力委員長や日置神社氏子総代などを歴任された地域の名士。

後継の長男と話し合い、主人は居なくなったもののせっかくの自宅スペースなので、

今後もなにか地域の方々に役立つ場所として活用したらどうか?という展開になりました。

雀荘は今後も継続しますが、それ以外に元気な高齢者のチカラを活かした「 元気食堂 」とか、

おばあちゃん達が見守る託児所など・・。

松原のいえや正木の家がそうだったように、ご縁から生まれた話ですので、

最大限の努力をする覚悟です。

今度は「川の見える家」になるのかな?

具体的なプランはこれから1年余りかけて練っていく予定です。

寒に入りさむさもこれからが本番、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

正木のいえ1月

カテゴリ名: 正木の家

★袖すりあうも(正木の家)

明けましておめでとうございます。

年があけ、正木の家は丸5年過ぎ、6年目を迎えています。

本当に怒涛のように過ぎていった5年間でした。

しかし、そんな怒涛のような5年の間にも 名の入居者様との出会いがありました。

そして、6名の入居者様との別れがありました。

先日、ある人から『袖すりあうも他生の縁』と言うことわざについて教えてもらいました。

偶然でほんのささやかな出会いであっても、それは前世からの深い縁でおこるものなのだと。

この5年間に出会った 名の入居者様との出会にもきっと深い縁があったのです。

そんな出会いや、入居者様の最後の何年間かを一緒に過ごさせてもらう事に感謝をしな

がら、これからも明るく元気な「正木さんち」でいたいと思います。

 

(あすか)

松原のいえ1月

カテゴリ名: 松原のいえ

★年賀状(松原のいえ)

年末のある日、キッチンでYさんがせっせと年賀状を書いておられました。

字がうまく書けなくなったから、もう年賀状を出すのはやめようかな・・・と言いながらも、

去年届いた年賀状を一枚一枚眺め、この人は小学校からの付き合いだな〜とか、

この人は入院したと聞いたけど元気になったかな〜、と

ひとりひとりの顔を思い浮かべながら書いておられました。

年賀状ってちょっと面倒、いまならメールやラインの挨拶でいいか〜と考えていたけど、

一年に一度、こんな風にゆっくりと相手の人を想いながら年賀状を書くのって素敵だなって

思いました。

大人になってから年賀状を出したことのない私・・・。

今度の年越しには年賀状を書いてみたくなりました。

 

(あや)