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松原のいえ 8月

カテゴリ名: 松原のいえ

★永らくおつかれさま〜(松原のいえ)

8月入ってすぐのある日、冷蔵庫が壊れました。
冷凍庫が使えなくなってしまったのです。
慌てて修理屋さんにきてもらいましたが、そろそろ寿命・・・とのことで、
新しい冷蔵庫を買うことになりました。

最新式の冷蔵庫はちょっと大きくて、省エネもバッチリ。
でも今までの冷蔵・冷凍の引き出しの配置が違うので、
間違えて何度も開け閉めしたり、暗黙の了解でバターや味噌などの場所が決まっていたのに
あれドコドコ?となってしまい、なんだか調子が狂います。
当たり前だった今までの冷蔵庫のありがたみを感じました。

気がつけば松原のいえも8年目、
冷蔵庫もずっと活躍してくれました。
今までありがとう!

 

(あや)

正木の家 8月

カテゴリ名: 正木の家

★これからもよろしく!PART2

正木の家にもうひとり、新しい方が入居されました。
パワフルな81歳N様。
初めてお会いしたのは坂文種病院でした。
お会いした時、 N様からはえもいわれぬ強い生命力を感じました。入所してからも、
「 まだまだ私は頑張れる」そんな力強さを感じます。
ほとんどない歯でどんぶり一杯のご飯を食べ、歩けなくなるからと、手すりを使って歩行練習をしたり・・・。
自分がこうと決めたら絶対に譲らないかたくなな性格。
生き抜こうとする前向きさと自信が感じられるのです。
前向きに生きる事、自分を信じ続ける事がいつまでも元気で生きられる身体を作るのだと感じさせられました。

菜の花ヘルパーさんや、正木の家職員さんの中にも70歳以上で頑張ってくれている方がたくさんいます。
見習うべき先輩達がたくさんいるこの環境に感謝し、
私も前向きに生きる力、自分を信じる心を鍛えていかなくてはいけません。

 

(あすか)

今おもうこと 8月

カテゴリ名: 今おもうこと

菜の花通信を書き始めた今日は立秋。
同日に予定されていた夏の甲子園は、台風5号の影響で8日に順延となりました。
高校球児が繰り広げるドラマと共に、いよいよ日本中に夏休みが訪れます。
親元を離れ、新社会人として頑張ってきた若者も、この夏は故郷に帰るのかな。
少ない給料をやりくりして旅費を工面し、心ばかりのお土産を買って故郷へ。
小学校の校庭で開催される盆踊りに行けば、地元で頑張っている懐かしい顔にも会える。
距離や時間の隔たりを超えて、もうひとりの自分を見つけたような気持ちになれる時間なのかもしれません。
毎年のことですが、これから中継される試合の、白球を打つ金属音や歓声に、
過ごしてきた夏を思い出したりします。
過ごしにくい日々が続きますが、どうぞお元気でお過ごしください

丸山秀樹

松原のいえ 7月

カテゴリ名: 松原のいえ

先月、 Yさんは2泊3日で広島旅行に行かれました。
少し体の不自由なYさんですが、旅行会社の方がマンツーマンで同行してくださるので安心です。
旅行の前はいつも以上に体調管理に気をつけ、万全の体調で出発!
ところが・・・なんと同行してくれた旅行会社の方が風邪でダウン。
途中、広島でお医者さんに駆け込み、なんとか最後まで同行してくださいました。
想定外の出来事に驚きましたが、予定していた観光先へは全て行くことができたようで、
大満足で帰って来られました。
来年も楽しい旅行ができるように、一年元気で過ごして欲しいです。

 

(あや)

正木の家 7月

カテゴリ名: 正木の家

正木の家に新しい入居者様が入られました。

Kさん(75)まだまだピチピチの70代です。

高校卒業後から定年まで大手企業で総務をされていたそうで、

最後は課長まで昇進したバリバリのキャリアウーマンです。

定年後はご自分でマンションを購入、自宅でお茶とお花の先生をされていたとの事。

同い年のSさんとすっかり打ち解け、 Nさんを含め70代の女子会が毎日開かれています。

徐々に正木の家に慣れてきてはいるものの、やはりまだ「どうしてここにいるのか」、「いつまでいるのか」と毎日不安は尽きません。

そんな時に頼りになるのがSさんの存在です。

誰とでも分け隔てなく仲良くなれるSさん。「そっかー」、「それは大変だね~」とうんうんとKさんの話を聞いてくれます。

Sさんの存在はKさんにとってとても重要な存在となっています。

もちろん正木の家にとってもとても重要な存在。

本当にSさん様様ですね。

はやくKさんの不安がなくなり、毎日笑顔で暮らせる日がくるようスタッフ一同思案中です。

 

(あすか)

今、おもうこと 7月

カテゴリ名: 今おもうこと

過日行われた都議選の結果は、戦っている立候補者よりも、
市民の方が予想できていたのではないかと思います。
民意というものがどこに存在するのか、目には見えないので誰にもわかりませんが、
「なんか変」とか、「解せない」というひとりひとりの気持ちの合計が
大きな結果として現れたんでしょう。
「 思いのエネルギーが物質の存在にも影響する」 という考え方は、
物理学の世界でも大きな研究課題のようです。

ひとりの人間の思いはとても小さなものでしょうが、千人万人となると、
もしかしたら岩をも動かすような力になるのかもしれません。
小さな地球上で多くの人間が孫子の代まで安全に暮らしていくためには、
解決しなければならない問題が山積みです。
よりよい明日が訪れるような思いを持ち続けたいとオモイマシタ。
暑い毎日ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

今、おもうこと 6月

カテゴリ名: 今おもうこと

訪問サービス先や、入居されている高齢者の方々の多くは昭和初期生まれ。
事業所を始めた頃は、明治生まれという方もチラホラありましたが、
今では大正生まれの方も数えるほどになりました。

私も含めスタッフの多くは昭和生まれで、元号変わりは平成のみ。
明治から3つも経験している利用者の皆さんてすごい!と思っていました。
ところがこのたび、来年末か再来年の春に、新しい元号に変わることが決まったようです。
大化以降、何回変わったのか知る由もありませんが、なんだか歴史の1ページを刻んでいるような気持ち。
ちなみに平成の意味は、内外天地とも平和が達成されるとのことだったそうです。
その通りの30年であったどうかは不明ですが、よい時代になるよう新しい元号に期待するとしましょう。

過ごしにくい季節になりますが、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹

正木の家 6月

カテゴリ名: 正木の家

★明日は今日の続きじゃないかも(正木の家)

5月は正木の家にとって、とても寂しい出来事がふたつありました。
4月から入院しておられたK様の転所と、突然のT様との別れ。
お二人とも開所してまもなく正木の家に入所され、もう6年のお付き合いでした。
正木の家で90歳を迎え、認知症の進行やADLの低下はみられましたが、
まだまだお元気で、これからもお付き合いは続いていくものだと思っていました。
T様と最後に交わした言葉を、私は思い出す事ができません。
出勤したら、当たり前のようにいつもの席にいて、「おはよう」 とあいさつを交わすものだと思っていました。
K様もまたいつものように復活、退院して正木の家に帰って来てくれるものだと、
当たり前のように思っていました。
90歳を超えたお二人の年齢を考えたら、いつまでも同じ日々が続くことはないと、
わかっているようでわかっていなかったのです。
一日一日の大切さを分かっていなかったのです。
入居者様と過ごす毎日がどんなに貴重なものか、改めて感じさせてもらいました。
当たり前のように一緒に過ごす日々を、当たり前と思わず、毎日を大切にしたいと思います。  

(あすか) 

松原のいえ 6月

カテゴリ名: 松原のいえ

★みどりのカーテン(松原のいえ)

玄関のお花がゴーヤに変わりました。
毎年この時期、園芸係の社長がゴーヤを植えます。
ちいさな苗だったのにぐんぐん伸び、あっという間に大きくなりました。
大きなマンションやビルに囲まれ、日当たりはいまひとつですが。
でも、これからもっと大きくなって、夏の盛りには実をつけて欲しいと思います。
わさわさに茂った葉っぱは、緑のカーテンとなり見た目にも涼しげ。
実がなったらゴーヤチャンプルにしてみなさんと食べようと思ってい
ます。
早く立派な実がならないかな〜。
      
(あや)

今、思うこと 5月

カテゴリ名: 今おもうこと

昨年より実施された要支援者(軽度者)の切り離し。
日常生活支援総合事業という名でボランティアもどきな活動も含め、
それぞれの自治体任せとなっています。
超高齢社会を支えるために地域の活力を!という狙いですが、
名古屋市の場合は参入する事業者が少なく、ホントに大丈夫?といった状況です。
他方、3月に開催した婦人服メーカーとコラボのフリマ。
松原学区という限定でしたが、お元気なオバチャマ達で大にぎわいでした。
楽しみや衣食住など生活に密着した取り組みであれば、
自然に人は集うのだと強く感じました。
制度や理屈で支え合う仕組みを模索するより、人と人が自分の意思で集ったり関わりあえるような
「文化」を醸成すべきだと、大きなヒントをもらったような気持ちです。

過ごしやすい季節、どうぞお元気でお過ごしください。

丸山秀樹