正木の家5月
カテゴリ名: 正木の家
入院されていたN様が無事退院しました!少しやせておられましたが、麻痺もほとんどなく、元気に正木の家に帰ってきてくれました。
ただ、バルーンをぶら下げて…。入院してから自尿がなく、病院では導尿をしていたそうですが、退院にあたってバルーンの挿入となりました。
なんとか抜く方向にもっていきたいと、日中は膀胱トレーニングを開始しました。バルーンの入った入居者様は、正木の家では初めてで、最初はみんな戸惑いはありましたが色々と頑張ってくれました。
とくに夜間は眠れないと動き回られる為、夜勤さんはバルーンが抜けないようにとN様の居室に待機し、一緒に過ごしてくれていました。大変だったと思います。
それでもみんなが様々な知恵を振り絞って工夫し、お互いに教え合い、 N様の為にと協力し合ってくれました。N様自身も「ない方がいいなぁ~」と言いながら頑張ってくれました。
そして今回は、訪問看護さんにとてもお世話になりました。夜間にバルーンを抜いてしまった時も朝の4時に駆けつけ、入れ直してくださいました。
ようやくバルーンの抜去をしてみようと協力をお願いした時も、1回失敗に終わって2回目をお願いした時も、いつも快く引き受けて下さいました。そして今、しっかり自尿もあり、なんなら尿意もあるという素晴らしい回復を遂げております。
みんなが同じ方向に向かって、入居者様の為に動いてくれる。そしてたくさんの人に支えられている。正木の家はそんなところです。 本当にありがたい限りです。
あすか